仕事を休むのに勇気が必要であると感じることはあるのでしょうか?
休むかどうか迷うということはあるかもしれませんが、勇気を出して思い切らないと仕事を休むことができないのは危険かもしれません。
仕事を休む際に勇気を持たなければいけないことの問題性について考えていきましょう。
仕事を休むことに勇気は必要ない
ハッキリ言ってしまえば、仕事を休むことに勇気は必要ないと考えていいでしょう。
なぜなら休まないといけない状態や状況であれば、仕事を休むことは当たり前のことだからです。
当たり前のことを勇気を出してする必要はありませんよね?
つまり、仕事を休む際に勇気を出さなければいけないということはおかしいというわけです。
おかしいという状態を普通と考えてしまっているのであれば、仕事を休むのに勇気が必要と思ってしまうかもしれませんが、普通に考えたら休むことに勇気は必要ないと思っておいて問題ありません。
まぁ仕事を休むかどうか悩む迷うということはあるかもしれませんが、これらは勇気とは別でタイミングだったり、体調の度合いだったりで休むかどうしようかなぁという部分の話です。
あまりにも非常識な状況でなければ、休むということを決める、休むという行為をするということ自体に勇気を出す必要はないということです。
なぜ仕事を休むのに勇気が必要と思うのか
そもそもなぜ仕事を休むという行為に勇気が必要と思ってしまうのかは、休みにくい会社に勤めているからというケースがほとんどではないでしょうか。
- 休む理由をネチネチ聞かれる
- 休むと嫌味を言われる
- 休むと評価を下げられる
- 休むと仕事が増えまくる
というような、休むことを露骨に責めてくるような会社の文化だったり雰囲気、そういう上司の下で働いているという場合は、休むことに勇気が必要になるかもしれません。
ですが、もうこういう会社や状態はおかしいと考えてしまった方がいいでしょう。
勇気を出さなければ会社を休めないのであれば、休んだとしてもいろいろな部分で休まっていないでしょうし、休み明けの不安の方が大きいのではないでしょうか。
このような状態になっているのであれば、あなたに必要なのは休む勇気ではなく、会社や環境を変えるという決意や行動になるでしょう。
仕事を休むのに勇気を出さないといけないは危険
仕事を休むのに勇気が必要であるのは危険な状態です。
危険とは、あなた自身とその会社のふたつの要素が危険です。
なぜあなた自身も危険かというと気軽に休めないということで心身への負担は増しているでしょうし、休むことを考えるストレス、休むと決めたときのストレス、休む連絡をするストレス、休み明けのストレス、など本来不要なストレスを多く抱えているという状態であるということです。
おそらくこのような状態では、休みの間も休めていないのではないでしょうか。
会社が危険というのは、社員が勇気を出さないと休むといえない会社は問答無用で危険といえるでしょう。
安心して働ける環境ではないともいえますし、休むことを悪という風潮が強く評価や対応にも影響してくるようでは、異常としか言いようがありません。
どちらにせよ、会社を休むのに勇気が必要だと感じたのであれば、自分と会社に危険性があると考えて、早めに安全安心して働くためには何をすべきかということを考えたほうがいいでしょう。
勇気を出さないと仕事を休めないのは普通ではない
勇気を出さないと仕事を休むことができないという状態は普通ではないと考えておいてください。
普通ではない要素は、あなた自身と勤めている会社と両方です。
また、あなたが普通ではなくなったことはあなたのせいではなく、そうさせた会社がおかしいので自分を責める必要はありません。
本来であれば、勇気が必要のない仕事を休むという行為に勇気を出さないと休めないと感じたらもう危険性があると考えてください。
自分の精神の疲れやストレスは自分では気がつきにくいものです。
休むことすら勇気が必要なのはおかしいですが、勇気を出してまで休まないといけない状態というのも考え物ですよね。
このような状況であるのであれば、仕事を休む勇気を出すのではなく、仕事を変える勇気、環境を変える勇気、自分の心身を本気で労わる勇気をもって、勇気を出さなければ休めないような仕事や会社と決別する道を考えたほうがいいかもしれません。