平日に休んだ分を休日出勤で補うというようなアホなことをする人は少ないでしょうが、中にはいます。
わざわざ休日に仕事をすることを頑張っている、と思いますでしょうか?
いやいや、頑張っていないどころか無能でしょう。
自分の都合で休んだ分を休日出勤で補う、休みなのに出勤する人のこずるさと愚かさについて考えていきましょう。
休んだ分を補うために休日出勤はあるのではない
休日出勤は労働基準法を遵守していれば違法ではなく、休日出勤が必要な場合もあるでしょう。
しかし、自分が勝手に仕事を休んだからという理由で休日出勤をして補うというのはあまり適切なケースとは考えられません。
なぜなら、休日出勤の場合は割増賃金が発生してしまう場合があるからです。
つまり、休日に仕事をすれば通常より多くお金を貰えるということになるわけで、社内のルールや違法性がなくとも、平日に休んだ分を休日出勤で補うことをしている社員に対して不信感を抱いてしまうでしょう。
また、最初からお金が目的で休日出勤をしようとしているのでは?という見方もできてしまいます。
会社が承認していれば、文句を言っても仕方がない部分はありますが、勝手に自分で平日休んでおいて、休日出勤で補填していても、業務は問題ないかもしれませんが、周りからしたらアホらしいと思ってしまいますよね。
真面目に平日働いている人間よりも、平日にサボって休日出勤でより稼いでいる人間がいれば周りはモチベーションが下がりますし、そうしている本人は意図的でないとしてもこずるいクソ野郎と思われて当然でしょう。
また、周囲に仕事をしている人がいない休日では、喧騒の中の平日よりもストレスが少なく、周りの目がないので自由度も高く働けますので、楽をしてより稼いでいるともいえますし、このような行為をしている社員がいたら問題がないとしても苛立ってしまうのは当たり前のことではないでしょうか。
休んだから休日出勤したいですと言う人も認める人もアホ
休日にどうしてもしなければいけない仕事がある、その日にやらなければ大きな支障が出るという状態でないのであれば、自分から休んだので休日出勤したいですという人はアホというかおかしいです。
このような場合は、休日出勤分の割増賃金目当てだと思われても仕方がないでしょう。
また、本当の必要性を考えずにその申し出を簡単に認めてしまうのもアホの極みと言えます。
本来ないに越したことはない休日出勤を発生させてしまうということはおかしなことですし、必要性がないのに休日出勤をする、させるというのは異常としか言いようがありません。
数日、会社を休んだだけで休日出勤をしなければいけない状況になっているのであれば、その人の仕事の進め方やタスクの振り分け方、マネジメントに問題があるとも考えられます。
するという人もしろと言う人も、認める側も安易に休日出勤という選択肢を取るということ自体が無能の極みと言ってもいいかもしれません。
休んだ分を休日出勤で補うことを承認されてれば仕方ない
心情的には許しがたいという感じは否めませんが、平日休みまくっていた人が休日出勤をしたからといっても、会社が承認しているのであれば仕方がありません。
おそらく会社や労基的にも問題がないという判断をされたのでしょうし、必要性があるということなのでしょう。
ですから、腹が立つ気持ちは理解できますがもうどうしようもないというわけです。
こちらが把握していない必要性があるのかもしれませんし、うまいこと休日出勤で割増賃金を稼ぐようにやっている可能性も否定できませんが、こちらとしてはどうしようもないので気にするだけ無駄になります。
もちろん許可を得ずに勝手に平日休んで、休日に仕事をして割増賃金を得ているという実態があるのであれば問題になるでしょうから、人事や労務にすぐ相談や報告をしたほうがいいでしょう。
しかし、あいつはわざと平日休んで休日に仕事をして割増賃金を稼いでいるという事実があったとしても、会社が休日出勤を許可しているのであれば、もうお手上げなのであなたはゆっくり休みを満喫するしかないのです。
どっちにしろ休みなのに出勤する人は計画性がない無能さん
まぁしかし、承認されていてもされていないとしても、自分の都合で休みなのに出勤する人は計画性がない無能さんと考えてしまっていいでしょう。
割増賃金を貰っていようがそうでなかろうが同じで、自分が休んだ分を休日出勤で補おうという根性がもう腐っているともいえますし、休日出勤でなくても深夜残業などで補おうと考えているかもしれません。
つまり、ズルではないですが通常よりも経費が掛かる手段で補おうとしているのは、自分が経営している会社でないとしても同じ会社で普通に働いている人間からしたら面白くない行為ですし、腹が立って当然です。
あなたが裁くことはできないでしょうが、このようなこずるい人間は遅かれ早かれボロが出て、それ相応の扱いや処罰を受けるはずです。
因果応報という言葉を信じて、決定的な証拠や問題を握っていれば素早く報告し、そうでないのであれば頭のおかしい無能さんと考えて関わらない方が身のためでしょう。