なにかと、「人のせいにする人」というのが職場にいることはないでしょうか。
自分の仕事のミスや仕事ができないことを人のせいにする人は厄介ですし、関わりたくないと思いますよね。
人のせいにする人の特徴や害悪、仕事のミスやできない理由を人のせいにするアホさを考えていきましょう。
人のせいにする人は仕事ができない
基本的に、人のせいにする人は仕事ができないことが多いです。
なぜなら自分で責任を持つという発想をそもそも持っていないからです。
責任を持つ気がないですし、自分に責任があるという考えもないので、平気で人のせいにします。
指示通りしただけ、うまくいかなかったのは誰々のせい、などというように自分は悪くないということを言うだけになります。
言い訳をする事態になるということは、多くの場合でミスやトラブルなどの何かがうまくいかなかったときですよね。
問題が発生しているのにもかかわらず、解決の提案や問題の特定をしないで自分は悪くないとしか言わないような人は、役に立たないだけなので仕事ができないと言ってしまっていいでしょう。
うまくいかなかったときこそ、その人の本質や真価が問われることの方が多いので、うまく行ってるときは自分のおかげ、何か悪いことが起きたら人のせい、というような人は仕事ができない以前に人として終わっています。
人のせいにする人の特徴とは?
人のせいにする人の特徴で考えられるのは以下でしょう。
- 責任感がない
- 自己中心的である
- 自分は悪くないと思っている
- 自己評価が高い
- 仕事ができると思われたい
- 怒られたくない
- 謝りたくない
- やるべきことを理解していない
人のせい、つまり他責であるとするということは責任感がないと簡単にしますよね。
なぜ責任感がないかと言えば、自己中心的な考え方を持っていて自分は悪くないという思いが強いからでしょう。
また、人のせいにするということは自分ではこのようなことは起きないというニュアンスも含んでいるので、自己評価が高く、自分は仕事ができると思われたいという考えがあるのでしょう。
自分は悪くなくて、自分は優秀であるのだから、怒られたくないし謝りたくないという感情につながります。
しかし、本来はそんな言い訳をしている場合ではないので、やるべきことを理解していない無能であるという可能性が高いと考えられるでしょう。
ハッキリ言ってしまえば、人のせいにする人とは仕事を一緒にしたくない要素しかないですし、良いことは自分のおかげ、悪いことは誰かのせい、という考えの方なので関わると損しかないといえるでしょう。
仕事ができない・仕事のミスを人のせいにするのはアホ
仕事ができないことや仕事のミスを人のせいにするのはそもそもアホな行為です。
仮に誰かのせいであったとしても自分が戦犯にされてしまう、自分が無関係なのに責任を負わされている、というような状態でない限りは、あまり言うべきことではありません。
また、そもそもそこまでのミスやトラブルの場合は管理職以上の責任であることは明確ですので、変な言い訳をするよりも原因究明や解決策を考える、再発防止に努めるというようなことを考えたほうがいいものです。
個人の業務のミスであれば、指示やマニュアルが間違っていたとしてもまったく自分に責任がないわけではないので人のせいにするのはお門違いですし、人のせいとしてもミスが起きたことは消せません。
つまり、ミスが起きた場合は人のせいにすることではなく、ミスに対しての説明や解決が必要なわけで、必死に人のせいにしているだけでは意味がないわけです。
仕事ができないことを人のせいにするのは意味がないというか意味が分からない行為ですよね。
仕事をやろうとしたら、滅茶苦茶に邪魔をしてくるというような人がいたり、あなたの仕事を阻む行為をする人がいないのであれば、仕事ができないのはすべてあなたのせいでしかないからです。
ミスを人のせいにするのは状況や気持ち的にわかる部分もありますが、仕事ができないのを人のせいにするのは本当に意味がないアホな行為というしかありません。
人のせいであっても全部ひっくるめて自分の責任でもある
多くの場合で自分の仕事には自分の責任で行うので、誰か人のせいで何かあったとしてもそれをひっくるめて自分の責任でもあります。
まったく自分の責任がない仕事は逆に言えばあなたの仕事ですらなかったということになるでしょう。
また、責任が伴わない仕事しか任されていないのも考え物ですので、自分の価値を高める、自分の成果として出すのであれば、責任も同時に持っているものなのです。
責任がない仕事の成果は大した成果ではありませんし、成果を主張するのであれば責任を負わなければいけません。
責任は持たないけど成果は自分のもの、なんてことはないわけです。
つまり、仕事をするということは責任を持つということですので、責任を持たないで仕事をしているような人はそもそも大した仕事をしていないともいえます。
人のせいにしているような人は、自分は責任を持つ気がなく価値ある仕事をする能力がない無能ですと言っているのと同じなので、人のせいにばかりしている人がいるのであればそれなりの扱いをしなければいけません。
それなりの扱いとは、アルバイト以下のような扱いですね。
どのような仕事であれ正社員で仕事をしているのであれば、自分に責任があるという意識を持たなければいけないでしょう。
人のせいにする人とは一緒に仕事をするだけ損
人のせいにする人と仕事を一緒にするのは損なだけですし、人のせいにする人とは信頼関係を築けないので仕事にならないともいえます。
人のせいにする人は自分のせいのことも人のせいとして語りますし、簡単に言えば普通の感覚の共有や会話が成立しません。
自分は悪くない、ということだけを言いたいだけなので一緒に仕事をするうえでメリットや得るものもありませんし、何かを頼むこと自体にもリスクが生じますよね。
人のせいにする人が身の回りにいるのであれば、関りを避けたほうがいいでしょうし、上司にいるのであれば早めにその職場はやめたほうがいいかもしれません。
人のせいにする人はどの立場にいても厄介ですが、上の立場にいればいるほど厄介ですので、この人は人のせいにする人だと感じる人がいるのであれば距離を取るか、上司にいるのであれば転職を検討しましょう。