努力して入社した結果であっても、苦労して転職した結果であっても、
辞めた方がいい会社というものが存在します。
入ったばっかりだからとか悠長なことを言っていないで、
辞めないとヤバいことになる会社であれば、すぐに決断しなければなりません。
会社自体が原因で、すぐにでも辞めたほうがいい会社であると考えられる特徴を紹介します。
いわゆるブラック企業・ブラック会社
いわゆるブラック企業、ブラック会社といわれるような特徴がある会社であると、
入社してから気が付いたなら、早く辞めた方がいいでしょう。
とりあえず1年はとか言っていないで、
ブラック企業だと思うのであれば即退散が吉です。
心身にストレスを与えるような環境であったり、
法を守っていない企業であるならば、早く辞めてしまいましょう。
会社内の整備が出来ていない
よく立ち上げたばかりの会社が言いますが、
社内整備や福利厚生が整っていない状況が続く会社があります。
本当に立ち上げから参加であれば、ある程度仕方がないですが、
起業から3年以上経っているのに、全然整っていない状況であれば、
怪しい会社と思ったほうがいいかもしれません。
また、ベンチャーだからという言葉でこの部分がおざなりになっている会社がありますが、
何年も経っているのに、いつまでベンチャーを言い訳にしているんだということも言えますね。
事業がない作業だけの会社
会社独自の事業がない会社は辞めた方がいい会社かもしれません。
事業があれば安心という事ではありませんが、作業しかない会社は厳しいでしょう。
例えば、どこかの会社の依頼に依存しているだけの会社や、
子会社で本社の業務の一部を担っているだけの会社などは、
自分たちで売り上げや価値を生み出しにくいので、
依頼先や本社の都合で終わる可能性があります。
このように作業しかない、価値や売り上げを生み出していない会社は、
辞めた方がいい会社になる可能性が高いと言えるでしょう。
管理職に適した人材がいない
管理職の器やスキルがない人間が管理職をしている会社は、
辞めた方がいい会社となる可能性が高くなります。
管理職によって現場の環境や仕事への取り組みや大きく変わります。
また、あなた自身を評価する立場であるのが管理職です。
その管理職という立場に不適切な人材が付いていると感じるならば、
この会社での未来は明るくはないでしょう。
会社の事業がグレーまたは違法
会社が行っている事業内容がグレーであったり、
違法行為になる可能性が高いと感じる会社は辞めたほうがいいでしょう。
求人には載せていないけどやっている事業がある場合もありますし、
運営者や経営者が反社会的な人間の可能性もあります。
会社の事業内容や経営者がグレーであったり、
違法行為をしているかを突き止めるのは難しいですが、
そう判断できる要素を見つけた場合は、早く辞めたり手を切ったほうがいいでしょう。
役職者の退職が頻繁
自分より役職が高く待遇も良い人間が頻繁に辞めていく会社は、
辞めるべき会社の可能性が高くなります。
出世すればするほど、会社全体や会社の深層が見えてくるものです。
確かに中には無能な役職者もいますし、そのような人間が会社にしがみつきます。
反対に有能な人間ほど会社を去りやすいという特徴があります。
ですから、有能な役職者やお金の流れを知っている経理担当などが、
辞めていっている会社は危険な兆候の可能性があるでしょう。
暴君が存在している
理不尽な暴君が存在している会社は危険です。
それは、経営者かもしれませんし、管理職かもしれませんし、
ただの平社員かもしれませんし、お局さんかもしれません。
人間関係の問題と言うより、変な会社に染まり切ってしまっているような、
非常識かつヤバい洗脳された人間が支配している環境下であるならば、
早く逃げ出さないと危ないでしょう。
会社という組織内のルールや常識とされているものが非常識であったり、
所属している人間が洗脳されくるっていると感じたなら早く辞めましょう。
会社の方針が頻繁に変わる
会社の方針や経営者の発言、ルール、決まり事、
事業内容などなど、根幹としてブレてはいけないことが、
頻繁に変わってしまう会社は辞めた方がいい会社かもしれません。
臨機応変に変えていく部分も必要ではありますが、
そこをまた変えるんかい!と思うような根幹部分や、
散々話し合った結果を一瞬で無にするような決定が続くようであれば、
会社に計画やビジョンがないと考えたほうがいいでしょう。
目先の金に飛びつくような経営や考えの会社では、先は長くないでしょう。
辞めた方がいい会社と感じたら辞めた方がいい
入社して、応募段階で、いろいろな場面で会社に対して受ける印象があります。
ですが、直感的でも根拠がなくても自分の感覚で、辞めた方がいい会社かなと、
感じるようであれば、そのシグナルは意外と的を得ているかも知れません。
感覚的な部分も大きく影響しますが、今回例に挙げた会社に原因があると感じた場合は、
確実に勤めていても後悔することになるでしょう。
この会社は辞めたほうがいいと決めるのは会社が原因であっても、
自分自身の決断や感覚に最後は左右されますので、状況や自分の気持ちを考えて、
適切な決断をスピードを意識して行いましょう。