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なぜダメな会社やダメになっていく会社はイエスマンと思考停止無能社員を優遇するのか

なぜダメな会社やダメになっていく会社はイエスマンと思考停止無能社員を優遇するのか

会社がダメになってきてるなぁ

と感じたことがある方は少なくないのではないでしょうか。

僕も所属していた会社がダメになってきて、

ヤバいなと思って離脱した経験があります。

そして、ダメな会社やダメになっていく会社において、

イエスマンと思考停止無能社員の方が、

正論を言ったり正しいことをしている社員より優遇されて行くと感じました。

なぜ、ダメな会社はイエスマンと思考停止無能社員を優遇するのか考えていきましょう。

ダメな会社は社長や幹部も大抵ダメである

結局、組織は上の意思決定で左右される部分が大きいので、

社長や幹部などがダメであれば、自然とダメになっていきます。

特に僕自身は、中小企業やベンチャー企業という小さい会社にいたので、

この影響は大企業と違い大きいですし、

悪い影響や結果になるのも、小さい分スピーディーです。

会社としてやっていけてたんだから、

そこまでアホなことやダメなことにならないだろうと思う方もいるでしょうが、

ダメになるときは坂を転がるようにというか、悪手ばかり指し続けてしまいます。

そして、最終的には潰れることになるんでしょうが、

その過程でイエスマンと思考停止無能社員を優遇するようになり、

社長や幹部連中もイエスマンか思考停止のどちらかになっていくのです。

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責任を追及されたくないからイエスマンで固める

ダメな会社のダメ社長やダメ幹部たちが、

イエスマンで固めるというか固まっていく理由は、

責任を追及されたくないからです。

つまり、異論を封じたり、これまでの失態を指摘されないように、

イエスマンで固める、イエスマン同士で固まっていきます。

ですから、軌道修正がされずにどんどん泥沼にはまっていきます。

自分たちは悪くない!

って、安心を得るためだけの会議やミーティングをするだけで、

解決策や今後の対応などは話にあがりません。

そうこうしているうちに、取り返しがつかないところまで行って、

ゲームオーバーになるのです。

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有能な社員は先に去り無能社員だけが残るから

別の理由として、有能な社員は、このような愚行を行う社長や幹部を見ると、

早い段階でヤバさに気がつき見限って去っていきます。

まだ、会社が引き返せるうちから有能な社員は去っていく傾向があるため、

いざという時には無能社員しか残っていないということが起きます。

ですから、ある意味で自然に無能社員を優遇しているような構図になっていきます。

そして、無能社員は思考停止しているのでヤバさに気がつかず、

本来何も成果をあげていないのに評価されるわけないという冷静な判断はできません。

思考停止無能社員は、

都合の良い解釈をして自分は出来ると勘違いしていき、

より悪化させることに一役買うわけです。

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ダメ社長は人を見る目がまずない

ダメな会社はダメな社長が仕切っていることが多いです。

そして、中小企業やベンチャー企業では、

社長の働きや決断が大きく今後に影響を与えます。

ダメになっていく会社の例として、

社長に能力や人を見る目がないというのがあります。

正当な評価を下すことが出来なければ、有能な社員は離れていきます。

正しいことを言う社員の声を聞かないで、

耳障りの良い言葉だけを聞いていたり、

夢物語やおべっかを言う社員の言葉だけを聞いていては、

ダメになる道以外ないでしょう。

つまり、イエスマンと思考停止無能社員を優遇してしまうという原因として、

社長自身に人を見る目がないことで自然とそうなっているということは言えます。

このような状態の会社は、

なんでダメになったのかを危機的状況でも理解できずに、

自分たちは被害者みたいな考えでいるだけになります。

この状況を招いた責任や原因が何であるかを直視しようとせず、

非現実的な話や不可能に近い計画などを実行しようとして迷走していきます。

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ダメ社長やイエスマン、無能社員は現実と向き合わない

ダメ社長が、イエスマンや無能社員を優遇する理由は、

皆と一緒に思考停止して現実逃避したいからというのが一番の理由です。

本人たちにはそのつもりはないんでしょうが、

現実を直視せず向き合おうとしないのは怖いからというのが一番の理由でしょう。

そして、やりようがない、何をしていいかわからないという部分もあります。

自分たちが招いた状況を良いものであるとはさすがに思っていないでしょうが、

良くするにはどうしたらいいのかが、何ひとつわからないのです。

ですから、現実を見ない、考えないままで、

イエスマンや思考停止無能社員でグズグズと無意味なことをし続けたり、

お互いに自分たちは悪くないと言い合うか、

責任の所在を誤魔化し続けて、安心し合っているだけなのです。