管理職がダメだと働く意欲が失われますよね。
自分から見て、無駄なことや無能だなと思う管理職の下では、
働く意欲の低下にもなりますし、転職しようかなとまで思ってしまいます。
こんなダメな管理職の下では働けないなと思わせてくれる、
本当はもっとありますが、ダメな管理職の特徴を10個紹介していきます。
責任者ではなく権力者だと勘違いする
管理職は普通の社員よりは上の立場になりますし、
昇進したということは間違いではないでしょう。
ですが、ダメな管理職はこうなることで、
責任が増えたのだ!と考えないで、権力が増した!と考えてしまいます。
もうこの段階で、ダメな管理職にほぼなってしまいます。
まぁ人としてダメとも言えますが、部下や部署をまとめるという観点ではなく、
支配するという観点でいる時点で、よほど優秀な人物か、
カリスマ性がない人間でない限り、良い管理者と思われる可能性はゼロになります。
個人的な好き嫌いで判断をする
どんなに無能な管理者に対しても、ごまをすり点数稼ぎをする人間が現れます。
ダメな管理職は人望とは無縁の存在ですので、
このような乞食やイエスマンを厚遇していくことになります。
賢明な人間は距離を置いたり、問題を報告したり、
もっと正義感がある方なら、戦いを挑む方もいます。
仕事ぶりや管理能力で、人望や信頼を勝ち取れない管理職は、
自分に責任があるわけじゃなく、言う事を聞かないやつらがいる、
反乱分子がいるという考え方になってしまい、
個人的な好き嫌いで評価や物事を判断していく傾向が強くなります。
情報共有と指示を的確に伝えられない
仕事を行う上で、必要な情報の共有と的確な指示は重要です。
これらがなされていれば、業務は通常通り行えることが多いからです。
ですが、ダメな管理職は情報共有が全くできていなかったり、
逆にその情報俺らに必要ねえよってことも含めて、
すべての情報を共有しようとしてきます。
つまり、足りないか、無駄かの両極にダメな管理職はなりがちです。
また、伝え方が下手だったり、指示が間違っていたり、
わかりにくかったり、足りなかったりと、
日々の業務の足を引っ張るような行為やミスを誘発する結果に、
管理職の情報共有や指示が下手くそだと繋がってしまうのです。
意見の強要や決定事項の突き付けをする
ダメな管理職は、意見を求めたふりをしますが、
ただ決定事項を伝えているだけで議論の余地がないという状態にします。
また、何か意見ありますか?と意見を求めたふりをするが、
聞く耳を持たなかったり、決定事項であったりと、
皆で話し合いをした結果っぽく見せるためのポーズのことが多いです。
また、自分に沿った意見が出ない場合は、
意見を強要したり、曲解して解釈したりと、
保身活動や都合の良い解釈をして混乱を生みます。
管理職であれば、独断で判断する部分は求められますが、
ダメな管理職は独断を総意のように仕立てたり強要するので注意です。
無駄な会議を開きたがる
ダメな管理職に限らずダメな会社も無駄な会議を開きがちです。
必要のない会議が管理者の意向で乱立されたという経験はないでしょうか。
また、話し合うことがないのに集まることを目的としたり、
週に何回もよくわからない会議が行われているという無駄なことが起きます。
なぜ、ダメな管理職は会議を開きたがるのかというと、
自分が仕切っている感が欲しいのと、
無意識に仕事の邪魔を暇だからしている可能性もありますし、
会議の必要、不必要を理解できていない、管理できていない、ということが考えられます。
よくわからないから、とりあえず定期的に会議しておこう、
なんかあったらとりあえず会議開こう、
みたいな、浅はかな考えしかもっていない管理職の下だと、
無駄な会議に時間が取られるだけになってしまいます。
問題やトラブルを大ごとにする・責任転嫁する
仕事で問題やミスが発生し、トラブルになることもあります。
ダメな管理職は、大したことないミスや問題も大ごとのように仕立てることがあります。
大げさに扱うことで解決した俺はすごいだろ!としたいのかもしれません。
端から見てても、こんなことよくあることだろ、問題とまで言えないだろ、
みたいなことが起きた時は、ここぞとばかり大事にしたがります。
逆に大きな問題やトラブルが発生した場合は、
責任転嫁や保身活動に注力するので、管理職として機能しません。
本当の問題やトラブルが起きた時こそ、管理職の出番なんですが、
責任がある立場と認識していないのか、このような事態には、
一目散に逃げて、部下にキレながらも責任転嫁するという行為をすることでしょう。
思い込みが激しく客観性や根拠がない
ダメな管理職は自分が正しいという思い込みが強い傾向があります。
信念といえば聞こえはいいですが、正しさを示す根拠を提示できていなかったり、
まわりの反応や考えを基に客観的に考える能力が欠如しています。
なぜ?どうして?という声が上がっているのに、
こう決まっているからだ!
こういう風に今までやってきたからだ!
この会社の文化や考えだからだ!
と、これも決定事項の押し付けと同じで、
しっかりと説明できていないので、
組織として、不満が多くなり機能不全に陥っていきやすくなります。
また、思い込みが激しく客観性がない管理者に評価されるほどアホ臭いことはないですよね。
部下を納得させられていない
ダメな管理職は、部下を納得させられていないという問題があります。
人間は腑に落ちないことをやることにモチベーションは持てませんし、
不満やストレスがたまる原因にもなってしまいます。
なぜ、これを行う必要があるのか、あなたにやってもらう理由は何なのか、
実際に行う部下たちを納得させられる説明が行えていないと管理職としてはダメです。
仕事だから、命令だから、やれよ!では、
誰もついてきませんし、部下の能力は管理職より低いわけでもないので、
アイツが言ってること意味ねえし、アホだなって思われて、
優秀な方から順番に転職していくことになるでしょう。
行うことの目的や動機を与えられていない
なぜ部下が納得していないかの大きな部分に、
行うことの目的や動機、理由を伝えられていないということがあります。
限られた時間内で仕事をするという部分もあるので、
なぜやるのか?という部分は管理職はしっかりと伝える義務があります。
よくわかんないけど、やっている状態と、
目的や動機を理解したうえで、やっている状態では、
大きく生産性やモチベーションが異なってきます。
管理職自身が、なぜやるのかという目的や動機を理解していなければ、終わっていますし、
これらを適切に部下に伝えられていないなら管理職としては失格です。
仲良くしたいという間違った欲求を持つ
管理職がダメだと、職場の雰囲気は悪くなります。
原因は管理職への不満であっても、多少空気は悪くなるものです。
それをダメ管理職が、間違った解釈をすると、
部下たちと仲良くなろうという方向にもっていこうとします。
嫌われ者が、仲よくしようとする姿ほど悲惨なことはありませんし、
職場では単純な好き嫌いではなく、仕事ぶりで嫌われてしまっているという部分もあります。
何を勘違いしたのか、ダメな管理職は職場の空気が悪いのは、
社員同士の交流がないからだ!と考えたり、
何か人間関係のトラブルはないかと余計な詮索をしだします。
お前の管理や仕事ぶりが無能だからみんな不満をためてんだよ!
と直接言える方は少ないでしょうが、
このように、みんなで仲良く働きましょう!みたいな、
ここは幼稚園か何かか?と思わせることを、
雰囲気が悪くなった時などに口走ってきたら、
ああ、この管理職はやっぱダメだなとあきらめてもいいでしょう。