転職するか迷う・転職するか悩むというのは初めての転職でなくても感じてしまうことも多くあります。
なぜなら、転職は少々博打要素もあるのでいくら条件が良かったりいろいろと話を聞かされていたとしても、いざ働いてみなければわからないという部分もあるからです。
また、今の会社がよっぽど嫌で転職というのでなければ迷ったり悩むこともあるでしょう。
転職するか迷う。転職するか悩むというときにどう考えて動くべきかを解説します。
転職するか迷う・転職するか悩むことは普通
転職するか迷うことはよくあることですし、悩むのも普通のことです。
たとえば、今の職場もそこそこいいけど、より良い話が来たら転職を迷ったり悩むこともあるでしょうし、転職先の候補で迷ったり悩むということもあるでしょう。
また、転職がうまくいかないことで迷ったり悩むということもありますよね。
つまり、転職にまつわることで迷ったり悩んだりすることは多くあることであって、逆に全く迷わないし悩まないというケースの方が稀と言えます。
どのような状態であれ、転職を意識しているということは迷いや悩みはつきものとはいえますが、その迷いや悩みが何に対してのものなのかで考え方や対処の仕方も大きく変わってきます。
転職するかで迷ったり悩んだりしているのであれば、どの部分で迷ったり悩んでいるのかをまずは明確にして、どうすべきかを考えるようにしましょう。
転職するか迷う・転職するか悩むときはどう考える？
転職するか迷う、転職するか悩むときはまず何で迷い悩んでいるのかを考えてください。
たとえば、
- 今の仕事をしたい気持ちがある
- 今の仕事と転職先の甲乙がつけがたい
- 今の仕事を辞めたいが今より良いとこにいける感じがない
- なんとなく転職したいと思っているだけ
- 転職先の選択で悩んでいる
- 転職活動がうまくいかずに悩んでいる
- 転職後の不安が募ってきている
などの自分がどの部分の転職に関する内容で迷ったり悩んでいるのかを考えてみましょう。
今の仕事をしたい気持ちがある・甲乙がつけがたい
今の仕事をしたい気持ちや今の仕事に魅力を感じていて甲乙がつけがたいときは、転職するかどうか選択をすべきか迷ったり、悩んでしまうでしょう。
この場合は、より条件が高いところに行くなどの妥協ポイントを考えて決めていく必要があります。
また、現状から大きな変化を望まない場合は、転職を見送るという考えもありでしょう。
今の仕事を辞めたいが今より良いとこにいける感じがない
今の職場から転職したいと思っていても、確実に今より良い条件の仕事が見つかるとも限りませんし、条件や待遇が今より低い仕事しか内定が出ないというときもあります。
しかし、今の仕事や職場に不満を感じていたり、環境を変えたいという気持ちが強ければ転職したいという考えを持ってしまうのは仕方がないことですが、現状より給与などが下がることを考えれば迷ったり悩んで当然です。
このような場合は、今の仕事を続けることは本当に無理か、給与が下がってまで行くべきなのか、という部分を冷静に考えて結論を出すべきでしょう。
なんとなく転職したいと思っている
なんとなく漠然と転職したいと思ってしまってるときであっても迷いや悩みは生まれるものです。
むしろ明確な理由が自分の中でなかったり、明確に目指すものがないのに転職したいという気持ちが出てきてしまっているのですから、迷ったり悩んだりして当然です。
なぜそう思ったのかわからない、どのような仕事や転職先を探すべきかわからない、という状態でなんとなく転職したいと思って悩んでいるのであれば、とりあえず転職サイトやエージェントに相談して自分という人間が選択肢をどれぐらい持っているか、価値はどれぐらいあると判断されるのかという部分を明確にしましょう。
転職先の選択で悩んでいる
転職先の選択で悩んでいるということもあるでしょう。
あまり良いのがなくてという場合もあるでしょうし、甲乙つけがたいもの同士で悩んでいるということもあるでしょうし、現職と比較して悩んでいるということもあるでしょう。
ここまでくるとあとはどう決断するかという部分での迷いや悩みでしかないので、妥協するのか、自分が納得いくまで悩むか、腹をくくるしかないと言えばないです。
転職活動がうまくいかずに悩んでいる
転職活動がトントン拍子でうまく行くという場合でない限り、転職活動自体に迷いや悩みが生じてしまうものです。
転職活動がうまくいかないとストレスですし、不安も大きくなってしまうので迷いや悩みがやはり出てきてしまいますし、しんどい期間でもあります。
また、あまりに決まらない期間が続くと転職できないのではないか？という気持ちになってしまうこともありますし、自分に市場価値がないのではないかと思うこともあるでしょう。
この場合は、結果が出れば迷いや悩みが解決するでしょうが、いったん退く、スキルや能力を身につけたうえで転職をする、という戦略的撤退も必要になるかもしれません。
転職後の不安が募ってきている
内定が出たり、受諾をしてもその間に転職後にうまくやれるかなと不安になり、迷いや悩みが出てくることもあります。
また、内定後に初めて聞く話や初めて知る情報もあり、そのことで転職後の不安が高まることもあるでしょう。
この場合は、内定の段階なら自体はできますが、受諾をしてしまうと腹を括るしかない場合もあるので、このような不安を抱かないように事前に徹底的に調べたり、聞きたいことは聞くということをして、転職先に対するイメージや情報をクリアにしながら決めていくということが重要です。
転職するか迷う・転職するか悩む＝転職はしたい
転職するか迷う、転職するか悩むというのはよくあることと言いましたが、多くの場合で転職したいという気持ちがあるから転職するか迷ったり悩んでしまっているわけです。
つまり、転職に関する何らかで迷ったり、悩むことが生じているということの根底には、自覚がなくとも転職はしたいという気持ちが大なり小なり芽生えているということです。
転職するか迷う、転職するか悩む、どの部分でそうなっているにせよ、転職なんてみじんも考えていないし、転職なんて興味ねえぜーっていう人であれば、そもそも転職するか迷ったり悩むなんてこともないわけです。
自分ではどの程度かはわからないかもしれませんが、転職したいという何らかの気持ちがあるということは受け止めて、転職したほうが得なのか、今の職場にいる方が得なのかという部分を考えてみましょう。
前提として、転職したいという気持ちがあるということを踏まえて考えることで、転職するにしてもしないにしても後悔をしない結論を出すことができますし、転職をもっと慎重に考えたり計画的に考えるキッカケにもなるかもしれません。
転職したいというのは、今よりも良い仕事や給与を得たい、楽をしたいなどの自分が得する結果になることを目指して行うものですので、今が最高という人でない限り誰しも心の中に抱いている感覚でもあります。
ですから、最終的に自分が今より得をしたり良い状態になることができるか？という部分を軸に転職というものを考えていきましょう。
転職するか迷う・転職するか悩むは自信がないだけ
転職するか迷う。転職するか悩むというのは、どのようなパターンにおいても自信を持てていないというだけです。
たとえば、この決断に自信が持てない、転職を決めることに自信が持てない、転職をしないという選択に自信が持てない、という、どのようなことに対してでも自信がないだけです。
自信がないから、迷い悩んでしまいますし、下した決断などがブレてしまいやすい状態になります。
つまり、自分の決断に自信を持てる根拠がないから迷うし悩むというわけです。
自信が持てないときは、自分に力不足を感じている時がほとんどですので、少しでも転職するかの迷いや悩みを減らしたいのであれば、どこにいってもやれると思えるように日々自分を高めていく努力をする必要があります。
自分の能力が高まれば、むしろ欲しい人材と言われるようになるので、小さいことで悩んだり迷う必要もなくなり、自信を持って仕事に望めるので、結果的に良い仕事や良い環境で仕事ができるようになるでしょう。