仕事でイライラを態度に出してしまうことや、
態度に出している人を見たこともあるでしょう。
仕事や職場でイライラを態度に出す人には嫌悪感を持ちますよね?
自分自身がイライラを態度に出している場合も周りにそう思われています。
仕事でイライラを態度に出すことに得はひとつもないので、
仕事や職場でイライラを態度に出さないほうがいいことを解説します。
仕事でイライラすることは誰にでもある
仕事でイライラすることは誰にでもあることです。
そのイライラに正当性があろうとなかろうと、
感情としてイライラしてしまうことは避けられません。
ですが、イライラしたとしても、
態度に出していいかは別の問題ですよね。
仕事や職場に関わらず、
イライラした態度を露骨に出すことを良しとされることは、
ほぼほぼないはずです。
仕事や職場ではプレッシャーやその他のストレスもあり、
イライラを強く感じてしまう時はあるでしょうが、
態度に出さないようにすることが求められるのです。
仕事でイライラした態度を出すことにメリットがない
そもそも仕事でイライラした態度を出したところで、
メリットがひとつもないということが言えます。
イライラを態度に出したとしても、
- うわっイライラしてんな
- 機嫌悪そうだから近づかないでおこう
- なんか感じ悪い人だな
- イライラしてんじゃねえよ
などと、マイナスな印象を与えるだけで、
あなた自身に得になるような反応は起こらないでしょう。
ただ威圧したい、高圧的な態度をとりたい、
周りを委縮してビビらせたい、
みたいな、痛い考えを持っているのであれば別ですが、
基本的にイライラを態度に出したところで引かれるだけなのです。
イライラを態度に出しても解決にならない
メリットや得がないのもそうですが、
仕事でのイライラを態度で出したところで、
何ひとつ解決しないということがあります。
つまり、態度に出すだけ無駄、ということです。
無駄なことはしないでいいですし、
したところでメリットも何もないのであれば、
わざわざイライラを態度に出す必要がないということです。
堪えきれず、感情が出てしまうこともあるでしょうが、
その場合は、人目のつかないところに行くなどの、
配慮やコントロールすることを意識しておくべきでしょう。
イライラを職場や仕事で態度に出すと自分が損をするだけ
得もなければ解決にもならないイライラした態度ですが、
態度に出すことで確実に自分は損をします。
相手に不快感を与えることになりますし、
感情をコントロールできない幼稚な人という印象を与えたり、
イメージや人間関係の悪化にも繋がります。
また、立場が上であれば、
パワハラなどにもなる場合もありますので、
仕事でイライラした態度をとることは、
損をする結果に大なり小なりなってしまうでしょう。
ただでさえ、イライラし態度でいられると、
職場の雰囲気の悪化やモチベーション低下になりますので、
自分は損をし、職場全体の生産性や意欲も削ぐのです。
職場でのイライラした態度がイライラを生んでいる
仕事や職場でのイライラした態度が、
伝染し、職場の他の人のイライラを生んでしまいます。
そして、そのイライラを見た人がまたイライラします。
つまり、イライラを態度に出してしまうと、
他の人もイラつくし、
他の人々もイライラを態度に出すようになります。
普通に考えて、イライラしてる人間同士が、
一緒に仕事や関係していくことが上手く行く要素や、
プラスになる要素とは言えませんので、
他のイライラを生まないためにも態度に出すべきではないのです。
イライラした態度を出すことと怒ることは違う
何か問題やトラブルがあって怒っているから、
イライラした態度を出してしまっているというでしょうが、
怒ることとイライラした態度を出すことは違うものです。
嫌味やいびりが説教や注意と異なるように、
イライラした態度を出して人と関わることは、
イライラしてるなということが伝わるだけで何の意味もありません。
誰かが原因で誰かのミスでイラつくことはありますし、
怒らなければいけないことはありますが、
だからといって、
イライラを態度に出していい理由にはならないですし、
ミスや問題に対して叱ったり怒ることは、
イライラを態度に出すということとは違うのです。
仕事でイライラしても冷静に注意や話し合いをすべき
仕事でのイライラを態度に出すのは控えて、
あくまでも冷静な対応を心がけましょう。
イライラするのもわかるぐらいのことは起きますし、
何度注意や我慢してきたことかと、
いい加減に堪忍袋の緒が切れるわ!ってこともありますが、
そういうときは、イライラした態度ではなく、
しっかりと叱る、怒ることが求められます。
イライラした態度を出すのは簡単なことですし、
無意識に出てしまうことも多々ありますが、
様々な面から見ても得はなく損しかない行為ですので、
傍目からは察せられないように態度には出さずに、
内なる炎として燃やし、
適切な指導や対応を取るようにしてください。