様々な要因から結果的にストレスが多くなってくると、
会社や仕事を辞めたい、転職したい、という考えになっていきますよね。
今の給料を捨ててまで辞めたいと思うことを不思議に感じる方もいるかもしれません。
ですが、給料でストレスは緩和されることはあまりありません。
仕事のストレスが高まると給料やお金よりも心の平穏を望むようになるのです。
仕事のストレスと給料を天秤にかけよう
例えば、100万円貰えれば仕事のストレスは我慢できる。
と考えているとしても、急に100万円を貰えるわけではありませんし、
じゃ仮に100万円に給料がなった際に、ストレスが強い場合はどうする?
という話で、極端な例ですが、より高い給料を要求するのでしょうか。
給料は仕事への対価ということにもなりますが、
ストレスなどの我慢料としての側面もないということは否定できません。
ですから、ストレスが多く仕事を辞めたいと思った際に、
今の給料を失ったとしても構わない!
と思うほどにストレスが強いかどうかを考えてみる必要があるのです。
今より低い給料でも辞めたいならストレスは高い
仕事を辞めたいな、転職したいな、と思った場合は、
本格的な転職活動に動く前に、転職サイトで求人を見るなどをすると思います。
その際に、現職の給料よりも低い求人に対しても、
応募条件なり、仕事内容が合致しているので、アリかな?と思うようであれば、
現状の職場や仕事へのストレスは相当高いと考えられるかもしれません。
つまりお金の部分を度外視してでも、今の環境から抜け出したいと考えているわけなので、
生活していける程度のお金を確保して、心の平穏を優先したい、
というぐらいまでストレスは高まっている可能性があります。
本来、転職はスキルアップやキャリアアップ、
また、仕事や職場に求めているものなどを実現するために行うものですが、
現状からの脱出手段としての考えが強い場合は、ストレスは限界なのかもしれません。
給料の金額で仕事のストレスは緩和されない
仕事で強いストレスを感じてしまうと、給料でストレスの緩和は不可能です。
仕事の対価としては適正だとしても、
感情として、ストレスに対する対価としては、全然足りないと感じますし、
ストレスが問題の場合は、いくら給料をもらったとしても解決にはならないからです。
多少は、現状より増えれば前向きな気持ちになることもあるでしょうが、
ストレスが最大の問題で仕事や職場に対して嫌気を感じている場合は、
お金の問題ではなくなっているということが大いにあります。
そして、お金でストレスを完全になくすにはその職場や仕事をしないで済む額が必要です。
現実的には、そのような額の給料をもらえるわけはないので、
給料でストレス問題は解決されず、お金ではなくストレスがない環境を求めるのです。
給料の多さよりストレスの少なさのが豊かな面もある
確かに給料は多くもらえれば経済的には豊かになりますが、
お金と引き換えに、苦痛やストレスを多く抱えることは豊かではありません。
また、仕事に時間を多く取られて自由な時間もないようであれば、
何のために生きているのか?という考えも頭によぎるでしょう。
仕事だけが生き甲斐で仕事だけに幸せを感じる方なら話は別ですが、
仕方なく生活のために仕事をしているという方は少なくないはずです。
多くの方がストレスが少なく、比較的心身ともに楽と自分自身が感じられる仕事をしたい、
と思うはずですので、ストレスや疲労が重くのしかかる仕事は、
給料が多くもらえるとしても豊かな生活や良い暮らしとは感じられませんよね。
ストレスの耐性やストレスを感じる部分は人それぞれ違いますが、
仕事はほとんどの場合で給料やお金のためにするものです。
お金がいらないという状況であれば、仕事をする必要性がありませんからね。
お金のためにする仕事にストレスを感じてしまうと、お金のために働けなくなってしまいます。
このことからもお金ではない別の豊かさを仕事にも求めているということに繋がるのです。
ストレスが原因で仕事を辞めたいなら心の平穏優先で
ストレスが原因で仕事を辞めたいと思い行動している場合は、
第一優先事項は、心の平穏を考えてください。
辞めなければ心の平穏が訪れないのであれば、
今の仕事や職場を辞めなければ、解決することはないでしょう。
それは逃げてはなく最善の対処法です。
これまで我慢し耐えて働いてきたあなたの限界が近い可能性もあります。
仕事のストレスが原因で、悲しい結末になることもある中で、
自分自身の安全や今後の人生のためにも、
何をすればストレスや悩みが消え去るか、ということを考えて行動しましょう。
そのサインとして、給料とストレスのバランスを考えてみて、
給料よりストレスが勝つ場合は、手遅れになる前に、
会社を辞めるなり、転職活動をするなりと自分の心身を守るために、
最善な選択を取れるようにしておくことが重要になります。