会社をクビになるなんてことは有り得ないことではなく、
現実に起きていることです。
確かにクビにするにはいろいろな条件がありますが、
会社が倒産したり、経営に行き詰ってしまい、
結果的にクビになる可能性はかなり高いと考えられます。
ずっと今の会社で変わらない仕事をし続ける、
ということにほうが幻想に近いのではないでしょうか。
会社をクビになる・仕事をクビになる覚悟の必要性
会社をクビ・仕事をクビ、ということは考えたくないものではあります。
ですが、雇用されているのであれば誰しもクビになる可能性を持ってはいるわけです。
どんなに仕事で成果を出していようが、
どんなに自分は仕事をしっかりやっていると思っていようが、
会社がクビを宣告してきたら、
不当ではない場合は、抗うことができない立場になります。
つまり誰しもクビになる可能性を持って働いているわけです。
青天の霹靂や寝耳に水ということではないので、
むしろクビになる覚悟や認識を持っていない方がおかしいですし、
自分は大丈夫と根拠のない考え方でいるよりも、
いつクビになるかはわからないから覚悟しておこう、
という心構えでいる方が自然ではないでしょうか。
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常に会社や仕事をクビになってもいいように準備する
会社に雇われて給料をもらっていれば、
それなりに計算が立った暮らしができます。
ですが、ある意味で依存している状態とも言えますよね。
クビになる想定でいないと給料なんてすぐに消えてしまいます。
最低でも半年程度は暮らしていける貯えをしておくべきでしょう。
転職活動をしても半年かかるなんてことはザラですし、
不景気であれば、1年以上も仕事が決まらないこともあるからです。
準備をすると言っても、
自分でビジネスや副業をする、
ということは簡単なことではありませんので、
何もしないでも1~2年は切り詰めれば暮らしていける、
という貯金を持つようにしておくと、
精神的にだいぶ違いが出てくるので、
会社依存の脱却とか副業で稼ぐ!とか言う前に、
ある程度の貯金をしておく方が無難ですし簡単にできる準備です。
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簡単にクビにはならないというが要件を満たせばクビになる
よく簡単に会社はクビにはならないと言いますが、
要件を満たせばクビになるわけです。
自分に非があるとかではない部分でも、
クビになってしまうという現実はあるので、
いくら会社に貢献してようが、評判が良かろうが、
クビになる時はなると考えておいたほうがいいでしょう。
優秀な人ならすぐに次が見つかるから楽観視してる部分もあるかもしれませんが、
自分の能力や立場だけではないことが要因で、
会社や仕事をクビになる可能性もあると考えておくべきです。
そこまで会社を信頼しきって働いているのもどうかなと思うので、
大企業でも安心はできない時代ですし、終身雇用なんて幻です。
いつクビになるかもわからないし、仕事を失う可能性は常にあります。
働かないでも生きていける状態でないのであれば、
クビになる前提で現実を考えた方がいいのではないでしょうか。
![なぜハローワークは使えない・無駄が多いと求職活動で感じるのか?](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2020/03/Why-cant-I-use-Hello-Work-or-find-it-wasteful-when-searching-for-a-job-320x180.jpg)
定年までこの会社にいると考えて仕事をしているの?
今働いている会社に定年までいると考えて働いていますか?
もっと言えば、3年後や5年後にいると考えられるでしょうか?
入社して何年先のビジョンを見ているのか、
また、何年先まで働いていようと思えるかも大事です。
なぜなら何かあれば辞めたいなと考えているのであれば、
クビにならなくても今の会社にいない可能性が高いわけです。
自分の意志で辞めたとしても次の仕事が決まっていなかったり、
収入の当てがなければ、突然クビになったときと大差はありません。
精神的な部分での違いぐらいはあるでしょうが、
収入という面では変わりがない状態になってしまいます。
クビにならないにしても辞めたいと思ってしまったり、
辞めないといけないとなる可能性もありますので、
クビにならないにせよ仕事を失う覚悟というものは、
常日頃から持っておくべきですし、準備しておくべきなのです。
![在職中にも転職活動をすべき!むしろ在職中に転職しないでいつするの?](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2020/02/You-should-change-jobs-while-you-are-at-work-Rather-when-do-you-do-a-job-change-while-you-are-at-work-320x180.jpg)
会社をクビにならなくても会社があるとは限らない
仮に会社をクビにならなくても会社があるとも限りませんよね。
会社がなくなれば、仕事をクビになってる状態と変わりません。
クビには簡単にならないしと楽観的でいるとしても、
会社は意外と急に倒産や経営悪化になることは珍しくありません。
会社をクビにならなくても会社がなくなってしまえば、
クビになっているのと同じような状態です。
一生安泰のびくともしない会社に勤めているわけではないのであれば、
クビにならないとしてもクビのような状態になるかもしれないという危機感を、
常に持って準備しておくことは当たり前のことではないでしょうか。
あり得ないことや想定していない事態がいつ起こるかわかりません。
大きな出来事ですら想像を超えてやってきたりするものですので、
会社がなくなるなんてことはそれらに比べれば小さいことですし、
日常的に起きてもおかしくはないものだと考えておくべきなのです。
![会社のために働く?自分のために働けない人は結局は会社のためにも働けていない](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2020/01/Work-for-a-company-People-who-cant-work-for-themselves-eventually-cant-work-for-the-company-320x180.jpg)
常に会社をクビ・仕事をクビになる意識を持っておくべき
なぜ覚悟をしておくべきかというと、
ショックを受けないためと、急に路頭に迷わないようにするためです。
想定していないと人間はショックが大きいですし、
備えがなければ路頭に迷ってしまいます。
クビになっても明日から急に暮らしていけなくなるわけではありませんが、
最初から覚悟があって準備している人間と、
急に窮地に立たされたと感じる人間では、
精神的な余裕が圧倒的に違う部分が出てきます。
また、リスクを承知していないと、
リスクを回避したり分散することは出来ません。
会社に勤めている場合は、
現状維持も自分の気持ちひとつで出来るものではありませんし、
内的要因や外的要因で一転してしまうこともあります。
大手に勤めていようが役職がある立場であろうが、
現状に胡坐をかいて楽観的に考えていないで、
常に会社や仕事をクビになる覚悟と危機感を持っておくべきなのです。