この人、真面目なのに仕事ができないなって方いませんか?
真面目に仕事に取り組んでいるのに仕事ができないのは疑問ですよね。
真面目なのに仕事ができない人の特徴や問題について考えていきましょう。
真面目なのに仕事ができない人っていませんか?
真面目なのに仕事ができない人というのは、なぜなのでしょうか。
普通に考えたら、真面目にやっていればそれなりに仕事はできるはずです。
ですが、この人は真面目なんだけど仕事はできないなぁ、
という人がいるのは事実です。
真面目な故に対処に困るという部分が少なからずあります。
真面目なのに仕事ができないのは、真面目=仕事ができる、ではない、
という部分が大きな原因にはなるのですが、
真面目にやっている分、努力しているようにも見えるし、
なんて言っていいかわからないな、という問題も孕んでいるのです。
不真面目で仕事ができないのと違う厄介さ
不真面目だから仕事ができない人であれば対処は簡単です。
不真面目さを指摘して怒るなり、注意して態度や取り組む姿勢を改めさせれば良いわけです。
あくまで不真面目が原因で仕事ができないというのが本当の原因であった場合ですけどね。
ですが、真面目にやってるのに仕事ができない人には、
注意しようがない!という部分も少なからずあります。
君は真面目にやってるのに全然仕事ができないね!なんて普通は言えませんからね。
不真面目で仕事ができない人より、
ある意味で真面目なのに仕事ができない人の方が厄介ということもできるのです。
真面目なのに仕事ができないってことはもしかして?と、
口には出しにくい感情がちらほら芽生えてしまうこともあるからです。
真面目過ぎるのに仕事ができないのは能力の問題か?
真面目なのに仕事ができない人に対して、
単純に真面目なだけで能力が低いんじゃない?
頭悪いんじゃない?
というような負の感情を持ってしまうことは否定できません。
簡単に言えば、勉強してない人の0点より、めっちゃ勉強して0点の人がいた場合、
どっちが悲惨な印象を受けるかというと勉強したのに0点の人ではないでしょうか。
つまり、打ち手がこっちにないんじゃないか?
と思わせてくれるということです。
真面目にやってればいいということではなく、
しっかりと時間や給与に見合った仕事ができていないのであれば、
真面目であろうが、不真面目であろうがどちらも問題ではあるのです。
真面目過ぎるが故に仕事ができない場合もある
真面目だからこそ、真面目過ぎるが故に仕事ができない場合もあります。
例えば、会社や職場が適当であったり、
やるべきことや決めるべきことがしっかりと定まっていない環境であったり、
上司や同僚がボンクラで不真面目な人ばかりの環境の場合、
真面目過ぎる人は職場や会社に合わないために、
自分の能力を発揮できない状態であるとも言えます。
この場合は、別の職場や仕事に転職をする、
などの対処で解決するかもしれません。
環境要因で仕事が出来ない場合は、真面目だから仕事ができないという部分と、
多少違うとも言えますが、性格や考え方の相違がある職場では、
パフォーマンスを発揮できない場合があるということも考えておくべきでしょう。
真面目なのに仕事ができない人の特徴と問題
真面目なんだけど、なんでやろなーとか、
真面目なんだけど、イラッとさせるわーなどなど、
真面目過ぎるが故に仕事ができない人が持つ特徴と問題を見ていきましょう。
要領が悪すぎる
真面目だからといって要領が悪い進め方をして良いわけではありませんよね。
真面目というより馬鹿正直、愚直、とでも言ったほうがいいのか、
何をそんな要領の悪い仕事の進め方してんねん!
というような印象を与える用であれば、真面目だろうがダメです。
基本指示待ちスタンス
真面目な人は言われたことをやろうとします。
逆に言えば、言われないとやらない、
言われるまでは何をしていいかわかっていない、
という部分があるのです。
基本指示待ちでいられる仕事ができない人ほど厄介な存在はいません。
指示待たれても、君は仕事できないじゃん!と思わせるような仕事ぶりであれば、
真面目だろうが使い物にはならないというわけです。
ルールに縛られ臨機応変さゼロ
真面目な気質からなのか、ルールやマニュアルに縛られます。
というか縛られ過ぎるとでもいいましょうか。
会社のルールやマニュアルなんてカビが生えてる場合も多いですが、
誰がどう見てもこのルールじゃなくてもいいんじゃない?
ということでもしっかり守ってやろうとします。
また、ルールなので出来ません!マニュアルにないからできません!
のような、プログラミングでもされてるのか?と思うぐらい融通が利きません。
自分で考えない
マニュアルロボット、指示待ちスタンスの傾向から、
自分でモノを考える能力が低いことが多いです。
真面目に取り組んでいれば、自然とモノを考えてやりそうなものですが、
真面目なのに仕事ができない人は考える力が不足してるのかもしれません。
自分で考えないから、いつまでたってもできない。
私が仕事できるようになんとかして!とでも思ってるのか?
と勘繰ってしまいたくなるぐらい自分でモノを考えられないのです。
理解力が低い
考える力がないので、指示や指導に対しての理解力も低いです。
真面目に話は聞いているように見えても、
いざやらしてみたら全然理解してなかった、
というようなことが起きてしまうのです。
こちらも、ちゃんとわかりましたか?と聞くのですが、
その時は、わかりました、と答えるだけで理解はしていないのです。
無駄なことをしている
真面目なのに仕事ができない人は簡単に言えば、
真面目に時間をかけて、無駄なことをしていることがあります。
本人にそのつもりはないのかもしれませんが、
無駄でしかないことを一生懸命やっている、
というようなことがありますし、
結果として仕事ができていないのであれば、無駄というしかないのです。
努力の方向性が変
無駄なことを必死にしているのに通じて、
仕事のために行う努力の方向性が変だったり、
ズレていたりということがよくあります。
しっかりと自分の現状や問題点を把握できていない、
という部分もあるのでしょうが、無駄な努力をしていたり、
それやる?みたいな変な努力、努力と言ってもいいかわからない無駄を、
なぜかひたすらやっているということがあります。
早くやる気がない
根本的に早く仕事をする気が欠如しています。
早くする気がそもそも薄いので、
これまで紹介してきたような状態なのかもしれません。
ゆっくりやっても、早くやっても貰える金は同じ、
という状態で仕事していれば余計にそう考える人はいるかもしれません。
わかったつもりでいる
真面目なのに仕事ができない人はわかったつもりでいます。
もっと言えば、自分は仕事が出来ているつもり、かもしれません。
自分勝手な解釈や判断が強い部分もあるので、
私は出来ている、わかっている、つもりになっていて、
意外と他人の言葉を受け止める気がないのかもしれません。
質問が下手またはしない
わかったつもり、出来ているつもりでいるので、
積極的に質問をしない傾向があります。
また、真面目だからか考えすぎて質問をしない場合もあります。
質問をしないということは理解できているという状態なわけですが、
ふたを開けてみたらズタボロな状態ですので、
質問すらできないぐらい理解できていないのかもしれませんね。
本当に真面目に仕事してるかはわからない
真面目なのに仕事ができない人の特徴や問題を考えてきましたが、
結果的に仕事ができていないのであれば、
本当に真面目に仕事をしているかどうかわからないということも言えますよね。
真面目風、真面目な雰囲気なだけで、
真面目に仕事に取り組んでいるかどうかも怪しいということです。
普通にできるレベルというのが仕事の中でもあります。
そのレベルに真面目にやっていても届かない場合は、
根本的に向いていない、能力が足りない、本当は真面目にやっていない、
のどれかと考えることもできるわけです。
真面目なのに仕事ができない人に対して疑いの目を持てとは言いませんが、
真面目なのに仕事ができない人は何かしらの問題があると考えるべきでしょう。