KSM×LOG|仕事や日々について考えたり感じたことを綴るブログ
仕事

仕事上のやり取りや取引先に無暗にお礼や謝罪の言葉を使うのは愚か!

仕事上のやり取りや取引先に無暗にお礼や謝罪の言葉を使うのは愚か!

会社で働いていると、連絡ごとが多くなります。

また、メールや連絡ツールの利用が多くなっており、文章でのやりとりが多くなっています。

定型文のつもりなのか、悪い印象を恐れているのか、

必要以上に仕事でお礼や謝罪の言葉を多用していることが目に付きます。

必要があるお礼や謝罪をするのは大切ですが、意味もないお礼や謝罪を、

仕事上や取引先に対して、口走るのは非常に危険です。

安易なお礼と謝罪が横行している会社がある

すべての会社とは言いませんが、

自分が勤務した経験のある会社でも何社か無駄なお礼と謝罪をしているのが、目に付くことがありました。

それは、取引先の会社の返事や連絡からも感じたことがあります。

例えば、相手がやらなければいけないことをやっていないことに対して、

申し訳ございませんが、○○をして頂けないでしょうか

必要事項の連絡がない催促に対して、

申し訳ございませんが、○○の情報共有をお願い致します

みたいなことです。

えっ?何がこれでいけないの?と感じる方もいるでしょう。

確かに一見違和感のないように見えますが、

相手の不備や約束を守っていないことに対しても、

「申し訳ございませんが」などの謝罪の言葉を使用しているのがおかしな部分です。

連絡をしていなかった相手側が、

「申し訳ございません、こちらになります」と返事してくるのは理解できますが、

こちらが謝罪の言葉を使う意味はないですし、なんでも謝っているなと思ってしまいます。

また、このような姿勢であると相手側から下に見られたり、舐められたりして、

理不尽な扱いを受けてしまうということに繋がる可能性もあるのです。

自分の仕事にミスや非がないのに謝罪するのは愚か

パワーバランスなのか、下手に出すぎてるのか、

どういう理由があって、安易に謝罪するのかはわかりませんが、

自分の仕事にミスがないのに謝罪するのは愚かとしか言いようがありません。

ミスや非がないのに謝罪の言葉を使う理由や意味がないからです。

なんでも簡単に謝ってしまう癖がつくと、

とりあえず謝罪しておけということになってしまいますし、

謝ってしまった事実があるので、こちらが悪くなくても悪者になってしまう可能性もあります。

相手に非があるのに、こちらも謝ってしまったことによって、

こちらが加害者のようになってしまい、後手に回る対応をすることになるなどのリスクがあると理解すべきです。

仕事の相手に簡単にお礼を言うのもNG

簡単に謝罪をするのと同じぐらいに、感謝やお礼を多用しているのも目に付きます。

確かに、感謝の意やお礼の気持ちを伝えるのは重要なことですが、

これも何でもかんでも、使えばいいということではありません。

例えば、相手がして当たり前のことや相手からこれをしますといったことに対して、

「ありがとうございます!」というのは、おかしなことです。

当たり前のことを当たり前にしただけなので、お礼までは必要ないです。

また、こちらが催促してようやくしてくれたことに対しても、お礼を言う場をよく見ます。

これは、やると約束した上に期日を守らず、催促を受けての行動になりますよね。

こんな向こう側の対応が遅い、手間をかけて連絡した上でようやくやったことに対して、

お礼を言うなんて馬鹿げていると思いませんか?

仕事や取引先に適切なお礼と謝罪をすべき

何でもかんでも謝ったり、お礼を言うのはリスクになるので、

適切なタイミングと表現で特に取引先には謝罪とお礼はすべきです。

お礼や謝罪をとりあえず言っておけ的な考えや、

定型文のように使ってしまっていたり、口癖になっているようなら、

適切なタイミングと表現を考えてみてください。

仕事で謝罪すべき時を考える

これは考えるまでもなく、自身や自分の会社に非があるときです。

非がないならどんな時でも、謝罪の言葉は不要です。

反省を示す、改善する姿勢を出す、のと謝罪を一緒に考えないようにしましょう。

謝るというのは簡単にできますが、謝ってしまった事実というものは、

物事を難しくさせることもあるのです。

逆に言えば、こちら側に非がある場合は、パッと謝罪をしてしまうほうがいいです。

変な言い訳や責任転嫁のような曖昧な言葉を並べるのは得策ではありません。

仕事でお礼すべき時を考える

仕事でお礼を言っても不自然ではないことは、

頼んだことを頼んだ以上に良くしてくれたときや、頼んでいないのに気を利かせてやってくれたことなど、

自分の想定以上のことや、自分が気が付いていなかったことなどを、

しっかりとこなしてくれた時などはお礼を言っても差し支えないでしょう。

当たり前のことを当たり前にやるのは当然です。

実際、お礼も簡単に使うことができますが、

使い方を間違えると勘違い人間を生み出してしまったり、

自分の立場を下にしてしまうことがあるので、しっかりと考えて使いましょう。

必要以上にお礼や謝罪を言い合う会社は気味が悪い

実際、会社で必要以上にお礼や謝罪を言い合っているのを見ると気味が悪いものです。

馴れ合いに次ぐ馴れ合い、

無駄な言葉の流れでツールの通知が来るのは鬱陶しいと思ってしまいます。

見たことがあるものの例をあげますと、

アホ1:「申し訳ございませんが、○○の対応をお願い致します

アホ2:「ご連絡ありがとうございます!承知いたしました!

アホ1:「お忙しい中ご対応いただきありがとうございます。

アホ2:「いえいえ、こちらこそご返事が遅くなり申し訳ございません。

などなど、通常の業務の流れでこんな不毛なやりとりを見せつけられると、

この会社にはアホしかいないのではないかと思ってしまいます。

こういう儀礼的なやりとりというか、表面上の馴れ合いのやり取りが多いのは、

業務の邪魔にもなります。

ですが、こういうことをしている会社に限って効率化とかを抜かすのです。

もっというとこの会社は、語尾に「!」をつけましょうとかも言ってきました。

何故かと聞くと、「。」で終わると冷たい印象を与えるという理由でした。

同じ社内の中での同じ社員のやり取りで、そこまで必要か?と思いました。

というか、「。」で終わってて、

この人は冷たい人間が!と抜かしたアホ社員がいるということでしょうか。

どちらにせよ、こういう無駄なことを考えるのに効率化とかは片腹痛いですし、

安易なお礼や謝罪に関しては横行していたので、

外部とのやり取りが活発になったり、何か問題が起きた時には、

恐ろしいことになるのではないかと感じています。

お礼や謝罪は重要ですが、時と場合、表現を考えて、

特にビジネスにおいては使うべきときにしっかりと使うということを考えてみましょう。