何となく職場が合わないと感じる時があるでしょう。
職場が合わないと感じるポイントとしては、
職場の雰囲気や同僚など人間関係、仕事内容や社風などが考えられます。
ここは、合わない職場だなと感じるポイントと、
合わないと判断する基準を考えていきましょう。
合わない職場は入社直後から異常を感じる
合わない職場だなと感じるのは在籍期間に関係なく訪れます。
違和感や合わないなと感じる部分は、入社直後からくることもあります。
せっかく就活や転職活動をしたのに、入社直後から異常を感じると厳しいですよね。
ですが、経験上、入社直後に感じた違和感は、
やっぱこの職場は合わないなという結果になることが多いです。
入社初日の違和感だけで判断するのは早計ではありますが、
試用期間などは、会社側だけでなくあなた自身も会社や職場を判断する期間でもあるので、
合わない職場の兆候を感じても初日だけで判断するのは思い留まりましょう。
慣れてきたら大丈夫だったみたいなこともないこともないですからね。
ある程度勤めていても何かのキッカケで合わない職場になる
違和感を感じず、感じていても耐えられる程度で、
ある程度の期間を務めている職場であっても、
何かのキッカケで急に合わない職場になる可能性はあります。
会社は変わりゆく部分はありますし、浮き沈みで変化もします。
まわりを取り巻く環境や状況も変わりますし、
自分自身もポジションや役割、関わる人が変わることもあります。
合わないと感じていなかった職場であっても、
何らかの変化やキッカケで合わない職場になることはあるのです。
職場が合わないと感じる時:職場の雰囲気が合わない
職場の雰囲気というと漠然とした印象を受けますが、
何とも言い難く合わない雰囲気の職場というのはあるものです。
それは社員が醸し出すものだったり、会社の文化が醸し出すものだったり、
特定の集団や人物が醸し出すものだったり、
原因はわからないが、どこか雰囲気が合わないという感覚のものであったり、
と、いろいろな要素をまとめて職場が合わないとなる原因になります。
職場が合わないと感じる時:職場の人たちと合わない
職場の人たちと合わないという部分で職場が合わないとなることがあります。
合わないとは、人としてという部分もあるでしょうし、
感覚としてのノリや仕事に向き合う姿勢や考え方など、
人間関係や仕事を通じた価値観という面で職場の人と合わないとなると、
ひとりで仕事をすればいいだけの状態でない限り、
職場が合わないと感じ、仕事をしていく気が失せていくことがあるでしょう。
職場が合わないと感じる時:仕事内容が合わない
求人情報に記載があったり、事前に説明されていた業務内容と、
実際に就業してからの実態が違うということはありますし、
急に仕事内容が変わることも会社では起こりえますよね。
そうなると、この仕事がしたいから入社したという考えなどの、
仕事内容を求めて職場を選んで働いていた人は、
全てひっくり返されたような合わない職場になるのも頷けます。
職場が合わないと感じる時:社風が合わない
社風や文化は雰囲気と通じる部分が大きいですが、
実際に入社してみないとわからない文化や社風があったりします。
いわゆる会社の独自ルールや変な風習など、
なんかカルト集団みたいだなって思わすようなものもあったりしますし、
価値や意味がない行為に重きを置いていたりして、
なんかアホらしいし、気持ち悪いなと感じ出すと、
この職場合わないなということに繋がっていきます。
職場が合わないと感じる時:上司や経営者と合わない
働くうえで上司との相性は重要です。
上司がクソだとやってられんわ!とすぐなってしまうからです。
また、中小企業などでは社長とも仕事で関わる機会があります。
経営者は会社の舵取りのようなものですから、
経営者と合わない、相性が悪い、アホだとしか思えない、
みたいな状態になってしまうと、職場に合っていないなと感じるでしょう。
職場が合わないと見切りをつける判断基準
どの程度合わないと感じているかにもよりますが、
職場が合わないという理由で見切りをつける判断基準は、
全てにおいて、自分が去ることでしか悩みが解決しない状態であるかどうか、
という部分で考えたほうがいいでしょう。
多少我慢ができる範囲であればすぐに辞める必要はないでしょうし、
対人関係や職場特有の要因が原因だとしても、
合わないなと感じる理由が自分が去らなくても何とかなる範囲であれば、
見切りをつけるまで判断しないで済むかもしれません。
しかし、職場が合わないと感じ出すと、職場自体が嫌になってしまい、
解決するしないということより、早くこの会社や職場から去りたい!
という状態になってしまうことが多いです。
その場合も冷静に一度考えたほうがいいとは思いますが、
去りたい気持ちが強い場合は、理屈じゃなくても去るという判断をしても悪くはないでしょう。
合わない理由も去りたいという気持ちもすべてが理屈があって説明できるとは限りません。
自分の心の声を素直に尊重することがストレスや苦痛の解決に繋がることもあるのです。
合わない職場だと感じ出したらどうすべきか?
今の職場を合わないと感じ出したらどうすべきでしょうか?
明確にこの部分が理由で合わないというのがわかっているなら、
まずは合わない理由をはっきりさせたほうがいいでしょう。
相談や周りの力で解決できることがあるかもしれないからです。
合わない理由が明確ではない場合は、
一旦、会社を休んだり、会社の付き合いから距離を置くなど、
冷静になれる時間を設けましょう。
単純な仕事の疲労やストレスからも合わないと感じることもあるからです。
日ごろから沸々と合わないなという感情を常に持っている場合は、
転職活動をするというより、準備はしておきましょう。
求人を見る、常に応募できる、という状態でいることで、
精神的な安心感にもつながりますし、急に転職活動するより有利になります。
普通にもっと条件の良い求人を見つけたりスカウトが来る可能性もありますしね。
理屈じゃなく感覚で職場が合わないのは本当の気持ち
完全に合う職場というのは中々ないでしょうが、
説明はできないけど、いることすら苦痛に感じる職場があるのも事実です。
自分でもなぜかわからないけど、許容できない気持ち悪さや、
居心地の悪さを感じてしまう職場というのがあるのです。
せっかく入社したし、転職できるかもわからないし、
という考えが頭によぎるのは理解できることですが、
原因が何かよくわからない、説明はできないけど、どこか合わない職場と感じる、
という感覚は、あなたの本当の気持ちかもしれませんので、軽視しないほうがいいでしょう。
職場が合わないことのストレスや苦痛は大変大きなことですし、
仕事をする上での重要なポイントであるので合わないなという感覚を無視しないようにしましょう。