仕事ができるふりをする人だと感じたことがある方や実際に見たことがあるという方も少なくはないかもしれません。
本当は仕事ができないのに、仕事ができるふりをする人は何を考えているのでしょうか。
仕事ができるふりをする人の特徴とも目論見を考えて、どのようなリスクや害があるかを把握しておきましょう。
仕事ができるふりをする人とは?
仕事ができるふりをする人とは何かといえば、仕事ができないのに仕事ができるというように振舞っている人です。
簡単に言えば、嘘つきともいえますしハッタリ野郎ともいえますし、詐欺師的ともいえます。
つまり、実態とそぐわない虚像を作り出しているので、騙せているうちはいいかもしれませんが、化けの皮が剝がれるなどが起きると大きなリスクも内包しているともいえる状態です。
一見、なんの得もなさそうな仕事ができるふりをするという行為をなぜしているのかを考えていきましょう。
仕事ができるふりをする人の目論見
仕事ができるふりをする人の目論見としてまずシンプルなのは、仕事ができる人と思われたい・思わせたい、ということでしょう。
なぜ仕事ができると思われたいかと言えば、仕事ができないと思われて扱われるよりも評価が高まったり、重要人物と思われたり、周りにマウントできたりといろいろと得があるからです。
ですが、仕事ができると思われると得だけではなく、難し仕事を任せられたり、成果を求められたりというリスクというか責任も生じるものです。
しかし、仕事ができるふりをする人はそれらのリスクよりも仕事ができると思われてなんとなく何もしていないけどある程度のポジションを獲得するという部分が大きな目論見になります。
悲しいことに、仕事ができるふりをすることでこのような楽なポジションにつける会社もあるので、味をしめて仕事ができるふりをしていくということもあります。
もしくは、仕事ができるふりをしている中で自分は仕事ができると思い込んでいる、成果が出なくても自分のせいではない、という思考のすり替えがおこなわれていて、ナチュラルに仕事ができるふりをしている人もいます。
どちらにせよ、仕事ができると思わせたい、というのが大きな目論見と言え、自分は仕事ができるのだからある程度は好き勝手やらせてもらいますよ的な楽なポジションに居座りたいというのが本音といえるでしょう。
仕事ができるふりをする人の特徴
仕事ができるふりをする人の特徴はあまり良いものがありません。
外面や印象が一瞬良かったとしても浅いので、見る人が見ればすぐに無能だとわかるものです。
しかし、仕事ができるふりをする人であると見抜けない無能も多く存在しているので、一定数の仕事ができるふりをする人が生まれてしまうのも事実です。
仕事ができるふりをする人に多い特徴は以下が考えられるでしょう。
- 仕事ができたことはないが仕事ができると自分では思っている
- 仕事ができるふりをして周りを騙したいと思っている
- 嘘をつくことに何の抵抗もない
- 仕事ができないことに関して改善する気がない
- 仕事ができない場面になったら逃げ出す
- 責任を持つことをしようとしない
- 何かあれば誰かのせいにしようとする
- 権力者に媚びへつらう傾向がある
- 周囲を見下す傾向が強い
- 自意識過剰でプライドが高い
これまで成果を出したことがないのにもかかわらず、自分は仕事が人よりできると思い込んでしまっている恥ずかしい人は多くいて、そのような人は仕事ができたことがないのに仕事ができるふりというかそういうスタンスを取ってしまっているということもあります。
また、その中には仕事ができないことを自覚しながらも敢えてそのスタンスを取って周囲を騙す、見栄を張るという明確な意図がある場合もあるでしょう。
つまり、事実とは違うことに対して罪悪感を抱かないので簡単に嘘をつくという人間であり、現状は仕事ができないという事実を改善する気がさらさらないともいえます。
もし、仕事をしないといけない、仕事の能力が足りないとバレた際はすぐに逃げ出すでしょうし、そのような責任を持つこと自体を嫌う傾向もあります。
責任を持つ気がないので基本的には他責であり、責任転嫁ばかりであったり口だけの丸投げ対応みたいなことが多くなります。
このような無能であることを隠したいがため、権力者には媚びへつらい、下の人間や同僚にはマウントを取ったり、見下す、敵対心を煽るなどの人間関係を工作しようという傾向も強い場合があります。
これらに通じていえる部分は、仕事ができるふりをする人は自意識過剰でプライドだけが高い中身がすっからかんの残念な無能であるということです。
仕事ができるふりをする人のリスクと害
仕事ができるふりをする人と一緒に働くリスクと害は、肝心なときに役に立たないということもありますし、仕事ができるふりをしている人が評価されたり権力を得てしまう可能性があることです。
仕事ができるふりをしているので仕事ができるかと思いきやできなかったということが起きてしまうと、誰かがケツを拭いてあげないといけないことも起きますし、自信満々に大失敗を引き起こしてくれる可能性もあります。
仕事ができるふりがバレてその後は然るべき扱いをするようになれば被害は一度で済みますが、意外に仕事ができるふりをする人は逃げるのが上手かったり、上の人間が無能だからこそ幅を利かせていることが多いのでダメージがないことも多いのです。
そうなると、仕事ができるふりをしているだけの無能が楽してなんか威張ったり評価されている会社ということになるので、まともな人ほどやる気をなくしてしまいます。
最終的には、アホや無能しか残らない会社になってカオスになっていくので、真面目に仕事をしている人らがただただ損をするだけの状態になり、遅かれ早かれそれらの人も去りますし会社としてもおかしくなっていくのです。
仕事ができるふりをする人を見抜け!
仕事ができるふりをする人は中身がゼロの無能です。
なんか意識が高いことを言ったり、仕事ができるアピールをしてくるでしょうが、実態はなく内容もスカスカですので冷静に考えれば見抜けるはずです。
なんの成果や実績もないのに仕事ができるふりをしている人がいれば、はっきり言って面倒の種でありリスクの塊ともいえるので、関りを避けたほうがいいでしょう。
また、管理職など評価をする立場であればこのようなアピールだけの見せかけ君に騙されることなくしっかりと本質を見抜けるようにならなければいけません。
それができなければ、まともな人が去り、仕事ができるふりをするようなイカれた無能ばかりのおかしな会社が出来上がってしまうでしょう。