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退職時誓約書は拒否できる!退職時に書かされる謎の誓約書に注意せよ!

退職時誓約書は拒否できる!退職時に書かされる謎の誓約書に注意せよ!

退職時誓約書、なるものをご存知でしょうか。

必ずしもあるものでもなく、見たことも聞いたこともない方もいるかもしれません。

簡単に言えば、退職時に会社が提出を迫る書類です。

ですが、何も考えずにサインしてしまうと不利になる場合がありますので、

退職時誓約書やそれに近しいものにサインを迫られた場合は冷静に対処しましょう。

退職時誓約書へのサインは義務ではない

結論としましては多くの場合で退職時誓約書は拒否することが可能です。

サインもそうですし提出も拒否することは可能ですし義務ではありません。

退職時誓約書に関しては企業が提出や同意をお願いする立場であり、

あなた自身が同意しない限りは提出やサインをする必要はないのです。

また、退職時に退職時誓約書を書かないといけないという義務があるわけではない

ということは覚えておいたほうがいいかもしれません。

深く考えずに退職に必要な書類なんだー、と安易にサインする前に、

内容をしっかり読み込み、提出する必要性がない場合は意見を言いましょう。

人事や労務に確認すれば義務ではないし提出不要と答えてくるはずです。

強制や義務だと言うようであれば、弁護士などの専門家や労働関連の機関に問い合わせましょう。

退職時誓約書は企業の一方的な言い分があるだけ

そもそも退職時誓約書とは企業の一方的な言い分が書いてるだけで、

それを承諾しろよ、いいな?ってことだけの書類といっても過言ではありません。

つまり、こちらが納得できないようなものであったり、

法的に守らなければならないものでもないような条項が記載されていたりもするわけで、

安易にサインして同意してしまうのは危険であるとも言えるわけです。

退職して無関係になるにもかかわらず、一方的な言い分をこっちが飲むというのは、

内容がどうこう以前に気持ちが悪いものですし、高飛車な行為と思いませんか?(笑)。

円満に退職するにせよ、不満や遺恨があって退職するにせよ、

もう辞めるのに、うだうだうっせーよって気持ちになってしまうような書類なのです。

退職時誓約書にサインをすると制約だけが生まれる

退職時誓約書によく書かれている内容としましては、

  • 競業避止義務
  • 守秘義務

に関することの企業の一方的な言い分を守れよ、ということが書かれています。

簡単に言うと、競合他社で仕事すんなよってことだったり、

これまで知ったことを漏らすんじゃねえぞっていうことへの一方的な物言いです。

これらも義務ではないのでサインする必要はないのですが、

サインしてしまうことで違反行為ということになってしまいますので注意が必要です。

こんなん誓約じゃなくてただの制約でしかなく退職後や今後の人生で不利やわ!

って感じるような内容であったり、曖昧なものであることも多いですので、

しっかりと考えたうえでサインする必要がありますし、サインしない選択肢も主張すべきです。

サインしてしまうことによってただただ不利な条件を呑み込んだという結果になるかもしれない

という状態になってしまうこともあるので誓約という名の制約には注意すべきなのです。

退職時誓約書にサインをすることのメリットはない

はっきり言ってしまえば、退職誓約書にサインするメリットはない、ということです。

メリットもないし義務でもない書類にサインする必要性はこちら側にはないわけです。

何のために誓約書にサインしなければならないのか?

サインすることでどのような結果になるのか?

という部分をしっかりと考えたうえでサインするかしないかを判断すべきでしょう。

普通に考えて、誓約書に書いてあるようなことを守らないという人はいないかもしれません。

ですが、そもそも守らなくていいような内容を守れと言ってきてるのが誓約書です。

サインをしてしまったら守らなくていいものを守らなくてはいけませんし、

もしも誓約書に違反する行為が露呈した場合は咎められたり訴えられたりするかもしれません。

目に見えない足枷を退職後も課せ続けられるというのはデメリットしかないでしょう。

しかもサインする義務も守るべき義務も元々ないような一方的な言い分に対してです。

退職時誓約書にサインすることでバカを見ることになる可能性があるのであれば、

メリットもないですしサインを拒否しておいた方が無難と言えるでしょう。

気に食わない退職時誓約書は拒否しよう!

結論として退職時誓約書を拒否しても問題がないということです。

また、サインをする義務もなければ強要されるいわれもないのです。

退職時誓約書の内容は企業によって違いますので、

内容をしっかりと読んで、ひとつでも引っかかる部分がある場合は、

サインをしないという選択肢や考え方を持っておいたほうがいいでしょう。

会社の書類に関してはサインして提出してね、というだけで、

どのような意味や意図がある書類であるのか、

もっといえば、本当にサインしないといけないものなのか?

というものも中には含まれていることがありますが、

事務的であったり、手続き上必要みたいな感じで詳細を説明されないことも多いです。

退職時誓約書もそのような書類のひとつとも言えます。

退職するのに必要だからサインしてね、ぐらいの説明しかないかもしれません。

退職時誓約書もそうですが、それ以外の書類でも内容をよく読み、

引っかかる部分があればしっかりと問い合わせたり調べる必要性があります。

会社に出された書類だからといって安易にサインしないで慎重に判断していきましょう。