嫌いな人が職場に一人か二人はいるという方は多いかもしれません。
職場に限らず、接していればなんか合わない、苦手、嫌いだなぁと思ってしまう人がいるのは仕方がないことでしょう。
しかし、嫌いな人が職場にいる苦痛や拒絶反応が出てしまうようであれば、あなたは危険な状態かもしれません。
嫌いな人が職場にいる苦痛や職場の嫌いな人に出る拒絶反応について考えていきましょう。
嫌いな人が職場にいる苦痛は想像よりデカい
嫌いな人が職場にいることは仕方がないですし、割り切らなければいけないということも多いですが、嫌いな人が職場にいる苦痛はけっこう大きなストレスになるものです。
といいますか、嫌いな人が職場にいる苦痛が大きいと感じている方は、嫌いな人が職場にいる程度の問題よりも大きな問題を抱えているといってもいいかもしれません。
最初はただ単に嫌いだわー、苦手だわーという感情だったのかもしれませんが、
- 一緒に働くことが苦痛
- 同じ部署にいるのが苦痛
- 顔を見る・声を聞くのが苦痛
- 存在を感知するのが苦痛
というような苦痛を感じるようであれば、ストレスは相当のものかもしれませんし、ただ単に好き嫌いと言うよりも仕事や人間関係において実害を受けたことがあるのかもしれません。
また、受けていないとしてもこのような風に苦痛を感じてしまうほど嫌いな人への負の感情があるのであれば、仕事をすることや職場に通うことにも悪影響が生じてしまいます。
嫌いな人が職場にいる苦痛は想像より大きいことがあると言いましたが、まずはどの程度の苦痛を自分が感じているかを客観的に考えてみましょう。
嫌いな人が職場にいる苦痛をどう対処すべきか
嫌いな人が職場にいる苦痛で対処可能なものは出来る限り軽減できるように対処していきましょう。
考えられる対処としては、
- 嫌いな人と関わらないようにする
- 嫌いな人と一緒に仕事をしないようにする
- 嫌いな人に関心を持たない
- 嫌いな人と違う部署に異動する
- 嫌いな人がいない会社に転職する
などが考えられるでしょう。
出来るだけ関わらないようにすれば、嫌いな人に抱く苦痛を減らすことができるでしょうし、一緒に仕事をしない状態になれれば、関わることすらなくせることもできるでしょう。
また、どのような状態であっても関心を持たないことも重要です。
関心を持ってしまうと情報を得てしまうことにもつながりますし、意識してしまうことにもなるので、関心を持たないようにしましょう。
嫌いと言いつつ関心を持ってしまうのはある意味でおかしいことですので、嫌いな人に対しては無関心になることが一番効果的です。
嫌いな人への苦痛が強いのであれば、自分の工夫だけでは対応しきれませんので、異動などを願い出ることも効果的でしょう。
これらのように極力関りを排除し関心を捨てる努力をしてもなお苦痛が続くようであれば、その人と関係しなくて済むように会社を辞めるというのも最終的な選択肢になるでしょう。
職場の嫌いな人には拒絶反応が出ることもある
職場の嫌いな人に拒絶反応が出ることもあります。
拒絶反応が出るぐらいに嫌いと言う感情があるのは心身への影響も考えると危険な状態かもしれません。
拒絶反応の度合いを見極めて適切な対処をする必要があります。
どのような拒絶反応が出る可能性があるかというと、
- 夜眠れないくなる
- 食欲がなくなる
- 仕事が憂鬱になる
- 喉が詰まる感じがする
- 名前を見るだけでしんどくなる
- 姿を見るだけでしんどくなる
- 声を聞くだけでしんどくなる
- 存在を感知するだけでしんどくなる
これらのいずれかの症状が、嫌いな人が職場にいる拒絶反応として出ているの場合は、危険度が高いと考えてください。
もうこのような拒絶反応が出ているのであれば、自分の工夫でも改善できないかもしれませんし、心身に多大なストレスや負荷がある状態と考えられますので、専門家に相談するなどの段階かもしれません。
何がキッカケでこのような拒絶反応が出てしまったかは人それぞれでしょうが、対人でのストレスからの影響は共通する部分もありますし、これら以外の症状が出る場合もあります。
個人の経験ではありますが、専門家の言葉を借りると、通常の状態ではないと自分で自覚ができるのであればもう問題であるということでしたので、少しの不調であっても大したことないと思わずに早めに行動や対処、専門家への相談をしてください。
職場の嫌いな人への苦痛や拒絶反応の度合いを冷静に見よう
職場に嫌いな人がいて苦痛を感じてしまうのも、職場の嫌いな人に拒絶反応が出てしまうのは仕方がないことですが、あなたの安全を第一に考えた行動をしてください。
どんな理由であれ、無理なものは無理ということはあります。
何かの理由で嫌いになったということがキッカケだったにしても、拒絶反応が出てしまうような状態になっているのであれば、嫌いとかそういう問題じゃないレベルの話にもなっているかもしれません。
どちらにせよ、仕事に支障が出る状態は問題がありますし、あなた自身が心身ともに健康でいられないままに働くということが正しい選択とは思えませんよね。
どの程度の苦痛か、どの程度の拒絶反応かによりますが、自分の安全を第一に考えて、適切な行動や対応を取れるようにしておきましょう。