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生産性が低い人とは?生産性が低い人と考えてもいい特徴たち

生産性が低い人とは?生産性が低い人と考えてもいい特徴たち

生産性向上や業務効率化とよく耳にするようになり、生産性が低いことを問題視する声が大きくなっています。

しかし、多くの企業は生産性をしっかりと把握できていないことの方が多いでしょう。

言葉では生産性とは言うものの、実際に生産性が高い人、生産性が低い人を客観的に見れていないのです。

生産性が低い人と考えてもいい特徴を把握して、生産性に対しての考えを改めてみましょう。

生産性が低い人を客観的に把握すべき理由

生産性向上や業務効率化を言う企業に限って、生産性が低い人を見過ごしている傾向があります。

なぜなら、生産性向上は長い時間働けばできるだろう業務効率化ができたうえで長い時間やればもっと成果が出るだろう、という考え方で生産性向上や業務効率化といっているからです。

このような考えだと結局のところ、長い時間働いている人が素晴らしいということになり、残業が多い人が美化されるだけになるのです。

しかし、生産性向上や業務効率化を体現できている人を普通に考えたら、作業時間が短くなるはずで残業なんてする必要がないわけです。

その真逆の人を生産性が高い人と考えてしまう企業は、そもそも生産性が低い人の特徴を理解できていないでしょうし、生産性が低い人の方を生産性が高いと判断しているぐらいにアホなのです。

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生産性が低い人の特徴:勤務時間だけが長い

生産性が低い人はシンプルに勤務時間だけが長い人と言えるでしょう。

たとえば、3時間で終わることを5時間かかっているという場合は3時間の人よりも5時間の人の方が生産性が低いといえますよね。

あくまで同じ到達点や得られる結果という前提ではありますが、勤務時間が長いことだけを誇るのは恥ずかしいことでもあると考えたれるということです。

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生産性が低い人の特徴:業務量が少ない

業務量が周りと比べて少ないのであれば、同じ時間働いている場合は生産性が低いと考えられるでしょう。

業務量が少ないのであれば、より短い時間で終わらせることができるはずですので、そうでないのであれば生産性が低いのではないかと疑うことができます。

量だけではなく難易度などの面もあるので一概には言えませんが、こなす仕事の量が少ないのにかかる時間は周りと同じかそれ以上であるのであれば、多くの場合で生産性が低い人と言えるでしょう。

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生産性が低い人の特徴:仕事の質が低い

仕事の質と言えばクオリティなどもそうですが、効果的な仕事かどうかという面も大事です。

たとえば、仕事をしていてただの作業であったり、あまりする必要がないことをしているという人もいますよね。

ただ何かをしているというだけで効果的な働きができていない人も生産性が低いというかなにも生産していないとも考えることができます。

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生産性が低い人の特徴:打ち合わせが多い

打ち合わせばかりしている人も生産性が低いといえるでしょう。

打ち合わせは効果的なものであることは少ないですし、時間は多くとられやすいものです。

また、なんの結論も出ないような無駄な打ち合わせを業務として多くやっている人がいるので、その場合は仕事していないともいえるレベルです。

生産性を考えるのであれば、まず不要な打ち合わせや会議をなくすということが一番手っ取り早い改善部分といえるかもしれません。

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生産性が低い人の特徴:成果や貢献がない

やっている作業や業務、これまでやっていたことに成果がなく何の貢献もないのであれば、生産性が低いといえるでしょう。

また、成果や貢献が出ていたとしても、かけたコストに対して割に合わないようであれば生産性が悪いともいえます。

本質的に仕事をするというのは成果や価値を生み出し会社に貢献することですので、それができていないのであれば会社としては雇う意味はありませんよね。

しかし、雰囲気で評価していることが多い会社は本質的には何の貢献もしていない人を評価していたり、数値的に優れている成果を生んでいる人を冷遇していたりするのです。

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生産性が低い人が野放しにされがちな会社は多い

生産性が低い人を把握できている企業は少ないですし、本質的には生産性が低い人ほど優秀な社員と考えている企業は多くあります。

朝から晩まで働き、無駄な会議や打ち合わせをたくさんやり、残業や早出、休日出勤も厭わないといういわゆる社畜こそ良い社員と考えている会社はまだまだたくさんいるからです。

また、これらの生産性が低い人が良いとされているので、本当に生産性が高い人は仕事をしていないと言われてしまうことすらあります。

このような会社では優秀な生産性が高い人はすぐに辞めていきますし、会社としても生産性が低い人たちと意識とか意欲とか精神論で突き進むだけになるのでいずれ崩壊します。

悪い結果や無駄にしかならないのに、生産性が低い人を野放しにしているどころか美化してしまうのは、日本企業の文化としか言いようがないぐらいに想像以上によくあることで、本質的に生産性が高い人は毛嫌いされたり文句を言われてしまうぐらいなのです。