SEO業者は多く存在していますが、その中には実力がないSEO業者もいます。
実力がないどころか、無能で悪質なSEO業者も存在しているのです。
運悪くといいますか、判断のミスや営業に騙されて、
悪質なSEO業者と契約してしまった場合、あなたのサイトはSEOどころか、
手動ペナルティという最悪の事態に陥ってしまう可能性があるのです。
契約時に手動ペナルティの取り決めはしておくべき!
手動ペナルティのリスクは、
普通に運用して適切なSEO対策をしていれば基本的にはないのですが、
外的要因で手動ペナルティになってしまうということもあります。
ですから、どのSEO業者を利用するとしても、
契約中に手動ペナルティになってしまった場合の取り決めを事前にしておくべきです。
手動ペナルティになってしまうことで再起不能になってしまうこともありますし、
ドメイン自体が使用不可になってしまったりと、
手動ペナルティに関してはなることでプラスになることはゼロです。
また、確実に解除できる保証もどこにもないということを覚えておいてください。
日常的に手動ペナルティのチェックは自分でしておく!
SEO業者に依頼したからと言って、自分のサイトのアクセス状況や状態ぐらいは、
日常的に自分たちで確認しておきましょう。
手動ペナルティになっているかどうかを毎日チェックするということは、
サイトを運用している方でも少ないでしょうが、
SEO業者に依頼している場合は、ある程度SEOやサイト運用を任している状態です。
任しているといえば聞こえはいいですが、
何をされているか把握できていない状態であるとも言えます。
ですから、最低限、手動ペナルティになっていないかぐらいは自分で確認してください。
アクセス状況も併せて確認することでサイト状況も多少確認できます。
手動ペナルティの確認はサーチコンソールを開けば、冗談でなく2秒程度で済みます。
ペナルティになるのは最悪ですが、気が付かずに時間が経過していくほうが最悪です。
SEO業者に依頼している場合も、日々の確認を欠かさないようにしましょう。
手動ペナルティになったらSEO業者に即連絡!
日々のチェックを欠かさずに行っていれば、
手動ペナルティになってしまったことをいち早く発見できます。
いざ、手動ペナルティになってしまったらSEO業者に即連絡してください。
クレーム、苦情の勢いでも良いぐらいですが、
事前の取り決め等があれば契約に沿って冷静に対応してください。
SEO業者の施策や管理によって手動ペナルティになったという確証が得られれば、
賠償請求や補償問題等の話になるぐらい、手動ペナルティは大きな問題です。
SEO業者に勝手に現状から変えさせない!
SEO業者に手動ペナルティになってるぞと連絡を入れたら、
悪質なSEO業者の場合は、やる事と言えば責任逃れの相談です。
または、証拠隠滅を図ります。
ですから、連絡をする前や直後に、
現状の証拠を確保しておくことをお勧めします。
最低限、
- 手動ペナルティのメッセージ文のコピー
- 手動ペナルティのステータス画面のスクショ
- サイトのリンクデータのダウンロード
は、しておいてください。
多くの場合、手動ペナルティにするようなSEO業者は、
スパムリンクを売りつけているだけでSEOと言っている連中です。
リンクは外すことも簡単にできるので、
証拠を確保し、連絡時に現状からいじるなと念を押してください。
都合の悪いリンクを勝手に外して、違うリンクが原因でしたなどと、
嘘をついて誤魔化しているSEO業者を目にしたことがあるので、
証拠隠滅を阻止する努力を怠らないようにしてください。
これまでにSEO業者がしたことを全部提出させる!
サイトの現状を維持し現場保全が完了したら、
これまでSEO業者が何をしたのかを全部提出させましょう。
細かいことでもいいので、サイトに何をしたかがペナルティの原因を探るのには重要です。
また、ステータスの文面からも原因は推測できるので、
Googleが指摘している内容に関して、影響が起きるようなことで何をしたか、
を問い質してください。
もちろん、SEO業者が素直に言わない可能性もありますし、
原因は他にあると言ってくることもあります。
自分たちが原因じゃないと言い切れるなら、原因を特定できているはずなので、
そういうなら、今すぐ解除してくださいと圧をかけましょう。
SEO業者は言い逃れを必ずしてくる
繰り返しになりますが、SEO業者は必ず言い逃れしてきます。
おそらくほとんどのSEO業者は非を認めないかもしれません。
原因が他にあったとしてもSEOを担っているのであれば、
手動ペナルティになるまで放置していたという落ち度もあるんですけどね。
基本的には、原因を調査しますとか言っても曖昧な答えになります。
手動ペナルティはGoogleが判断して下すものなので、
原因を確実に特定ができないという部分を逃げ道に使います。
ですが、実体験としてSEO業者のリンクでペナルティになった際に、
SEO業者が設置したリンクのみを否認し、再審査リクエストをして、
ペナルティが解除された経験がありますが、
その際も、この事実を突きつける前は、言い逃れをしてきましたので、
SEO業者の言い逃れを防ぐような対応をしておきましょう。
手動ペナルティになったら賠償請求して契約解除へ!
SEO業者に依頼していて、手動ペナルティになってしまったら、
原因がSEO業者にあろうが、なかろうが契約は解除したほうがいいでしょう。
場合によっては、賠償請求できるような事前契約をしておきましょう。
実際、手動ペナルティになったら終わりですが、
SEO知識がないからSEO業者に依頼しているというクライアントは、
言いくるめられて、その後も金をむしられたり、
解除してやったぞ的な立場にすり替わらせる詐欺SEO業者もいます。
ですから、依頼する側は知識があろうとなかろうと、
契約時に手動ペナルティに対する条項や取り決めを事前にしておくことが、
被害を最小に防ぐためには効果的です。