「あいつは頑張っている」なんて言葉を聞いたことはないでしょうか?
確かになということもなくはないですが、
頑張っている、という根拠のない主観で評価するようであれば危険です。
頑張っている、ということで評価する上司や会社が危険で愚かなのかを考えてきましょう。
「あいつは頑張っている」は思い込みでしかない
あいつは頑張っている、ってほぼ思い込みです。
というか、なんか仕事してる感とかやる気ある感を、
上司が勝手に思い込みフィルターを通して見てそう感じただけです。
なんらかの成果を出したうえでプロセスも加味してそう言うならまだいいですが、
結局は、そう見えたからそう思うからってだけの主観でしかないのです。
まぁやってる風に見せる、
上司の評価を成果を出さずに高めるのが上手いって人も中にはいますけど、
そんなものに騙される上司は有能とは言えないですし、
敢えてそう思わせるようにしているわけでもないのに、
勝手に頑張っていると思い込んで評価するような上司なんてカスということです。
頑張っているで評価する上司や会社は雰囲気しか見てない
頑張っているとかやる気が感じられるというアホな評価をする上司や会社は、
雰囲気しか見ていないので、実際の働きや成果で評価できません。
また、頑張っていないとかやる気が感じられないという、
曖昧な表現で評価を落としてきたりする傾向もあって厄介です。
なんとなくそう感じるからって部分が評価指標なわけですから、
適切な評価が出来るわけはありませんし、上司や会社自体も無能と言えます。
このような傾向は評価を下す部分だけではなく、
会議であったり、事業の進め方や問題が起きたときの考え方にも影響します。
結局は、雰囲気でやってきただけなので、問題が起きたりうまくいかなくなった時に、
いろいろな部分でほころびが起きやすいと考えておいたほうがいいかもしれません。
「あいつは頑張っている」と言われる奴はただの無能説
頑張っているとアホな上司に言われる奴は無能な輩が多いです。
アホな上司も無能ではありますが、無能が良いと思う相手もまた無能なのです。
頑張っているのではなく、無駄なことをしていたり、
頑張っている風に見せていたり、単に仕事が遅かったり、効率が悪かったり、
というような人間を頑張っていると評価する無能上司や会社は多くあります。
また、口だけ達者であったり、意識高い系で上辺だけって輩も、
会社や上司そのものが同じ穴の狢なのからか、頑張っていると評価されます。
類は友を呼ぶとでもいうのか、同調意識なのかわかりませんが、
口だけの無能かただ単に無能が頑張っていると評価されがち、ということはあります。
頑張っている=残業が多い・意識高い系ってだけ
多くの会社が誤認をしているのか、もうそういう風土や文化なのか知りませんが、
頑張っている=残業が多くて会社に長くいる人、
または、頑張っている=意識高い系だけの妙なポジティブ野郎、
っていうようなハッキリ言ってしまえばゴミカスみたいな奴らが、
会社では頑張っている人という評価になってしまっています。
というか、こう言う奴らを頑張っていると評価する上司や会社は終わっています。
本質的に頑張っているかどうかなんか関係なく、
結局は雰囲気やイメージで判断してしまうということですね。
このようなフィルターが強い会社にいると、
実際に目に見えた成果を出した場合も適切に評価されない可能性が高いです。
実際の成果よりも雰囲気やイメージを重視する会社という要素が強いと感じるなら、
早目に転職するなり環境を変える方が得策と言えるでしょう。
頑張っているという根拠のない主観で評価する会社は終わる
頑張っているという根拠のない主観で評価する会社は、
なにか綻びが生じ出すととんとん拍子に転がり落ちていきます。
なぜなら適切な判断をすることができない人が多いと考えられるからです。
このような人たちが多くても不思議なことにうまくいくときはうまくいくものですが、
成長や伸びが鈍化したり低下してくると迷走を始めます。
そして、迷走をしていく初期段階で本当に有能な人たちは去っていきます。
会社がこれまで適切に評価してこなかった人間も後に続きます。
残るのはアホな上司や頑張っていると思われてるだけのゴミたちです。
問題を解決する能力を持たない者たちだけが残り、
悪手を連発していくことになり、引き返すことができない状態になるまで、
ひたすら暴走と言っていいような迷走を続けていきます。
評価が適切に出来ていない会社にいると不満を多く抱えることになると思いますが、
不満以外にもこのように崩壊しやすいというリスクもあるのです。
もしあなたが会社や上司の評価が雰囲気やイメージで行われていて、
不適切な評価ばかりが行われていると感じるのであれば、早めに行動をしたほうがいいでしょう。