意識高い系って言葉は広く知れ渡っていますが、
簡単に言えば、意識だけ高いこと言うだけの奴らということです。
意識高い系社員や上司がいて面倒とか理解不能ってことはありますが、
会社そのものが意識高い系でもう異常すぎてやってられねえ!
ということも、意識高い系の人間が増えてきた影響かで出てきています。
意識高い系の会社の異常性やそこで働く意識高い系の危険な上司や社員について解説します。
意識高い系の会社ってのがある
意識高い系社員とかは耳にすることはありましたが、
意識高い系会社ってのもあるなって感じています。
ブラック企業と近しい部分もあるけど意識高い系会社ってのがあってるなって印象です。
意識高い系会社の特徴としては、まず意識高い系社員が仕切っているということです。
経営者や幹部たちが意識高い系である場合が多いですね。
理想や夢を語る割には具体性がないみたいな上司も多く存在します。
また、意識高い系は意識高い系が好きな傾向がありますので、
意識高い系社員も必然的に増えていくことになりますし評価されます。
意識高い系の上司が意識高い系の社員と机上の空論を語り合い、
具体性がないまま、理想を描き続け論点や争点がブレまくったり、
一部の社員はもの凄く損をしてしまうという傾向があるのが意識高い系会社です。
事業がうまくいっている場合はまだ表面化されにくいのですが、
成長が鈍化したり問題が発生している状態になると、
意識高い系会社は雰囲気で突き進んできた分、有効な打ち手がなく、
意識高いことを言うだけだったり、精神論ばかりになっていき、
意識高い系会社からブラック企業化していきやすいという傾向もあり危険です。
意識高い系の会社とブラック企業の違いとは?
意識高い系会社とブラック企業には通じる部分が多くあります。
違いと言えば、まだブラック企業と言われていないかいるかぐらいかもしれません。
また、ブラック企業は法に触れるようなことが行われている可能性がありますが、
意識高い系会社は法にはまだ抵触していない状態である場合が多いです。
意識高い系社員または洗脳された社員が会社に強要されなくても、
自らブラック企業化していくことが多くあり、
またそのようなブラック化を頑張っている、良い傾向だ!というような、
狂った考え方をしている人間が多く法令遵守の意識は低く、
成果や生産性よりも、やってる風、無駄に会社にいること、を評価します。
それが意識高い系としか形容しがたい部分であります。
なにがなんでも結果を出せ!ということでもなく、
意識高い系会社の場合は結果が出ていなくてもこのような姿勢があれば評価され、
結果を出していたとしてもこのような姿勢がなければ評価されないという部分は、
いわゆるブラック企業と大きく違う点ということができるかもしれません。
意識高い系の会社や上司の異常性とは?
意識高い系の会社や上司にどのような異常性があるかというと、
現実を直視しないという部分と責任転嫁しか考えていないということです。
役職や立場高い人間ほど、現実的な指示であったり、責任を持って働かなければなりませんが、
意識高い系の会社や上司は立場が上に行けば行くほどこれらを失っていきます。
つまり権力や決定権があるくせに、夢物語だったり妄想を語り、
現実的に起きている問題や課題から目を背け続けて自分の妄想を語るだけになります。
そして最終的には精神論でマウントしてくるだけで責任を押し付けます。
口では綺麗事を並べますが実現する方法や手段を持たないリーダーほど、
邪魔かつ厄介な存在はいないと言い切れますが、
意識高い系の会社は上にいる人間ほどこの傾向が強くなっていくので、
どんどん非現実的で的外れな話ばかりが先行していき、
結局は何もかもが中途半端であったり、何ひとつ実現せずに終わる、
という状況になり、それらの責任も一切持たずまた夢を語っていくだけなのです。
意識高い系社員がいることで危険度は増す
意識高い系の会社で重宝される意識高い系社員の特徴としては、
まずは、おべんちゃらがうまいという部分があります。
意識高い系上司に気に入られるツボを押さえていてそれをすることに、
何ひとつ疑問を持たないという脳みその持ち主であることが多いです。
だから、無能が増えて面倒になってしまうということでもあるのですが、
本当に使えないヤツってのは意識高い系社員には多く存在します。
ですが、意識高い系の会社だとこの無能が使える優秀な人材という扱いを受けるので、
意識高い系の無能社員君もどんどん増長し勘違いをし害悪を増やしてくれます。
ただ害なだけの存在のくせに上司も評価し気に入るので、
当然、会社はおかしな方向に流れていってしまうのですが、
問題が何か?ということには気がつけませんし、現実を見ようとしません。
そしていずれはこの意識高い系の無能社員が出世をしていくのですから、
会社が崩壊に近づくのは簡単に予想出来ることです。
結局は、口だけの無能でしかないので部下であっても上司であっても、
意識高い系社員は害しかありませんし、こっちにメリットはひとつもないということです。
意識高い系の会社はどうなっていきやすい?
意識高い系の会社はどうなっていきやすいか?というと、
うまくいっているうちは正体や実態が表面化されにくいので、
本質的には意識高い系の会社であったとしても気がつかないこともあります。
ですが、意識高い系の会社として正体を現すのは、
事業や経営が悪化したときや成長が鈍化して止まったときなどの課題がある場合です。
普通の会社や社員であれば、課題や問題に対して現実的に対処して解決していこうとするのですが、
意識高い系の会社は課題や問題に対して、意識の問題であるとすり替えてしまいます。
つまりどのような問題であっても意識が原因という結論からスタートするのです。
もちろん、意識で解決する問題ばかりではないのは当たり前の話ですが、
意識高い系の会社の人間にはこのような正論は通用しません。
努力が足らない、残業が足らない、意識や姿勢が足りない、意欲が足りない、
などなどの精神論や御託を並べて、
問題と関係のない意識に関する対策などを解決策として出してきます。
例えば、日報に目標を書くとか、意識していることを発表するとか、社訓を新たに作るとか、
根本的な問題と向き合わないで無駄な部分の整備を始めて、
結局は、現実逃避と洗脳にしかつながらないようなことをするだけになります。
これらが進むと変な会社にどんどんなっていき、洗脳されたもの以外は去るでしょうし、
なんとなくラッキーで良い方向に事業や経営が向かってくれない限り、
会社が詰むのは時間の問題ということになり、時すでに遅しということになるのです。
意識高い系の会社は合わなければすぐに去ろう
意識が高いだけの意識高い系の会社だと感じるようであって、
この会社はヤバくて合わないなぁと思っているのであればすぐに去りましょう。
意識高い系の会社で重要なのは合うか合わないかです。
仕事ができるとか、スキルを得られるとかそういう部分は関係ないのです。
合う奴が得をして、合わない人は損をするというだけの構図でしかありません。
仮にあなたが成果を人一倍上げたとしても、意識高い系の仲間のような性格でなければ、
評価をしてもらうことは出来ないのが意識高い系会社の実態です。
毎日、定時に帰って人一倍成果を上げる社員より、
毎日、毎日、残業して何の成果もない非効率社員の方が意識が高いと評価されるのです。
すべては、日ごろ意識が高いことをいくつ発表しているかと、
どれだけ長く会社にいて勤務時間が長いかどうか、
意識高い系の全く根拠のない妄想トークにどれだけ乗っかり太鼓を持てるか、
という部分で意識高い系の会社の評価はすべて決まるので、
このような無益なことが性に合わない人は即刻去るしか選択肢はないのです。