会社に限らず、人が集まり関わらなければならない状況であれば、
大なり小なり人間関係に疲れたり悩んでしまうことはあるでしょう。
学生生活ならば、まだやり過ごしようはたくさんありますが、
職場では我慢しないといけないこともあります。
我慢するだけでは限界がありますので、
職場の人間関係に疲れた時の簡単な対処法を紹介します。
職場での人付き合いを控える
まず簡単にできる対処法として、不要な人付き合いを控えることです。
仕事上関わるのは仕方ないですが、それ以外の付き合いは自分に気持ちがなければ不要です。
勤務時間以外に無理して付き合うことはないですし、付き合う義務はありません。
愛想を悪くする必要はないですが、必要最低限の対応でいいということです。
職場の人間と仲良くするのは良いことですが、
あくまで仕事を行う上での人間関係が円滑であればよいのです。
そして、人間関係で悩んだり疲れることになる原因は、
仕事以外の付き合いから生じることが多いので、
職場での不要な付き合いを減らすことで悩まないで済む可能性は増えるでしょう。
仕事をなるべく早く片付ける
職場の人間関係に悩む理由は、
職場の人間がゴミか仕事が暇か出来ていない、という可能性があります。
そうではないとしても、
雑念を消すために目の前の仕事に集中して取り組むことで余計なことを考えずに済みます。
会社には仕事をしに行っているわけで人間関係を構築しにいっているわけではありませんし、
人間関係や人付き合いを犠牲にして、職場で仕事に集中して取り組んだとしても、
回りから文句を言われる筋合いもありません。
また、集中して仕事に取り組めば早く仕事も片付き、職場に残ることもなくなります。
定時に上がり、余暇を過ごしリフレッシュする時間を持つことで、
人間関係の悩みや疲れも緩和されるでしょう。
転職活動や副業を始める
職場の人間関係に悩んでストレスを感じることは、会社に対するストレスでもあります。
会社を辞めたいと思う要因にもなるわけです。
そこまで思うようであれば、転職活動や副業を始めてみるのもいいでしょう。
転職サイトに登録したり、求人を見るなどの準備は常にしておいて損はありませんし、
クラウドワークスやランサーズなどに登録し副業を始めるのも良いでしょう。
会社に依存しないで、
自分の力で1000円でも10000円でも稼いだ経験を持つと心に余裕が生まれます。
また、転職活動や副業を始めることで視野や世界が広がり、
職場の人間関係の悩みなども気にならなくなったりもします。
心が落ち着く映画や音楽を繰り返し観賞する
職場にいないときに職場の人間関係で悩むという不毛な時間を持たないことが重要です。
休日やプライベートな時間になるべくというか、考えないようにした方がいいでしょう。
そのためには自分が何となく観てしまう、聴いてしまう映画や音楽を鑑賞してください。
理由はわからないけど、何か観てられる聴いてられるものを選ぶといいでしょう。
疲れたり悩んでいるときは、お気に入りの映画や音楽も受け付けない時があります。
ですので、その状態に適している、観たり聴いたりして疲れない、心が落ち着く作品を見つけましょう。
ご褒美となる楽しみを作る
職場の人間関係に悩んでいなくても働いていくことはストレスも溜まりますし、疲れます。
ましてや人間関係に悩んでいるならよりしんどい日々を送ることになるのです。
ですから、週1日でもいいのでご褒美となる楽しみを設けましょう。
楽しみを得るために我慢できるという強さもバカにはできません。
ただただ無気力に疲弊していくのではなく、
辛い毎日も楽しみまでの道のりであると少し考えると楽になるものです。
思い切って休んだり旅行に行くなど距離をとる
職場の人間関係に悩んで会社に行きたくないと思うのであれば、
2~3日有給休暇を取ったりして休んでみるのもいいでしょう。
休日と合わせて、1週間ぐらいまとまった休みを取るのもいいかもしれません。
まとまった休みを取ったら旅行に行くなど遠出をして、
気分転換になるようにした方がいいでしょう。
温泉に行くなり、日常から距離を置いてリフレッシュする時間はあまり持てません。
悩んだり疲れている時ぐらいは、思い切ってまとまった休みを作るのは大事です。
対処してもダメなら会社の辞め時かもしれない
職場の人間関係なんて、冷静に考えれば小さいものです。
ですが、職場にいるときはその小さい世界がすべてだと思ってしまいがちです。
ふと冷静になれば、どうでもよいなということも、
悩みだすと大ごとになってしまうときがあります。
たかが、職場の人間関係の悩みといえど、
それが自分自身を苦しめているのなら会社の辞め時かもしれません。
より良い職場、より良い環境を求めることは自然なことです。
会社の環境や人間を変えるよりは、
自分自身が別のところへ行き変わる方が手っ取り早いので、
職場の人間関係の悩みや疲れは、会社を辞める時期のひとつのサインかもしれません。
自分で工夫して対処しても、改善しない場合は、
会社を辞めるという選択肢も考えておきましょう。