検索順位が、上がった下がったと日毎に騒ぐバカなSEO業者に騙されないためにも、
検索順位のよくある自然な動きを把握しておきましょう。
やったことと関係ないのに上がったら成果、
自分らのせいで下がったのに変動とか抜かす悪質なSEO業者対策になりますし、
サイト運用を分析する際にも役に立いちます。
何もなくとも検索順位は日々動く
実際、何もしないでも検索順位は変化しています。
日々というか、さっき見た時と変わってるって経験もあるでしょう。
自分のサイトだけでなく、
インデックスされているサイト全体の変化やGoogleのクローラーの動き、
ユーザーの動向などに応じても変化は起きるからです。
何もしていないのに上がった下がったという経験もあるでしょう。
ですから、根拠なく上がった下がったと言ってくるSEO業者に注意してください。
確実に上がった要因、下がった要因を理解できている業者はいませんし、
仮に出来ているとしたらアルゴリズムの影響を受けることなんてないのではないでしょうか。
![アルゴリズムの変化やGoogleアップデートを成果が出ない言い訳にする詐欺SEO業者!](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2018/12/A-fraud-SEO-dealer-making-changes-in-algorithms-and-Google-updates-excuse-not-to-produce-results-320x180.jpg)
大きく検索順位が動くことも普通にある
特にアルゴリズム変更やアップデートがなくても、
急に順位が大幅に上昇したり下降したりすることはあります。
その後、元に戻ったり、上位になったままであったり、
下位に落ちたままであったりという安定してきたころになれば多少目安になります。
ですから、日毎の動きよりは月毎の動きで順位変化は判断することをオススメします。
まぁ日毎の順位変化で、
はしゃいでいるようなSEO業者は信頼できないので利用しないほうが無難でしょう。
![絶対に依頼してはいけない悪質なSEO業者の特徴10選!](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2018/07/Characteristic-of-a-malicious-SEO-vendor-who-must-never-ask-you-10-choices.jpg)
検索順位のよくある動きとは
検索順位の動きは、
すべてではないですが、検索順位の位置やポジションによって目安にできます。
中には大きく動くこともあるので例外はありますが、
順位が安定してきている中での自然な動きというのを覚えておきましょう。
![【SEO対策の基本】考え方としてSEO対策の基本はGoogleへの規格化とユーザーへの奉仕である](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2019/05/Basics-of-SEO-measures-As-a-way-of-thinking-the-basics-of-SEO-measures-are-standardization-to-Google-and-service-to-users-320x180.jpg)
1位~10位ぐらいの間は動く
サイトが1位から5位の間で安定している場合は、
この範囲内で変化することは良くあります。
昨日は2位だったものが、3位や4位、1位になるということは何もなくても起こりえます。
絶対的な1位のようなサイトがいる場合は1位は不動かもしれませんが、
2位以下は10位ぐらいまでの範囲で変化は起きやすいといえます。
上位の入れ替わりは5位から10位の間は特に起きやすいです。
10位~20位は良く動く
これはけっこう動きますね。
11位だったものが20位前後になって、
次の日は15位ぐらいになっているなんてことはザラにあります。
サイトの順位が10位~20位前後に位置していて、
この範囲で動く分にはあまり気にしないほうがいいでしょう。
無理するよりは堅実に運用したほうがこの位置にいるならば無難です。
30位~50位の間も動きやすい
この位置は評価されつつあるサイトや、
評価が微妙になってきているサイト、新規ページなど混在になりやすいので、動きやすいです。
確かに、30位から50位に落ちたり、50位から30位になれば気分は異なるでしょう。
ですが、意外と何もしなくても動く範囲であるということです。
SEO対策をしても動かない場合もありますので一概には言えませんが、
30位から50位の範囲での動きであれば想定内であるとは言えます。
50位より下位から圏外の動きは気にしないでいい
100位が70位になったとかで成果とは言えません。
30位も上昇したとも言えますが、50位より下位の動きなんて見る必要すらありません。
または、何もしなくても動きが激しい位置です。
上位になればなるほど動きは難しくなりますし、
キーワードによっては簡単に30以内までならばランクインさせることは難しくはないからです。
50位より下位は、70位だろうと100位だろうとほとんど検索流入は期待できないので、
そこまでの動きは意識せずに、50位以内に入ってから考えたほうがいいでしょう。
この段階で順位やSEOを考えるのは時期尚早ですし、
50位より下位の動きで成果とか言うSEO業者は利用しないほうがいいでしょう。
![我が耳を疑ったSEO業者のトンデモ発言集!](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2018/04/A-SEO-dealer-who-doubted-my-ear-Tong-Demo-remarks-collection.jpg)
どうでもいいキーワードで上位も同様
サイトや集客に効果のないどうでもいいキーワードや、
検索ボリュームや競合が全然いないキーワードで、
たまたまランクインしているものを見つけて成果といったり、
どうでもいいキーワードだが上げやすそうなものを対策して成果に見せたりするSEO業者も存在します。
ですから、上げたいキーワードや意味のあるキーワードであるかをしっかりと考えて、
それらのキーワードの順位をしっかりと追っておきましょう。
SEO対策での動きか自然な動きかを見極める
昨日20位のものが、SEO対策をした場合でもしない場合でも、
次の日に15位ぐらいになっていることは考えられます。
と言いますか、SEO対策はやった次の日で成果を考えない方がいいです。
次の日に上がった場合はSEO業者は成果だというでしょう。
上がっていない下がった場合は、
まだ様子見段階ですや昨日したばかりなのでこれから上昇しますなどど言うでしょう。
はっきり言ってしまえば、
これをやったからいつにこれぐらい順位が上がるなんてことはわからないからです。
ですから、自然な動きの範囲を把握しておくことで、
何かSEO施策やサイトの変更をしてから、
1ヶ月後ぐらいを目安にどのように順位が動いたかを見て、
効果の有無などを測定できるようにしておきましょう。