SEO対策に関して、いろいろな施策であったり方法論などがあります。
SEO業者に依頼し失敗したり、無駄にツールやドメインにお金をかけてしまったり、
と、正しいSEOの知識や考え方を持っていないと、
誰かが言ってた、どこかで聞いた、という情報に流されてしまい失敗してしまいます。
SEO対策の基本の考え方として、Googleへの規格化とユーザーへの奉仕、
という大きな二つを理解して、自分なりのSEO対策の基本的な考えを持ってください。
SEO対策で最も重要なのはSEOに対する考え方
SEO対策の基本を考える前に、最も重要な部分にSEOに対する考え方があります。
考え方は人それぞれですし、自由ではあります。
ですが、間違った考え方というのもあるのです。
- 被リンクを集めればいい
- 中古ドメインを使えばいい
- 文字を増やしてコンテンツ量産すればいい
などのGoogleを理解もせず、ユーザーの奉仕にもならないような、
ぶっちゃけスパムであったり違反行為を正として考えている方やSEO業者もいます。
SEO対策の方法論としての基本というよりは、
まずSEO対策への正しい考え方や向き合い方を持つべきです。
SEO対策への考え方の基本が間違っていれば、失敗してしまいます。
また、間違った考え方を持ってしまうと、
指摘しても議論しても考え方は治らない方がほとんどです。
実際に、悪質なSEO業者と話した際は、
理解不能な話を延々とされましたし、矛盾や間違いをついても意味がありませんでした。
そのうえ、ペナルティなどの目に見える失敗を叩き出したくせに、
間違った考え方を持った人間や悪質なSEO業者は考えを改めません。
つまり、最初にSEO対策に対してどのような考え方を持つかが非常に重要になるのです。
Googleを理解するのがSEO対策の基本かつ核心部分
GoogleはSEO対策に関してやサイト評価、サイトの価値に関して、
明確な答えを発言しています。
SEO対策をする前に、まずはGoogleを理解することが第一歩です。
サイトやブログを持ち運用していくという部分で考えれば、
現在、Googleを無視して進めることは出来ません。
もっと言えば、Googleの掌の上にいることになるという部分もあります。
Googleはサイトや評価に関して、
さまざまなシグナルやアルゴリズムを駆使しており、日々進化しています。
また、その内情は秘匿されており方法論は基本的には仮説にすぎないのです。
ですが、Googleは考え方は明確にしています。
Google公式ブログ内の、「良質なサイトを作るためのアドバイス」でも、述べられていますし、
大きな考え方として一貫しているのは、
- ユーザーに価値があるサイト
- ユーザーのためになる有用なサイト
- ユーザーに使いやすく信頼できるサイト
というのが、一貫した部分でしょう。
もちろんその他のクロールしやすい構造などの機械的な部分も加味されますが、
Googleの考え方としてはSEOもサイト自体もユーザーに向けて行うべきということです。
サイトとしてGoogleにクローラーが巡回でき、インデックスがされるという、
最低限のGoogleへの規格化ができていれば、
後の大部分はユーザーへの奉仕に力を注ぐことがGoogleからも求められているのです。
ユーザーへの無償の奉仕がSEO以前にサイトの存在意義
サイトやブログの大多数の目的は、人に見てもらったり利用してもらうことでしょう。
そのような目的がないならばSEOを考える必要すらないですしね。
ユーザーに、
- 見てもらう
- 使ってもらう
- 役立ててもらう
- 楽しんでもらう
という目的を考えれば、SEO対策への考えも変わるでしょう。
ある得ない例を出しますが、真っ白なページをあらゆる施策を駆使して、
アクセスが集まるキーワードで検索順位で1位を獲得したとします。
ですが、そこに訪れたユーザーは即離脱するか、Googleのバグだと思うことでしょう。
この部分を大幅に改善し、日々向上させているのがGoogleです。
検索したユーザーが求めている答えや求めている欲求を適切に返してくれるサイトを、
Googleは評価するようになっているからです。
つまり、バックリンクが多い、中古ドメインを使っているなどの、
小手先かつ無意味なSEO対策などユーザーには意味がないということです。
ユーザーを満足させるためのサイト作りを無償の奉仕の気持ちで行うことが、
SEO対策の基本かつ柱として必要不可欠なのです。
もっと言ってしまえば、
ユーザーのためになることをするということがSEO対策のすべてです。
小さな積み重ねがSEO成功の王道にして近道
サイト運用をしだして、知識がない方やリテラシーが低い方の中に、
SEO対策やSEO業者を使えば、パッと1位獲れるんでしょ?
みたいな、浅はかな考え方を持ってしまう人がいます。
また、中にはSEO業者ですら似たような考えで被害を生んでいる実態です。
SEO対策で裏技や魔法のような手法なんてものはありません。
仮にアルゴリズムの隙をつけて、裏技が成功したとしても、
サイトの価値が伴っていなければ意味がないですし、
本当に一時的な結果でしかないということです。
悪質なSEO業者はそのような偶然を狙って、
リンクだドメインだと言ってくるのでしょうが、もはや通用しませんし、
ペナルティなどの被害を受けるだけです。
効率的に早い段階で上位を目指すことは大切ですが、
SEO対策の基本の考え方として、ユーザーのためになることを、
日々コツコツと積み重ねていく、改善していくことが、
時間はかかると思うでしょうが、結局は一番近道になります。
また、ユーザーのためにコツコツと奉仕し改善していくことが、
Googleの考え方として正解であり王道であるので、
この考えを否定することは、SEOを否定しているのと同じことなのです。
自分の基礎となるSEO対策の考えを持とう
SEO対策をどうやろう、この施策はSEOに効果があるかどうかを考える前に、
自分はSEO対策についてどのように考えているのか、
SEO対策って何をすることだと思っているのかを決めてください。
サイトを正しく運用していくこと、ユーザーのために日々行うことが、
SEO対策の王道であることを考えれば、
別にSEO対策を敢えてやる必要もなく、自然にやっているのです。
いろいろ考えたうえで、異なる考えを持つことを否定はしません。
ですが、考え方の指針としての核を自分で持っていないと、
いろいろな情報に流されてしまい結果的に失敗してしまった。
という状態になる可能性が高いです。
簡単に言えば、自分のSEO対策への信念を持ったうえで、
サイト運用や施策をしていくことが、SEO対策の基本ということです。