会社としてSEOの能力がない、
会社のTOPや担当者のSEOに対する考え方が破たんしている、
SEO業者を見てきた経験から、
実際に聞いたトンデモ発言を紹介します。
自分はコンテンツSEOである程度の成果を上げていた経験があるので、
このような発言を記事ネタや反面教師にしていました。
ですが、SEOをサービスとして提供している会社が実際に、
このような発言しているということを考えると背筋が凍りますね。
理解できない考えや発言ばかりでしたので、
解説できる方がいたらお願いしたいです。
高い中古ドメインを使えばサイトの質が上がるよね
どっかから聞いてきたのか知りませんが、
サイトやサテライトの質、被リンクの効果は、
「ドメインパワーが全てだ!」
と言っているのを耳にしました。
ドメインパワーが高いサイトとは、
優良で価値があるサイトのことを普通は指しますが、
トンデモSEO業者は中古ドメインに目をつけます。
確かに中古ドメインのドメインパワーを活用して効果を出す手法もありますが、
ただ高い中古ドメインをカスなサイトに使うだけで自己満足している状態です。
コンテンツなどのサイトの内容は一切カスなままなのに、
高い中古ドメインを使っている、
高い中古ドメインに乗せ換えたから質が上がったと思いこんでいます。
彼らは高い中古ドメインを毎月何百も仕入れてカスなサイトに使い、
ひと月も経たないうちにドメインの価値を急激に低下させることをSEO対策だと言っています。
キーワードを増やせば深い記事になるよね
トンデモSEO業者は今までもこれからも、
質の高いコンテンツとは何かということを、
真剣に考えることができない思考回路を持っています。
肝心なコンテンツの内容という部分には頭が回らないのです。
また、実際に記事制作をしたことがないので、
オーダー記事に頼りますし、
オーダー方法もキーワードだけ指定するという粗悪な方法をしています。
キーワードを増やすというこの発言の意味は、
キーワードを記事の中に使用する回数を増やせという意味になります。
不自然なキーワードの詰込みを未だに行い、
それをしたことで深い内容の記事になるという発言はただただ不快です。
といいますか、よくそんな風に考えられるもんだなと怒りを通り越して呆れてしまいました。
検索ボリュームが少ないから難易度は低いよね
アホなSEO業者のくせに、
検索ボリュームとかキーワード難易度という言葉を使って、
分析したつもりになりたがっているマヌケがいます。
キーワード難易度を算出して、
サイトの構成や戦略を考えるのは確かに必要なことです。
ですが、トンデモSEO業者は、
検索ボリュームの数値だけでキーワード難易度が決まるという、
思考回路を持っています。
例えば、検索ボリュームが
- 500以下は簡単
- 1000~3000は難易度が低い
- 5000~10000は難易度は普通
- 10000以上は難易度が高い
というアホ丸出しの無根拠な考えで難易度を語ります。
検索ボリュームだけ見ても難易度は普通わかりません。
競合サイトの質や作成するサイトの特性、
運用する人間の能力など、
様々な部分を見なければ難易度などわからないはずです。
ですが、トンデモSEO業者は検索ボリュームだけ見て、
難易度を導き出してしまう恐ろしい存在なのです。
これだけを根拠に難易度を出して実現できるとかほざいているから厄介です。
この被リンク外したら圏外に飛ぶかもよ
トンデモSEO業者のSEOのすべては、
低品質なスパムレベルのサテライトサイトを、
大量に作り続けて被リンクをそこから対策ページに貼るというものです。
まぁ未だによくこれをやるなぁ、という感想ですよね。
これを会社の自称SEOのプロ集団が行っていて、
対外的なサービスもこの被リンクを売ることになります。
ですが、これを自社管理のメディアに対しても、
この低品質な被リンク対策を行っているので、
本当に効果があると思いこんでいるのでしょうね。
本当にSEOのノウハウもスキルもなく救いようのない状態なわけです。
あからさまに低品質な被リンクであったため、
先に否認をし順位が回復したのを確認した上で、
削除してくれと言ったことがあるんですが、
タイトル通り、
「この被リンクを外せば圏外に飛ぶ危険性があります!」
と抜かしていました、たったひとつの被リンクに対してです。
実際は、外して順位が上がっている事実も知らない、
順位チェックもできていないくせによく言えたものだなと思いました。
このトンデモSEO業者の担当者やTOPは、
被リンク1本でSEOや検索順位が決まると思ってるんでしょうね。
逆にその被リンクだけで順位が保たれている状態であれば、それはそれで危ないから外すだろと思います。
でも、サテライトサイトですからね
なぜ、低品質で誰も利用しないサテライトサイトを、
作ることが無意味でなく効果があるのかと聞くとこう返ってきます。
「でも、サテライトサイトですからね」と。
意味が分かりません。
高い中古ドメインを使い、
社内の半数以上の人員を使い、
無駄に大量にクソな記事をオーダーで発注して作るサイトになんの効果があるのでしょうか。
「このサテライトサイトはトラフィックがないのにいいんですか?」
「このサテライトの記事意味不明なんですけどなんでなんですか?」
「高い中古ドメインを使って直ぐにドメインがダメになるサイトってアホですか?」
と、聞いても返ってくる答えは、
「でも、サテライトサイトですからね」だけです。
彼らは、無駄なものを作っているという自覚がないのでしょうか。
無駄なことである、価値がないサイトであると指摘しても、
「サテライトサイトだから仕方ない」
で、済ますということは、
サテライトサイトは価値がないサイトであることが普通とでも思っているのでしょうか。
そう思っているとしたら、なぜ作り続けるのでしょう。
また、なぜそのサテライトサイトからの被リンクに効果があると思えるのでしょうか。
僕には理解できないSEO的な考え方ということなんでしょうか。
サテライトサイトだから手間がかけられないと言ってきますが、
多くの人員とテキスト代、
ドメイン代を多額にかけているんだから、
まともなものを作れないほうがおかしいというものです。
SEO的に問題ないのに手動ペナルティになった
これまで話してきたとおりに、
作成したサイトやサテライトたちは良識ある皆様ならお分りの通り、
低品質なサイト、スパムサイトとになります。
普通は、
「そりゃGoogleも手動ペナルティにするだろ」
って考えても不思議ではありません。
が、しかし!
トンデモSEO業者はこれらのサイトを、
「SEO的に問題がないサイト」と考えています。
そして、手動ペナルティをもらったのにも関わらず、
SEO的に問題がないサイトであるという考え方を改めません。
と言いますか、同じロジックと制作手法で作られ続けているサイトたちは、
ひとつが手動ペナルティになったということは、
バレていないだけで手動ペナルティになる要素しかないサイトと言うことです。
基本的には悪質なスパム・低品質なコンテンツで、
多くのサイトがペナルティをもらっているのにも関わらず、
なぜ作り方を見直さずに、
「効果があるサイト」「問題がないサイト」
ということができるのでしょうか。
このようなサイトたちから対策ページに被リンクを飛ばして、
効果があると悦に入っている姿を見るたびに、
どうしようもなく愚かなんだなと思うしかありません。
SEOを考えたらGoogleからの手動ペナルティは最大級のマイナスであると僕は考えますが、
彼らのSEO的に問題がないというのはどのようなことを指して言うのでしょうか。
SEO業者のトンデモ発言や酷い実態はまだまだある
紹介したもの以外にも沢山のトンデモ発言や最低な実態を見てきました。
そして、それを彼らは悪いことをあえてやっているという考えではなく、
正しい良いことであると心の底から勘違いしている分より質が悪いのです。
このようなトンデモSEO業者で酷い目に合わないためにも、
正しいSEOの知識や質を見抜ける目を養っておくことが重要です。
ウェブサイトの運用は企業や小さなお店、個人的なものなど広がりを見せています。
SEOの知識を持たずこのようなトンデモSEO業者を利用してしまわないように注意してください!