会社独自の社内ルールというものが、ある会社は少なくはないでしょう。
管理する面で会社のルールは必要になることはありますが、
策定や運用の仕方がダメだと、
社内ルール・会社のルールは正しく機能しなくなります。
会社のルールは策定と運用が重要
社内ルール・会社のルールは策定を慎重にしなければなりません。
考えもなしにルールを作ることは無意味ですし、
弊害を生むだけということになります。
単なる思いつきでルールを決めているようではダメということです。
また、ルールを決めた後は運用し、ルールを守らせていく必要があります。
実際、社内の権力者がルールを作るのは簡単なことです。
ですが、しっかりと施行していくことはかなり難しい作業です。
決めたから守ってね!では、うまくいくはずはありません。
特に中小企業など経営者の行動や思考が、
ダイレクトに反映される会社は、
思いつきのルールが数多く生まれては混乱を生むということが起きやすいです。
ダメな社内ルール:必要がない
不必要なルールを策定し運用することは意味がありません。
また、必要がないルールはルールとして成立していないので、
誰もそのルールを意識することはないでしょうし、
何のために作ったの?と多くの人が感じてしまいます。
必要性があるというのであれば、
必要性を理解させる努力をしなければならないのです。
作ったから必要だと思うからではルールとは言えないのです。
ダメな社内ルール:制限になっているだけ
ルールとは言っているものの、
ただの制限や規制になっているものはないでしょうか?
恐らく社内や社員を無駄に管理したいという思惑から、
このようなただの足かせのような社内ルールが出来ることがあります。
必要性というより、管理者や経営者のエゴや、
支配的欲求のようなもので策定される会社のルールは、
プラスになる要素もなくダメになる会社の前兆とも言えます。
ダメな社内ルール:カビが生えている
いつ作ったの?とか、何のルールなの?
と、現状にはふさわしくないルールや、
適応させようがないルールをアホみたいにルールとしてませんか?
おそらくほぼ使われることがないルールなのかもしれませんが、
カビの生えた使いどころがないルールを、
アホみたいにルールだから!としている会社もあります。
定期的に社内ルールを見直す必要があるということです。
ダメな社内ルール:穴だらけ
ルールを作成して運用したはいいものの、
穴だらけになってはいないでしょうか?
抜け道としての穴があるのも問題ですし、
そもそもルール自体に穴があるというアホなルールもあります。
よく子供とかがなぞなぞを出して来たら、
その答え以外にも別に通じねえか?
というようなクオリティのルールを作っているようでは、
まったくもって意味がないルールになってしまうでしょう。
ダメな社内ルール:意味がない
ハナから無意味なことをルールにしていないでしょうか?
仕事をする上で、会社で過ごす中で、
意味がないことに対してルールを作るアホがいます。
穴があって無意味になるのとはまた違って、
そもそもそのルールに意味がないじゃん!というような、
ルールにしたことすら意味が分からないルールを作り出すと、
まわりはアホくさいわ、と感じますし、
作った人の自己満足なだけで無駄としか言いようがありません。
ダメな社内ルール:周知されていない
作ったはいいが周知されていない、
全然、誰にも知られていない状態では、
ルールは死んでいるも同然ですし、
社内ルールに大して興味がない人が多いのかもしれません。
興味がなくても守らないとダメだろ、
という方もいるでしょうが、
多くの方は仕事をしているわけでしょうもないルールなんて、
ちょっと周知したぐらいでは流れてしまいます。
また、興味を持てないようにさせたというような、
これまでにもしょうもないルールが多いのかもしれません。
ダメな社内ルール:作った本人が守らない
ダメな社内ルールというかダメな会社や経営者と言えますね。
中小企業など社長の影響が大きく、
社員との距離も近い会社では、
社長の一存ということが多くあります。
社長の思いつきで妙なルールを作るというだけで、
面倒くさいことではあるのですが、
作った当人が全然ルールを守っていなかったり、
ルール自体を覚えていなかったり、
知らない間になかったことになっていたり、
と愚行としか思えないようなことをすることがあるのです。
ダメな社内ルール:改善されない
会社や社内のルールに限らず、
ルールというのは作って終わりということではありません。
状況や変化によって改善していくものです。
改善がされていないルールは、
カビが生えたルールになったり、不要で意味がないルールに、
繋がることになります。
作っては見たが、いざやってみたら全然ダメだった、
ということも多くあるので、
常に改善や検証するようにしなければ、
ルールがうまく機能しなくて当然のことなのです。
ダメな社内ルール:忘れられている
ルール自体が忘れ去られていては、全く意味がありませんよね。
完全に忘れ去られているなら害もないとも言えますが、
中には重要なルールであったり、
ルール通りにしたほうが良い事だってあるはずです。
ルールを勢いで作ったはいいが、
時間が経つにつれ忘れ去られていってしまうような、
運用の仕方はダメという以前に、
そもそも社内ルールの運用ができてないということができるでしょう。
無駄に社内ルールや会社のルールを作り出したら危険
会社のルールをただ作るのは簡単ですが、
役に立つルールを作り、しっかりとルールを施行するのは、
もの凄く難しい作業であるということを覚えておくべきです。
ダメな会社や経営者は思いつきでルールを作りがちです。
また、ルールを作ったことで満足して終わったり、
私利私欲や自己都合なだけの無意味なルールを作り、
窮屈な会社にしてしまうことも多くあります。
社内ルールや会社のルールを簡単に作れはしますが、
安易にルールを作ったり、不必要なルールが乱立されているな、
と感じるようであれば、会社自体がダメになり出している兆候かもしれません。