SEO対策と関係はしていますが、
SEO施策とはいえないレベルのサイトに対してやっていて当たり前の事というのがあります。
これらはサイトを持つ、運用する上で、
やって当たり前の行為なので、
SEO対策がよくわからないという方でもやっておいたほうがいいことです。
また、SEO業者の中にこのような当たり前レベルで施策と言ってドヤ顔をしている輩
も存在します。
特に難しいことではないですし、
SEO対策以前の当たり前なことなのでやるようにしましょう。
SEO対策がわからない方でも出来ることを7個紹介します。
サイトを運用するメインURLを決める
サイトを運用していくにはドメインを取得して、
メインとなるURLを設定します。
設定しなければ、運用できないのでSEO対策以前に当たり前の行為です。
新規ドメインでも中古ドメインであっても、運用URLを設定しGoogleに伝えることは必須です。
メインのURLへのリダイレクト設定も必要になるでしょう。
サブドメインの有無やSSL化後のリダイレクト設定などは、
サイトの設定作業ですのでやることは普通です。
中古ドメインの場合、
過去の運用URLの判断なども参考にして適切な設定をすることが求められますが、
基本的にメインとなるURLを設定することは当たり前の行為になります。
SEOどうこうではなく、
メインとなるURLを設定しないと運用に不備がでますのでしておきましょう。
サイトの運用スケジュールを決める
サイトをリリースする上で、
今後の運用スケジュールを軽くでもいいので考えたり、決めておく必要があります。
例えば、記事の更新タイミングや運用におけるルール等も決めておくべきです。
ひとりでやる場合や趣味程度のサイトであれば、自由にしてもいいでしょうが、
何らかの目的を持っていたり、業務で行うなどであれば、
運用スケジュールやルール、
目標を明確に設定した上で運用していかなければ意味がないでしょう。
また、運用スケジュールや目的が明確でないサイトに、
SEO対策をするということも冷静に考えればおかしいということです。
サイト運用やSEO対策は目標や目的に向かって行うものですので、
ここが決まっていないとサイトがブレてしまいます。
サイトのコンテンツの用意をしておく
目的や目標を設定し、スケジュールを組んでいるのであれば、
必要なコンテンツをある程度用意しておくべきでしょう。
実物を用意しておくことも含まれますが、
最低限どのようなコンテンツが必要になるかを運用スケジュールに沿って考えておくべきです。
例えば、半年後に100記事リリースするつもりであれば、
50記事分ぐらいのアイデアや概要を先に用意しておき、
サイトとしてのバランスを考えておいたほうがいいでしょう。
数にこだわるのではなく、
必要な内容のものを期間や運用スケジュールから考えておくべきということです。
また、運用を通して思うようにいかない場合もあり臨機応変な対応も求められます。
ですが、あらかじめサイトとしての軸が何であるかを先に考えておかないと、
現実的な目標の設定や成果も見えてこないでしょう。
サイト設計としても必要な部分になり、やっていて当たり前なことです。
サーチコンソールを活用しGoogleに伝える
普通に考えて、SEO対策を考えるのであればサーチコンソールを使わない手はありません。
サイトをリリースしたら、
サーチコンソールに登録しGoogleに認識してもらいやすくしましょう。
また、コンテンツを新しく公開したり、修正した場合は、
「Fetch as google」をすることも当たり前の行為ですので、しておきましょう。
サーチコンソールを使うことはGoogleと連携を取るようなものですし、
問題点やサイトとしての状況を一目でわかりやすくなります。
サーチコンソールを使ってサイトマップを送信したり、
Fetch as googleをすることもサイト運用を通して行う当たり前の行為と言えるでしょう。
サーチコンソールを使うことは、
SEO対策に関係なくウェブ上にサイトを公開することに対して普通の行為です。
記事やコンテンツのタイトルの最適化
記事やコンテンツに対してキーワードや検索意図を意識したタイトルを設定することは、
検索流入を狙っているなら当たり前の行為です。
すべてのコンテンツのタイトルをそうすべきであるとは思いませんが、
普通にタイトルを考える時に意識することはSEO対策以前の事といえるでしょう。
また、公開後にタイトルを修正することもよくあることですので、
タイトルにキーワードを加えたとか修正した程度をSEO施策と言うよりは、
するのが普通のことであると認識しておきましょう。
わざわざSEO施策と発表するようなことでも、
業者に依頼するようなレベルのことでもないということです。
サイトやコンテンツの内部リンクの設定
回遊率や滞在時間を伸ばすことを考える以前に、
サイトを移動しやすくする内部リンク設定は考えておくべきですし、してあって当然です。
また、コンテンツを追加や修正するたびに、
関連記事の紹介等で内部リンクを設定していくこともサイト運用では当たり前の事でしょう。
内部リンク設定もSEO対策として重要ではありますが、
ユーザーの立場や使いやすさを考えれば、自然とするようなことです。
順位を上げるために!とかSEO対策で!とわざわざ声を張り上げなくてもいいようなことですし、
簡単に行えるのでしておいて損はないでしょう。
不自然な内部リンク設定にならないように注意することは必要です。
ユーザーの使いやすさを考慮する
表示速度がSEOに影響をする、SSL化してないと評価が下がる、
などという声を聴きますが、評価が関係なくてもしておいた方が良いことです。
ユーザーのためになったり、使いやすさが向上することであれば、
SEO対策的にどうのこうのと考える前にしておいたほうが良いことだからです。
また、デザインやサイトの見た目なども、
同様に見やすさや使いやすさを追及したほうがいいですし、
使いやすさと同時に使いたくなるような工夫も必要です。
サイト自体のコンテンツや存在、情報に価値がなければユーザーは利用しないので、
SEO対策以前に、
ユーザーの為になり使いやすいサイトにすることは当たり前の行為、
であると考えておきましょう。
ユーザーに向けてサイトを運用しているのであれば、
何よりもユーザーを意識しておくことが重要です。
当たり前なことをやった上でSEO対策を考えよう
SEO対策がどのようなことかわからなくても、
紹介した7個のことはやっていて当たり前だと理解できるでしょう。
逆に言えば、これらはSEO業者に依頼するまでもないことということですし、
SEO施策とも言えないようなことです。
確かに、これらを行うことも難しい方もいるでしょうが、
依頼するのであればこれらに対してプラスアルファ何かを提示できる業者を選ぶようにする、
という基準にも使えます。
自分で運用していてSEO対策を学んでいたり、
悩んでいる方も当たり前のことが出来ているか、
ということに立ち返ることで何かが見えてくるかもしれません。
地味なようですが、
着実なことをこなしていくことがSEO対策やサイト運用のもっとも近道、
と言えるからです。