会社や組織で働いていると、多かれ少なかれ、
上の立場の人間、上司からの指示や命令で動かないといけないこともあります。
上司と部下の関係は、指揮系統としての関係であり、
部下の責任を持つことが上司の責任であり、
立場として責任が重いからこそ、部下に指示を出せるわけです。
ですが、その上司が裏切りをするようでは部下としてはやってられません。
責任を放棄し部下を裏切る上司について考えていきましょう。
部下を裏切る上司はいる!
部下を裏切る上司なんているの?なんて寝ぼけたことを思っているなら、
います!と断言してもいいでしょう。
管理職などに就くと、保身と支配欲に駆られてしまう人もいます。
上司になった途端に無能になったという人もいますし、
上司になったことで無能であることが露呈された、なんて人もいます。
無能な人間を役職に就ける様な会社は多くの場合、
経営者や幹部も無能であることが多いので、このような結果になりやすいのです。
ですから、上司は自分の保身のために簡単に部下を裏切りますし、
上司自身もより上の立場の人間の機嫌を取ることに必死になるので、
部下を裏切る上司が簡単に生まれていくわけなのです。
現場に口出す上司は裏切りやすい
特に現場や部下に口だけ出してくる上司は裏切りやすい傾向があります。
まぁ裏切らないにせよ、口だけ野郎はすでに害悪ですけどね。
自分はやる気もないし、できもしないのに、口だけ出すような上司は、
うまくいけば、手柄は自分のものとして報告し、
うまくいかないようであれば、部下に責任を押し付け、逃げます。
さらに上の人間がまともであれば、上司のお前が悪いんだろ!となりますが、
そうはならないのが、部下を裏切る上司が息をできる環境なのです。
ですから、とにかく口だけ出して、あとは日和見を決め込んで、
結果が見えたときだけ、自分に都合の良いように報告するだけの、
情報操作マシーンな無能な上司は裏切りやすいので注意が必要です。
無能な上司ほど裏切りまくる
部下を裏切る上司は、上司の器ではない人が多いです。
つまり無能な上司ほど裏切りまくる、ということです。
また、上司の仕事ぶりが無能であれば、
それだけで部下は裏切られたと感じてしまう部分もありますよね。
なぜなら、自分より劣っている人間が上司として鎮座しているわけですから、
上司にも会社にも裏切られた気分になり、会社に対して見切りをつけるかもしれません。
無能な上司は、仕事ぶりで立場や信頼を得ることができないので、
部下を裏切ったり、マウントして支配しようとしたりと、
仕事をする上でプラスにならない行為ばかりをしています。
このような無能な上司の下では裏切り以前に一緒に働きたくないですよね。
日常的に小さい裏切りをしている上司もいる
裏切りと聞くと、大ごとのような気がしてしまうかもしれませんが、
日常的に小さな裏切りをしている上司は結構いるものです。
例えば、言った、言わないなどのすり替えも裏切りですし、
否定していた意見を急に肯定しだしたり、その逆も然りです。
とにかく一貫性がなく、筋が通っていない行動や言動は、
裏切りに近い行為とも言えますし、このような傾向が強い上司は、
なにかあればすぐに裏切る上司と考えておいて間違いはないでしょう。
上司は指揮官という部分もあります。
指揮官に一貫性がないと良い結果は生まれませんし、
部下もまとまらずに、意欲を失い離れていくだけです。
やはり信頼も出来ない、尊敬も出来ない人物が上司にいるというだけで、
まともな社員であればあるほど、働く気や会社に対して愛想を尽かしてしまいます。
部下を裏切る上司が居座る会社に明日はない
部下を裏切る上司が居座る会社は破たんしていくでしょう。
ダメな上司の下では、働く気がしませんし、
なんでこんなクソが管理職なり出世してんだろう?と、
会社自体にヤバいと感じて、見切りをつけるキッカケにも繋がります。
中小企業などの小さい会社であれば、
裏切りばかりする無能な上司と、経営者や幹部が話をしていたり、
会議をしているような場に同席することもよくあるので、
目の前で裏切り行為が繰り広げられたり、
経営者や幹部も無能な上司より酷い発言や考え方であったりと、
被害を直接受ける反面、現実に気がつく可能性も高くなります。
このような、部下を裏切り保身ばかりする上司がいる会社は、
経営者や幹部も同類と考えて間違いはないので、
いざ、うまく行かなくなった時はどんどん悪化していきますし、
裏切りも連発していくことになるでしょう。
まずは、自分と一番近い上司が裏切りをするような人物かどうかを見極めて、
そこから会社がヤバいのではないか?と警戒して、
冷静に全体を見通していくようにしておいたほうがいいでしょう。