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仕事を早く終わらせるのは損?仕事を早く終わらせることに損得はあるのか

仕事を早く終わらせるのは損?仕事を早く終わらせることに損得はあるのか

仕事を早く終わらせるのを損、と感じたことはないでしょうか。

仕事が遅いことをうらやましいと感じることはないのですが、なぜか自分が周りよりも仕事が早い場合に損をしていると感じてしまう経験がありました。

なぜ仕事を早く終わらせることを損と感じてしまうのでしょうか。

また、仕事を早く終わらせるのは損なことなのでしょうか。

仕事を早く終わらせるのは損と感じる理由と、仕事が早く終わることに損得はあるのか考えていきましょう。

仕事を早く終わらせるのを損と感じる理由

仕事を早く終わらせるのは損と感じてしまう最大の理由は、他の人よりも仕事をする量が結果として増えてしまっているということでしょう。

また、仕事を早く終わらせているのにもかかわらず、自分よりも仕事量が少ない、仕事のスピードが遅い人と大差ない評価をされることがほとんどですので、早く仕事を終わらせたとしても得がないと感じることが多いからではないでしょうか。

同じ給料や評価であるならば、仕事を早く終わらせていない人よりも、仕事を多くこなすのは損と感じるのは当然ですし、逆に仕事が遅い人は同じ仕事量かそれ以下であっても、残業代などを稼いでいるなんて馬鹿げたこともあるぐらいです。

しかも、仕事が遅いがゆえに残業しているクソ野郎の方が、仕事を早く終わらせている人よりも頑張っているなんて評価をしてしまう会社も少なくありません。

仕事を早く終わらせることを損と感じる理由の中には、生産性や数値、成果などで正しく評価されない環境で働いていることで損をしていると感じてしまっている部分もあるでしょう。

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仕事を早く終わらせるのが損になる場合

仕事を早く終わらせるのが損になる場合として考えられるのは、時給制で働いている場合は当てはまるでしょう。

時給制の場合は、1時間単位でいくらという計算になりますので、1時間の働きの中身は加味されません。

たとえば、1時間で10こなしても、1こなしている人と時給は変わらないということです。

また、仕事を早く終わらせることで無駄に仕事が増えてしまう場合も損しているといってもいいかもしれません。

本来、別の人がやることであっても早く終わってしまっているがゆえにやらされるということは少なからずあります。

求めている結果やその職場の標準というか、想定している時間や仕事量を凌駕してしまう結果を出すと、多くの場合で評価につながらず、雑務や仕事を任せられるだけという、都合よくつかわれるだけの結果になる場合があります。

このような職場は自分のレベルに合っていないと考えて、見切りをつけたほうが損をしないで済む可能性が高いでしょう。

仕事を早く終わらせることで、評価も上がらずに仕事量が増えるだけという環境であれば、仕事を早く終わらせることには損しかないと考えてしまっていいでしょう。

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仕事を早く終わらせるのが損にならない場合

仕事を早く終わらせるのが損にならない場合もあります。

たとえば、1日にやるべきことが決まっているのであれば、早く終わらせるにこしたことはありませんし、早く終わった余剰時間は自由に使えることにもなります。

オフィスで働いている場合は、仕事が早く終わったとしても定時まではいないといけない苦痛はあるでしょうが、終わらないと焦るよりは100倍マシですし、オフィスであれば仕事をしているフリをして別のことをしておくということもありでしょう。

この際に、無駄に仕事を貰わないように自分で調整することは必要になるかもしれませんが、早く終わった分だけ楽をできるように工夫することで、損になることを防げるでしょう。

また、仕事が早いことを適切に評価される環境である、仕事量をこなすことが評価につながるという環境であるのであれば、仕事を早く終わらせることが重要であるといえるので、損という発想にはならないでしょう。

仕事を早く終わらせるのが損と感じてしまう原因としては、自分の頑張りが正当に評価されない状態であるということが大きな要因ですので、基本的に自分の働きが適切に評価される環境であるのであれば損と感じることはないでしょう。

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仕事を早く終わらせるのが損と思えるなら仕事はできる

仕事を早く終わらせるのが損と思える人の多くは仕事ができる人ではないでしょうか。

仕事ができる人の中には、仕事の早さも含まれますし、他の社員と比べて同じことをしているのにもかかわらず自分は早く終わっていることが多いのであれば、その職場では仕事ができる方と考えてもいいでしょう。

数人の仕事ができる人に負荷が多くなるということは、どの職場でもよくあることではあります。

しかし、のほほんと遅いことも自覚していないような同僚を見ていると、損をしているなぁと感じてしまうのは当然と言えば当然です。

仕事が早いのであれば、その分の評価を得なければ損ですし、遅い人と同じ扱いを受けていることに不満を感じてしまうのに無理はありません。

このような環境で働いている限り、仕事を早く終わらせるのが損という気持ちを打ち消すことはできないでしょうが、だからと言って仕事を遅くするのもいただけません。

8時間働くのであれば、3~4時間で仕事を済ませて、残りの時間は仕事をしているフリや自己投資、勉強などの時間に使うほうが、ダラダラと仕事をしているよりも得です。

要は、仕事を早く終わらせたとしても、自分が損をしたと感じないようにすることが大事なのであって、自分のレベルをその職場の最低限や求められている程度にまで落とすことはないということです。

出来るだけ仕事を早く終わらせて、残りの時間で牙を研いでおくことで、このような仕事を早く終わらせることを損と感じてしまう職場からの脱出につなげるようにしましょう。

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多くの場合で仕事を早く終わらせるのは損ではない

仕事を早く終わらせることを損と感じてしまう状況や環境にいるのは仕事をするうえでモチベーションに強く影響しますし、ストレスになるものです。

また、そのことで同僚や上司、会社に対して強い不満を持つことも多くあります。

しかし、仕事を早く終わらせることは損ではありません。

仕事を早く終わらせられる能力というのは、多くの場合で必要になりますし、優れた能力であるともいえます。

この能力を腐らせてしまうほうが損ともいえますので、仕事を早く終わらせること自体を止めることは避けたほうがいいでしょう。

適切に評価されない職場であっても、仕事は早く終わらせておいて余裕を持つことは重要ですし、損をしない立ち回りだけ意識しておけばいいのです。

余った時間は、自己投資や転職先探しなどに充てて、なるべく損をせずに結果として得となるような工夫をして過ごすようにしましょう。