仕事を休むことに罪悪感を感じてしまったことはないでしょうか。
なぜ理由があって仕事を休むという結果や選択をしたのにもかかわらず、罪悪感を感じてしまうのでしょうか。
仕事を休むときに罪悪感を感じてしまう理由と仕事を休むときに罪悪感を感じないための方法を考えていきましょう。
なぜ仕事を休むときに罪悪感を感じてしまうのか
まず仕事を休む際に罪悪感を感じてしまう理由を考えていきましょう。
罪悪感を感じてしまう理由がわかれば、仕事を休む際に罪悪感を感じることを避けられるかもしれません。
- 休むこと自体を申し訳なく感じている
- 休むことで迷惑をかけてしまうと思っている
- 休むことで実際に仕事に影響が生じてしまう
- 休んだことがマイナスに受け取られていると思っている
- 休まなくても良かったかもという気持ちがある
- 休んだこと自体に後ろめたさがある
仕事を休むことに罪悪感を感じる大きな理由はこれらになるのではないでしょうか。
理由の要素としては、言われなく休むという行為に罪悪感を感じてしまっている場合、実際に休むことで迷惑や影響が出ているとわかっているので罪悪感を感じている場合、休むことに何かしらの後ろめたさを自分で感じてしまって罪悪感を感じてしまっている場合、です。
しかし、休むと結論を出しているのであれば、必要以上に罪悪感を感じてしまう必要はありません。
また、罪悪感を感じてしまうということは、普段から責任感が強く、真面目に業務をしている方がほとんどでしょうが、少し自意識過剰になってしまっているというケースもあります。
確かに、休むことで多かれ少なかれ業務や心象に影響を与えてしまうことはあるでしょうが、非常識な日数や頻度でない限り、たまに数日休むぐらいは仕方がないことと考えていくしかないのです。
仕事を休むときに罪悪感を感じないためにすべきこと
仕事を休むときに罪悪感を感じないためには休む前や休む際にしておくべきことがあります。
休む前にしておくことは、仕事を片付けておく、スケジュール調整をしておく、もし休んだ場合の対応などを事前に伝えておく、など休んでも仕事に支障や影響が起きないように準備しておくと急に休んでも周りも対応しやすく、必要以上に罪悪感を感じることを軽減できるでしょう。
確かに、当日に急に休むことになり仕事において事前準備ができない場合もあるでしょうが、その場合は休む連絡をする際にできる限りにの指示や情報共有をするように心がけましょう。
多くの場合で、ひとり休んだぐらいでどうにもならないという状態にはなるものではありませんので、臨機応変に誠実な対応をして入れば周囲も理解し協力してくれるはずです。
また、業務面以外にも仕事を休むときに罪悪感を感じないためには準備や心構えが必要です。
まず休むことが決定したならば休んだことを悩まないで休みを受け入れるということです。
やっぱ休まなきゃよかったかなーとかを考えていては、休まるものも休まりませんので、どんな状態であれ休むということを受け入れて仕事から離れるようにしておきましょう。
1日や2日程度休んだところで、なにか劇的な変化もありませんし、あなた自身が何か引け目を感じる必要もありません。
必要がある連絡や情報共有をしているのであれば、どのような理由で休むという決断をしたにせよ、身も心も休めるように切り替えましょう。
仕事を休むなら罪悪感を感じるだけ無駄
そもそも仕事を休むことに罪悪感を感じるのは無駄なことです。
また、罪悪感を感じなければ休めないような職場はおかしいですし、体調不良などであれば仕事を休むことは悪いことでも、おかしなことでもありません。
しかし、休むタイミングによっては罪悪感を感じてしまうような状況になることはあるでしょうが、致し方がないことでもあり、罪悪感を感じたところで解決するものではありません。
勝手に罪悪感を感じているだけで、周りは何とも思っていないということもありますし、あまり自意識過剰になりすぎるのもよくないことです。
確かに休みすぎていたり、頻度が高ければ評価や印象などに影響があるかもしれませんが、年間で有給の範囲内程度の欠勤や致し方がない理由がある場合は、罪悪感を感じることは無駄です。
むしろ、数日欠勤しても問題ないように日ごろから早めに仕事を片付けておくなど、いつ休んでもいいように仕事を進めていくほうが建設的ですので、休みが決定してからうじうじと悩んだり罪悪感を感じる無駄を減らす工夫をしておきましょう。
仕事は罪悪感を感じない状態にして休みましょう
仕事を休む罪悪感を抱いてしまうのは仕方がないことではありますが、必要以上に罪悪感を感じるのは無駄です。
罪悪感を感じて休む1日も、感じないで休む1日も、休んだ1日であることには変わりがなく、罪悪感があったからと言って休んだ事実がなくなるわけではないですよね。
仕事を休む際に罪悪感を感じてしまうのであれば、なるべく罪悪感を感じてしまう理由や状況を潰しておく工夫をするべきですし、理由もなく罪悪感を感じてしまうのであれば、それはそこまで気にすることもない無意味な罪悪感であると思っておいた方がいいでしょう。
社会人であれば、仕事を休むと決断したのは自分自身です。
どのような理由で仕事を休むと決めたにせよ、自分で決めたことに対して無駄に罪悪感を感じて疲れてしまうことを防ぐように意識しておきましょう。