仕事に飽きたらモチベーションに影響してしまうのは仕方がないことです。
しかし、仕事に飽きたということは慣れてきている、今後も続ける土壌ができている段階ともいえるのでいたずらにモチベーションを下げてしまうのもいただけません。
仕事に飽きたときにモチベーションを維持し下げない方法を考えていきましょう。
仕事に飽きたらモチベーションは下がる
仕事に限らず物事に飽きたときはモチベーションが下がるものです。
熱中していたり、集中していたことに飽きたらやる気が起きないのは仕方がないことですので、仕事に飽きたときにモチベーションが下がるのも仕方がないことではあります。
また、ある程度の期間を務めている、仕事に慣れて余裕がある、代わり映えのない業務の繰り返しである、などの業務状態であれば飽きたと感じることがあっても不思議なことではありません。
そして、毎日同じ繰り返しだなとか退屈だなと感じてしまえばモチベーションに影響するのも当然です。
しかし、仕事に飽きたからと言ってモチベーションを下げて業務に影響を及ぼしてしまうのも考え物ですし、飽きたからと言ってモチベーションを簡単に下げるだけにしてしまうのも意味がないことです。
仕事に飽きたらモチベーションが下がるということを前もってわかっていれば、いずれくる飽きたという瞬間にもモチベーションをただ下げるだけで終わらせないようにすることができるのです。
仕事に飽きたときにモチベーションを維持するには?
仕事に飽きたときにモチベーションを維持するのは簡単なことではありませんが、飽きたからモチベーションが落ちたんだなと自覚をすることがまず重要です。
なぜなら、飽きたからモチベーションが落ちたと自覚できなければ、よくわからないけどモチベーションが下がってしまっているという状態になってしまい打つ手がないからです。
モチベーションが下がったことの原因が飽きたことにあるのかどうかということをまず考えてみてください。
そのうえで、仕事に飽きたからモチベーションが下がってきているという結論になったなら以下のような考え方で仕事と向き合ってみてください。
- 仕事に飽きたのは慣れたからと考える
- 仕事をより早く終わらすことを意識する
- 仕事をしている時間に他にやることを探す
- 仕事に関連する勉強を取り入れる
右も左もわからなくて仕事をこなすのに必死な時期は大変でいろいろ悩むこともあるでしょうが、飽きたという感覚にはなりにくいものです。
つまり、仕事に飽きたということは仕事をそつなくこなせるようになっているか簡単な仕事であると感じているかのどちらかですので、そうなった自分を肯定してください。
なぜなら仕事をそつなくこなせるようになったり簡単にできるようになったということは、これまでより早く仕事を終わらせることができるということです。
早く仕事を終わらせることができれば仕事をしないで済む時間が生まれます。
やるべきことが終わっているので帰宅することはできなくても仕事をしないでいい時間を作ることである程度は自分がしたいことができる時間を勤務時間内に持つことができるのです。
たとえば、8時間勤務であれば5時間で仕事を終わらせて3時間は適当に過ごすということができるようになるわけです。
その浮いた時間を漠然と過ごして実質は5時間労働で通常の給料をもらうということに情熱を燃やしてもいいですし、その3時間で資格や業務の関わる勉強やスキルアップなどの自己投資をしてもいいでしょう。
このように自分が自由にできる時間を作るために仕事を早く終わらせるというモチベーションを持って業務に臨めば、楽もできるし、自己投資にもなるので出世に繋がったり、飽きたから転職という際にも有利に進めることができるようになります。
仕事に飽きたからモチベーションが下がったのか?
仕事に飽きたからモチベーションが下がったという場合に考えたほうがいいのは、本当に飽きたからモチベーションが下がったのか?という部分と、モチベーション下がったからなんなのか?という部分です。
まず仕事に飽きたからモチベーションが下がりました、となることはあまりないことで、仕事に飽きたら飽きたなと思うだけのことの方が多いです。
モチベーションが下がるまで行くということは、仕事に飽きた以外の要素も多くの場合であるはずです。
たとえば、給与が上がらなかったとか上司や同僚に不満があるなど別のモチベーションが下がる要因と重なっていることが多いです。
このような場合は、仕事に飽きたことを対処しても解決しない可能性が高いので、飽きた以外の要因でモチベーションが下がっていないかは冷静に考える必要があるということです。
もうひとつは、モチベーションが下がったからどうなの?という部分です。
そもそもモチベーションなんて曖昧な部分が仕事に影響するような状態で働くのは良い状態ではありません。
モチベーションを常に高く持てなんてアホみたいなことではなく、モチベーションなんてなくてもやるべきことはやれまっせという状態で仕事をするようにしておいた方がいいということです。
もっといえば、仕事に対するモチベーションが下がるような状態にしておくなということですし、本当にやりたいことをしているとかでないのであればモチベーションを持つ必要すらないということです。
自分ができる仕事をしているという場合が多いので、自分ができることに対してはそこまでモチベーションに左右されずに平常運転できるような状態で働くということも重要です。
仕事に飽きたぐらいでモチベーションが下がるのを避けよう
仕事に飽きたぐらいでモチベーションが下がるような状態で働くことを避けましょう。
もっといえば、モチベーションが下がりきっていても仕事はできる状態というのが理想です。
モチベーションがないと仕事ができません~、なんて人よりもモチベーションゼロでも普通に仕事をこなしてくれる人の方が有能です。
また、飽きたとかモチベーションが下がったから転職するというよりは、転職したいと思うときというのは単純に今の仕事や会社に嫌気がさしたからということの方が多いです。
つまり、仕事に飽きたことでモチベーションが下がったから転職するしかないと思うのは時期尚早といえるでしょう。
もっといえば、仕事に飽きたりモチベーションが下がることは普通のことですので、その都度転職をするというよりも、最初から仕事に飽きてるしモチベーションもないけどやるべきことはやりますよというスタンスでいる方が現実的ではないでしょうか。