悪質なSEO会社やSEO業者、コンサル系が存在する中で、
被害に遭ってしまう顧客は少なくはないでしょう。
諸悪の根源は被害を出したSEO会社ではあるのですが、
そりゃSEO会社にカモにされるわなーっという顧客も存在します。
そのようなSEO会社にカモにされる顧客、餌食になってしまう残念な顧客の特徴を紹介します。
SEO会社の餌食になる顧客:SEOの知識が皆無
依頼する内容であるSEOに関する知識がない顧客は多いです。
知識がないから依頼するんでしょ?と思う方もいるでしょうが、
これから頼むものに対して知識を持たないで依頼するのはいかがなもんでしょう。
何が正しくて、何が悪いかもわからないのであれば、
依頼をしたというより自分たちで責任を放棄したとも言えます。
何も知らない相手を騙すのは楽な仕事ですよね。
SEOの知識がないのにSEO会社に依頼する顧客はいいカモになりやすいでしょう。
SEO会社の餌食になる顧客:サイトを持っていない
サイトを持っていない、持ったことがない、
作り方もわからない、会社としてサイトをどう活用するかわからない、
というような、SEO以前にWEBサイトに関しても知識がないなら、
SEO業者からすれば、鴨が葱を背負って来た、というような餌食です。
そもそもSEOの知識がないからSEO業者にカモにされる、
という部分が大きいのですが、サイトに関しても知識や考えがないのであれば、
よりカモにされSEO業者の餌食になる顧客ということは出来るでしょう。
SEO会社の餌食になる顧客:社内にWEB担当者がいない
社内にWEB担当者がいない顧客は餌食になりやすいかもしれません。
元々いないとしても、SEO業者に依頼するかどうか?
ということを検討しだした段階で、社内にWEB担当者を設置すべきです。
依頼だけしてWEB担当者がいないのであれば、
全部SEO業者に任せっきりにするつもりなのか?
とも思ってしまいますよね。
これから始めて依頼するSEO業者、実力や成果がどうかもわからない相手に、
そこまで任すつもりでいる段階で、SEO業者の餌食になるしかない顧客と言えます。
SEO会社の餌食になる顧客:丸投げでサイトを制作・運用
サイト制作や運用をどこかの制作会社に丸投げしている顧客は、
いざそのサイトでSEOをする!と思いSEO業者に依頼したら、
SEO業者にとってはいいカモです。
制作や運用を丸投げしたということはサイトを把握できていません。
サイトをしっかり把握できていないということは、
どのような結果になってもSEO業者の言い訳がしやすい状況と言えます。
最悪の結果ともいえる、GoogleペナルティにSEO業者がしたとしても、
元々のサイトに欠陥があったなどと言い逃れさせてしまう要素があると言え、
顧客側は反論する要素や情報を持っていないので、泣き寝入りに繋がりやすいのです。
SEO会社の餌食になる顧客:SEOは順位を上げるだけな認識
ちょっとどっかで聞きかじったのか知りませんが、
SEOは検索順位を上げること!
とだけの認識でいる顧客は、SEO業者の餌食になりやすいでしょう。
SEOは検索順位を上げることだけではありませんが、
確かに検索順位を上げるという部分もあります。
ですが、それはサイトやビジネスに、
プラスな影響をもたらすキーワードの順位を上げることという注釈が付きます。
ただ単に順位を上げることだという認識だと、
詐欺的なSEO業者がどうでもいいキーワードや検索もされないキーワードの、
順位を出してきて、こんだけ上位にいますよ~と詐欺して金をとっていきます。
SEO会社の餌食になる顧客:金は出すからやっといて
どんな営業をされて依頼することにしたのか知りませんが、
言われた金を出すから、やっておいてくれ!とうような、
金を出したからそれでいいだろ、と考えているだけの顧客は、
SEO業者に金だけ吸われるだけで被害に遭うカモになりやすいでしょう。
よくわからんけど、100万要るのねとか、
とりあえず30万からできるとか言われたから払って依頼した、
など、SEO業者がすることや払う金額に対して、
詳細や必要性を把握しないで金を払うだけの顧客は浅はかだということは言えるでしょう。
いくらあればSEOができるということは言えませんし、
金がかかる場合があることも否定はしませんが、
お金を払えばSEO業者が何もしないでもSEOして成果が出る!
と考えているようであれば、どんな目に遭っても仕方ないと言えるでしょう。
SEO会社の餌食になる顧客:サイトのデータを預けている
サイトのデータを丸々預けている顧客がいます。
分析をするためにアクセスデータを閲覧できるようにするなどは必要でしょうが、
中には、ログイン情報、なども渡している顧客があります。
自分のサイトの内部に入ったことすらないという顧客もいるのではないでしょうか。
サーバーの管理やドメインの管理まで渡しているのであれば、
簡単に言えば自分の家の鍵と通帳を渡しているようなものです。
どれだけ危険な状態か理解できたでしょうか?
このようにサイトに関わるデータを全部預けているような顧客は、
自分のサイトの舵をすべて丸投げしているのでSEO業者にとってはいいカモです。
なぜならば、顧客が自ら確認したり分析したりすることを放棄している状態だからです。
SEO会社の餌食になる顧客:最近はWEBなんでしょ?な感覚
なんかサイトあったほうがいいんでしょ?
なんかWEBで集客できんでしょ?
SEOすればいいんだって?
みたいな感覚で依頼してきた顧客はSEO業者の格好の餌食です。
まぁ知識がなさすぎるという点も共通していますが、
明らかに認識間違いの状態ですし、
SEO業者の言いなりになるだけの顧客と言えます。
なんとなくでやるぐらいならやらないほうがいいこともあります。
サイトを持ってWEBから利益につながる何かをしたいのであれば、
このような軽い認識で進めようという段階で間違えているのです。
SEO会社の餌食になる顧客:失敗することを想定していない
何故かSEO業者に依頼すれば成功すると考えたり、
依頼した段階で成功が保証されたと考える顧客がいます。
これは、SEO業者の営業が詐欺的なのが原因なのでしょうが、
少しSEOを理解していれば必ず成功するなんて考えは持たないはずです。
どこかに依頼する際は結果に対して多少懐疑的でないといけないです。
もし失敗したらどうしよう?という視点を持つのは重要ですし、
失敗することを想定して大きな被害が出ない程度の依頼にしておく、なども考えるべきです。
逆に何を根拠に失敗しないと考えているのでしょうか。
口車に乗せられて、甘い話を聞かされてと、同情したい気持ちもありますが、
SEO業者に騙されないようにするという意識が欠けていたとも言えますよね。
SEO会社の餌食になる顧客:自分らの意見を出さない
任せっきり、根拠なく信じっぱなしと共通する部分でもありますが、
自分らの意見を出さない顧客はSEO業者の餌食になります。
要望と意見は違います。
SEO業者と考えや方針を共有するために、
自分たちの意見を戦わせる気がない顧客は良くないということです。
まともなSEO業者であれば顧客からの意見を求めるものです。
本来は、顧客とSEO業者が一緒になって行わなければ、
成果や価値の向上なんてのは無理と言ってもいいからです。
ですが、悪質なSEO業者は意見を言わない顧客や知識がない顧客を探し求めて、
どう騙そうか?という発想しかないので、
意見を言わない顧客はいいカモと思われても仕方がないのです。
自社のサイトをSEO業者に任すリスクを理解している?
SEO業者に依頼することは否定しませんし、
中には、優秀で親切なSEO業者やコンサルの方もいます。
ですが、自社のサイトは成果が出ている出ていないに関わらず、
価値があるものであり、あなたの会社やサービスそのものでもあるのです。
その自分の会社の分身ともいえるサイトを、
SEO業者に依頼する顧客側が、何の用意もなしに依頼だけして任せる、
というのは危機管理能力がない、リスクを全く考えられていない、
と言うこともできます。
よほど信頼できる関係性であれば別ですが、
SEOの看板を掲げているだけで実態はどうかわからない、
得体のしれない業者をしっかりと見極め、
SEOにカモにされないようにするためにどこに依頼するかどうか?
このSEO業者に任せて大丈夫なのか?
というのを最後に判断するのは依頼する顧客です。
運が悪かった、騙された、で終わらないためにも、
顧客側もリテラシーや知識を持ち、依頼する前に慎重に見極めていく必要があるのです。