仕事の内容や環境も働いていくうえで重要な要素ですが、
そのような環境が整っていても同じ会社で働く同僚や上司と、
仕事への考え方や価値観が大きく違うとしんどいものです。
仕事に対してどのような考え方や価値観を持つかは人それぞれでしょうが、
仕事のやる気を一気に奪うような、
考え方や価値観のズレがあると働いていくのは厳しくなってしまいます。
仕事の進め方での考え方や価値観の違い
ほとんどの場合で仕事に求められることは、正確性と効率性です。
正確に効率よく仕事を片付けることにデメリットはひとつもないからです。
口では、正確に効率よく生産性を上げましょうとか会議で発言し、意見を出し合っても、
なぜか改善されて行かないなと感じることが多々あります。
答えは、他のメンバーや上司がアホだからです。
こうやれば改善できるじゃんと意見を出しても、これまではこうやってきたからとか、
他部署に迷惑がかかるかもしれないとか余計な忖度や保守的思想で潰されます。
そんな感じなら、生産性を上げましょうとか言わないで、
今のまま黙々とやりましょうと言ってくれた方がまだやる気が出ます。
本気で思っていないなら、意見を出し合う場の時間が無駄で仕方がありません。
仕事の取り組みに対する評価の考え方や価値観の違い
コイツ仕事遅いな、無駄なことやってんな、
と思う人ほど、時間がかかっていたり残業したりしているので、
無能な上司は頑張っていると評価をしてしまうことがあります。
また、こういう社員は面倒をより面倒にする才能があり、物事を複雑化して、
それを周りに押し付けてきたりして厄介です。
こういう非効率な人間がいると全体の生産性にも影響を与えますが、
本人も頑張っているつもりになるので非常に邪魔な存在になっていきます。
仕事の問題点や改善点への考え方や価値観の違い
仕事への考え方が違うと問題点や改善点への捉え方も変わります。
アホの同僚や上司は、だれがどう見てもおかしい点を説明しても理解できませんし、
こっちが頑張るだけみたいなアホな答えしか出せません。
しかも、相手方が改善しなければどう考えてもこちらでは対処できないようなことであってもです。
最終的には面倒をより面倒にさせるという才能を発揮して、
問題点の解決にも改善にもならない面倒なルールを作ってしまいます。
むしろ、今までより複雑化しただけなのに何故か生産性が上がると満足している、
のを見るとアホとしか思えません。
仕事上での関わり方に対する考え方や価値観の違い
会社での人間関係は仕事上での関わりです。
いくら仲が良い関係であっても、仕事中は別と割り切るべきです。
仕事中であっても切り替えがなく、
プライベートのお喋りやあだ名や砕け過ぎたやりとりをしているのを見るのは苦痛です。
仲が良くていいじゃない、と思う方もいるでしょうが、
こういう感じのやつらは公私混同し、
ミスがあっても仲が良い人間は問題にしない、などの負の面が持ち上がってきます。
仲良しで仕事をしていても、はっきり言って馴れ合いでぬるいだけです。
仕事の価値観というものは、仲が良い悪いではなく俯瞰的にしなければ意味がないですし、
依怙贔屓にも繋がります。
まぁいい大人が仲良しごっこを職場でやっているのは、端から見たら気味が悪いですしね。
仕事というもの自体への考え方や価値観の違い
仕事というもの自体に対する考え方や価値観の違いというものもありますよね。
生活のために仕方がなくしているという人間が大半ではないでしょうか。
僕はそうです。
例えば、2億円、6億円当たったらとか貰えたら次の日から働くことを選択しませんしね。
ある意味で仕方なくやっている仕事ですが、やるからには正確に効率的にやりたいです。
仕事への当たり前ともいえる価値観や考え方は、
正確に効率に価値があることをするということではないでしょうか。
これは多くの仕事に通じると思います。
そもそも、この部分がずれているとすべての会話が噛み合わないので、
働く意欲を失わせてくれることになるのです。
口ではそう言っていたり、意識が高いようなことを言っている会社であっても、
実態がかけ離れていて価値観や考え方が全然違うじゃん。
ということは、よくありますよね。
むしろ、口では理想や意識が高いことを言っている会社ほど、
言ってることと実際やってることや考え方、価値観と剥離している傾向があります。
言ってることと全然違うなと感じる会社に勤めている場合、
あなたと会社の考え方や価値観は相いれない可能性が高いので、
早めにこいつらはダメだなと見切りをつけて、転職することをお勧めします。