会社のために働く、という考え方を持つ人もいる様ですが、
本当に会社のために働けているのでしょうか?
また、自分のために働くと考えるのは良くないのでしょうか?
結局のところ、自分のために働けない人は、
会社のために働くことすらできていないと考えられる理由を紹介します。
会社のために働くというドМ・奴隷精神を捨てよう
そもそも会社のために働く状態とは、どういうことに対して言われているのでしょうか。
本質的な会社のためということではなく、
自己犠牲することに対して使われているような気がします。
例えば、
- 残業を多くする
- 休日返上で働く
- 会社の命令が絶対
- プライベートより仕事優先
- 給与外・勤務外でも働く
- 経営者や上司に服従している
という、会社への奴隷根性やドМなのかと思わすぐらいの、
自分を痛めつけることに悦に入っているのか?としか思えない考えや行動を、
会社のために働くという概念にされている、してしまっていると感じます。
これらは会社のために働くということにすらなっていません。
会社にいいように使われている、会社に消耗させられている、というだけです。
まずは会社のために働くということがどういうことなのか考え直す必要があります。
会社のために働くを忠誠心や尽くすことと思ってない?
会社のために働くということを忠誠心を持ち尽くすことだけのような、
言いなり人間、イエスマン、太鼓持ち、になることだと思ってないでしょうか?
思っていないとしてもこのような人たちが会社のために働く存在とされてないでしょうか?
実際に仕事や成果で貢献しているわけでもなく、
おべんちゃらや都合の良い事や調子の良い事だけを言っていて、
コバンザメのように保身と責任転嫁しているだけの連中が会社のためと抜かします。
頭が悪い社長は、このような甘い言葉ばかり言ったり、
なんでもいいですね~、しか言わないイエスマンが大好きです。
会社のために本当になっているかどうかよりも無能なイエスマンのような人が、
会社のために働く人々とされているので、
忠誠心や尽くすことがイコール会社のために働くにすり替わっていることがあるのです。
自分が勝手に会社のために働いていると思ってるだけ
会社のために働くって結局のところ自称ですよね。
中には、腰巾着が功を奏して無能な社長から言われることもあるかもしれませんが(笑)。
基本的には会社のために働いてるって勝手に自分で思ってるだけです。
僕は会社のために頑張っているんだ!
という考えが仕事をする上でモチベーションになっているのであれば否定はしませんが、
それも自分で思っているだけであって、
客観的に会社のために働いていると定義されているものではないはずです。
むしろ自分が出した成果や業績がどれだけ会社に貢献しているか?
という部分を考えなければ、会社のためになったかどうかすら不明ですよね。
結局は自分で思ってるだけで、自分のためというか自分の力で何かプラス要素がないと、
会社のためにもならないし、自分のためにもならないということです。
自分で成果を出せない人は会社のためにもなっていない
自分で行った仕事で成果を生み出すことで会社の業績や成長に繋がるわけですから、
自分で成果を出せていない人は、会社のために働くことはできていないと言えます。
そして、自分の成果や成績を追い求めている人は、
会社のためというよりは、自分のためにまず働いています。
独力で考えて独自に成果を積み上げている方が多いからです。
イエスマンや腰巾着のような会社のためと口だけで言って、
何もしていない連中とは対極にいると言ってもいいでしょう。
会社という組織に属しながらも、個人の成果の集まりが会社の業績、
ひいては、会社のために繋がっているわけです。
会社のためと漠然としたことを言ってないで、成果を出すことがよっぽど会社のためなのです。
そして、自分で成果を出す人は会社という組織から巣立つことにも繋がりますし、
より良い会社に転職することに繋がるので、自分のために働くことが重要なのです。
自分のために働いた結果が会社のために繋がっている
自分のためにもなる結果や成果が会社のためになります。
なぜなら会社に属している場合、自分のためになる評価は、
基本的には会社のためになった結果や成果からされるものだからです。
シンプルに、会社に大きな利益をもたらす行動をしたら、あなた自身は評価されるでしょう。
反対に会社に不利益になることをしてしまえば、評価は下がったり、
解雇などに繋がり、自分のためにはなりませんよね?
ですから、会社で働いている場合は自分のために繋がる働きが会社のためになるのです。
会社のためだけになる働きというのは本来は雇用関係上あり得ないわけです。
あるとしたら、搾取されてるか利用されているだけの可能性が高いでしょう。
自分の成果が正当に評価されない会社も存在はしますが、
そのような会社が会社のために働くという言葉を都合よく使う諸悪の根源でしょう。
普通の会社であれば、自分のためになる、自分の評価を高める働きは、
会社のためになることと繋がっているものなのです。
自分のために働けない人は会社のために働くとかまず無理!
会社のためになる働きというものは、
本当であれば自分のために働くよりも難易度が高いことです。
自分のためにすら働けない人間が、組織全体のためになるようなことを出来るわけがありません。
会社のために働けている人は自分のためにも働けている人でないといけないからです。
変な方向で自分のためだけに働いて甘い蜜を吸っている連中がいるのも事実です。
ですが、こいつらは会社のために働けてはいませんし、
このような連中が会社を動かしているようであれば、
会社のためになる働きをしたくなくなりますよね。
会社のために働く気がしないと感じているのであれば、
自分のために転職をするなり、まずは自分のためだけに働ける環境を探しましょう。
そうでない場合であっても、奴隷状態や尽くすことを会社のためと思うのはダメです。
また、会社のために働きたいと本気で思っているのであれば、
まずは自分のために働いた成果や結果を出すことに注力すべきでしょう。
二兎追うものは一兎も得ずというように、まず自分のためになるように働けていない人には、
会社のために働くという結果になることは本質的には無理だからです。