求人サイトや情報誌の中には、
危険な会社や仕事の求人も紛れています。
求職者や働く人をないがしろに考えていたり、
騙して採用してしまおうと考えているような企業の、
ブラック求人ともいえる危険な求人の特徴を紹介します。
- 求人情報から危険性を見抜くのは重要!
- ブラック求人の特徴:大量募集している
- ブラック求人の特徴:ずっと掲載されている
- ブラック求人の特徴:会社情報やHPの記載がない
- ブラック求人の特徴:虚偽を記載している
- ブラック求人の特徴:写真がフリー素材
- ブラック求人の特徴:未経験者をやたら歓迎
- ブラック求人の特徴:仲の良さ・やる気重視
- ブラック求人の特徴:残業や休日の詳細情報がない
- ブラック求人の特徴:仕事内容や事業が不明
- ブラック求人の特徴:給料の記載が曖昧
- ブラック求人の特徴:福利厚生・交通費の記載なし
- ブラック求人の特徴:ベンチャーをやたら推す
- ブラック求人の特徴:社員の若さを売る
- ブラック求人の特徴:幹部候補などの出世を煽る
- ブラック求人の特徴:応募方法が郵送や電話のみ
- 爆弾のようなブラック求人はそこら中に紛れている
求人情報から危険性を見抜くのは重要!
仕事を探して応募する判断をする上で、
求人情報から読み取って判断するしか、
基本的にはこちら側がやれることはありません。
ネットに確実な情報があるわけでもなく、
企業に直接問い合わせて答えを待つか、
面接で根掘り葉掘り聞いて探ってみるか、
という手段しかないわけです。
仕事や会社を判断する材料の最初の一歩が、
求人情報になるわけですから、
求人情報からブラック求人の特徴がないかを、
読み取ることは非常に重要になるのです。
ブラック求人の特徴:大量募集している
大量募集している求人は、
- 大量に離職が起きている
- 入れ替わりが早い
- 長く働く人が少ない
- 辞める想定での募集
などが理由で大量募集していると考えられます。
もちろん、正当な理由で多く募集している企業もありますが、
大量に募集している背景は何なのだろう?
と慎重に考える必要はあるでしょう。
ブラック求人の特徴:ずっと掲載されている
いつでも募集掲載がされている求人は、
- 応募が全くない
- 辞退されまくり
- すぐ辞めていった
- 慢性的な人手不足
など、人が定着しない会社の可能性があります。
ずっと募集しているということは人気がないのか、
入社後のギャップや闇が大きいかもしれませんし、
そもそも求人自体に魅力もないのかもしれません。
ずっと募集してるな、と思った求人は、
無意識なうちに何かヤバいのかも?って思ってしまいますよね。
ブラック求人の特徴:会社情報やHPの記載がない
会社情報の記載がなければ実態は掴めませんし、
自社のホームページの記載がないのも怪しいです。
そもそもこのご時世でネットに求人を出しているのに、
ネット上に会社情報がないのは不適切ですし、
自社のホームページすらない会社は、
怪しいを通り越して、
大丈夫か?
と不安になってしまう部分もあります。
ブラック求人の特徴:虚偽を記載している
求人の条件や仕事内容が嘘であったり、
自社のホームページにも、
堂々と虚偽の実績などを記載している会社もあります。
嘘であるかを見抜くことは難しいですが、
求人情報や企業のホームページに記載されていることを、
何でもかんでも事実だと思い込んだり、
事実が記載されている前提で考えない方が無難です。
ブラック求人の特徴:写真がフリー素材
求人サイトや企業サイトに、
オフィス内のイメージや働いている人のイメージなどに、
使用されている写真がフリー素材なら怪しいです。
実態を隠しているとも取れますし、
イメージで誤魔化したり騙そうという意図があるかもしれません。
オリジナルの写真だから安全とも言い切れませんが、
求人情報や企業サイトにフリー素材を使うのは、
手を抜いている証拠とは言える部分はあるでしょう。
ブラック求人の特徴:未経験者をやたら歓迎
未経験者歓迎自体が悪いことではないですが、
明らかに経験者でないと無理そうな仕事なのに、
未経験者を積極的に採用しようとしている会社は、
経験者にそっぽを向かれている可能性があります。
経験者がどんどん辞めていったり、
定着しないために未経験者歓迎と打ち出したり、
そもそも低条件で雇用したいと考えていて、
辞める可能性が高いので、
未経験者をターゲットにしている可能性もあります。
ブラック求人の特徴:仲の良さ・やる気重視
仲の良さや和気藹々で仲間がいっぱい!
みたいな内容ばかりの求人は、
ハッキリ言って闇が深いと考えていいでしょう。
実際はどうか不明ですし、
情報として与えるものがないか隠しているので、
仲の良さしか記載することがない可能性が高いです。
また、やる気重視とかは根性論や精神論が強いか、
能力というより辞めていく人間が多すぎるので、
やる気重視という言葉で間口を広げているつもりになっているだけで、
本音としては、文句を言わない奴隷やバカを求めているのでしょう。
ブラック求人の特徴:残業や休日の詳細情報がない
残業や休日の情報は重要な要素であることは、
企業側だって理解してはいるはずです。
理解しているのに詳細情報を記載しなかったり、
そもそも残業時間の平均データの記載がなかったり、
休日や休日出勤の詳細が不明な求人は、
求人の完成度としても低いですし、
そもそも本気で募集する気があるかも疑わしく、
怪しく危険な求人であると考えていいでしょう。
ブラック求人の特徴:仕事内容や事業が不明
職種の記載はあるのに、
具体的な仕事内容が不明な求人や、
職種と一致しない仕事内容じゃない?
と思わすようなことが記載されていることもあります。
また、仕事内容は記載があっても、
何の事業に対しての業務なのか不明、
ということもあります。
事業を隠している求人や会社は、
グレイな事業であったり法的にヤバい業種だったりするので、
仕事内容や事業内容が不明だったり曖昧な場合、
リスクがあると考えておいたほうがいいかもしれません。
ブラック求人の特徴:給料の記載が曖昧
給料は重要な要素なので、給料の情報が曖昧だと不安ですよね。
給料の記載の幅が大きいものであったり、
固定残業代が含まれているのに記載がなかったり、
○○万円~と幅があり、
経験者や年齢により考慮しますなど、
の給与の上限が明言されていない求人は、
大抵、下限の給与を提示してきますので、
ハッキリ言ってしまえば釣りみたいな掲載方法です。
ブラック求人の特徴:福利厚生・交通費の記載なし
福利厚生や交通費の記載がないのは終わってますし、
交通費も足が出るような金額が上限であったり、
福利厚生も社保完備とかいう当たり前なことの記載すらなかったり、
当たり前なことをさも良い事のように記載している求人は、
胡散臭さを大きく含んでいると考えられます。
もしくは福利厚生や会社自体の整備ができていない可能性もあるので、
入社してからいろいろと苦労する可能性も高いかもしれません。
ブラック求人の特徴:ベンチャーをやたら推す
ベンチャーをやたら推してベンチャーマインドとか、
挑戦的な社風とかを押してくる求人や会社は、
会社の仕組みが整っていなかったり、
管理や教育の能力が低いことを、
ベンチャーだから、と言い訳にしようとしている面があります。
ベンチャーが悪いということではないですが、
ベンチャーだからねとか、ベンチャーの考えだからなど、
都合の悪い部分をベンチャーで誤魔化す思惑があるかもしれません。
ブラック求人の特徴:社員の若さを売る
社員の若さや会社の若さを売る利点ってどこ?
ってまず思いませんか?
若い社員しかいないのは、
長く続く社員がいないか年を取ると捨てられるか、
年齢を重ねると耐えられないのかもしれません。
また、若い会社はまだ設立して日が浅いというだけですので、
それがどうした?
って感想しか抱けないので、
どうでもいいことしか売りにできないのかな?
って思ってしまいますよね。
ブラック求人の特徴:幹部候補などの出世を煽る
幹部候補とか代表の右腕とか書いてるくせに、
条件は低い求人はよくあります。
出世欲を煽っているつもりなんでしょうが、
怪しさしかない求人と言っていいでしょう。
好条件やハイクラス求人出ない限り、
このような煽りは煽りなだけで、
バカが騙されて応募してこないかな?
という浅知恵や罠でしかないのです。
ブラック求人の特徴:応募方法が郵送や電話のみ
ブラック求人は確実にとは言えませんが、
応募方法が郵送や電話応募のみしかない求人は、
怪しい感じがしませんか?
個人情報を集める目的な気もしますし、
アナログな手法過ぎて、
会社として古臭いのではないか?
と勘繰ってしまいますよね。
特にIT企業とかで応募方法が郵送や電話のみの場合は、
会社としてのレベルが低いかもしれませんね。
爆弾のようなブラック求人はそこら中に紛れている
大手求人サイトでも、派遣会社やハローワークなど、
どこにでも危険なブラック求人は紛れています。
むしろブラック求人のが多い可能性すらあります。
ブラック求人でなくても、
思っていたのと違ったり、求人情報と違うな、
という企業も多くいるのは事実です。
それぐらい自分の理想の企業の求人を見つけ、
実際にそこで働くことは難しいことであるとも言えます。
逆に言えば、ブラック求人に出くわすことの方が、
応募しないにせよ割合としては大きいのかもしれません。
ブラック求人やブラック求人に近い求人情報は多くありますし、
最終的には自分の価値観や考えで判断していくしかないので、
自分の中で危険な求人のラインを設定して、
求人情報の段階で選別やリスク回避をしていきましょう。