仕事をしていて、会社に勤めていて、
当たり前とされていることに疑問を持つことはありませんか?
疑問を持つことで働きにくいと感じることもあるでしょうが、
違和感や無駄を感じることに疑問を持つことは大事です。
働くうえで疑問を持つ重要性について考えていきましょう。
ハーバードの“正しい疑問”を持つ技術 成果を上げるリーダーの習慣
疑問を持って働いていますか?
仕事や会社に疑問を持って働いていますでしょうか?
疑問というより不満があるという方もいるかもしれませんが、
不満は誰しもが抱えるものですが、
疑問を抱けるのは誰でもというわけではないという点があります。
無駄や無意味なことに気がついている人でなければ、
仕事や会社に疑問を持つことができないからです。
より無駄なく仕事を進める、会社を良くするためにも、
疑問を抱くことは重要なことなのです。
なぜ仕事や会社に疑問を持つべきなのか?
仕事や会社に疑問を持たないで働いていても、
言われたことしかできない人になってしまうか、
言われたこともできない人になってしまうか、
無駄なルールや決まりに縛られまくりの人になってしまうか、
ということになり、働くうえで自分にプラスをもたらせません。
というか、このような人たちはそもそも疑問を抱くこともありません。
完全な会社や仕事なんて存在しませんし、
どこかしらに不備や改善点は存在しているわけです。
疑問を持つことで、改善につながり生産性が高まります。
また、疑問を持てる人が問題点に気がつけるのです。
これが正解とされてるけど、果たしてそうか?
と仕事や会社に疑問を持つことは自分のためになることなのです。
むしろ仕事や会社に対して疑問を持つのが普通
仕事をしていて会社に勤めていて、
まったく疑問を抱かないでいることの方が難しい話です。
むしろ仕事や会社に疑問を持つのが普通です。
というか、疑問だらけになることだってあります(笑)。
入社初日とかの段階で疑問や違和感を持つことも全然ありますしね。
仕事や会社でなくても学校とかでも疑問を持ちませんでしたか?
高校に入学した時に下駄箱の下にカーペットが敷かれていたんですが、
何も知らないこっちは、
当然上靴をカーペットに置いて履こうとしますよね?
で、その時にアホ面教師が鬼の首を取ったように、
上靴はカーペットに置いちゃだめだから!と抜かしてきました。
予想していない指導で面喰いましたが、
じゃそもそもカーペット敷かなきゃええやんと、
心底疑問に思ったものです。
その場所ではルールと決まっていて当たり前とされていることも、
疑問を持ってしまうようなことを正解としていることがあるので、
仕事や会社の当たり前に対しても疑問を持って当然なのです。
仕事や会社の当たり前は異常なことが多い
会社って結構な村社会ですし、
ダメな会社になればなるほど非常識が常識になっています。
つまり、異常な部分が多いということです。
また、当たり前や正解としていることが、
まったく当たり前ではなく不正解だろってこともよくあります。
会社が言うことや決めていることだから大丈夫!
って思うのではなく、
逆に会社が言ってることや決めてること大丈夫か?
って思っておいたほうがいいわけです。
ああこの会社はこういう決まりやルールだから仕方ないか、
と思うのではなく、
いやいや、あんたたちこんな無駄であほなことやってんの?
って感覚の方が正しいことが多くあるのです。
前提として会社や仕事では異常なことが普通にされやすいので、
常に疑問視や、なぜそうなっている?
という姿勢でいるべきですし、
納得できる理由がないのであれば追及したほうがいいのです。
仕事や会社に疑問だらけなら転職も考える
仕事や会社に疑問を抱くのは大事なことではありますが、
疑問だらけでやってられない!
と感じるようであれば、転職も検討しましょう。
ハッキリ言ってしまえば、
>異常な部分を指摘しても変わることは少ないですし、
確かになと納得してくれたとしても変わるまでは時間がかかります。
異常なのはわかってるけどずっとこれでやってきてるし、
という、どうしようもない感覚でいることもあります。
自分が疑問を感じ指摘するまでの長い間、
異常が正常とされてきている世界の価値観を、
ガラッと変えて正すことはとても難しいことです。
変わることがないので同じような疑問を持っていた人も、
染まっていってしまい異常事態が継続されてきた結果が今の異常なのです。
異常を正常にすることは難しいですので、
自分が異常がない場所に転職する方がよっぽど簡単です。
仕事や会社に疑問を感じ異常世界の中でいることが苦痛であり、
改善の余地もなさげなら、自分が出ていく方が早いです。
何事も鵜呑みにせず自分が抱く疑問に正直に
右も左もわからない子供ってわけではなく、
ある程度は経験してきたり、実績を持って働いているのであれば、
何でもかんでも鵜呑みにしないで、自分が持つ感覚を大事にしましょう。
臨機応変かつ柔軟に対応することも大事ですが、
明らかな違和感や異常だと感じたことや、
疑問しか持てないようなことに関しては、
妥協したり、従う必要はありません。
実際に、入社してみて時間が経過しても、
拭えない違和感や疑問が多いようであれば、
その仕事や会社は合わないということかもしれません。
自分の中の疑問を解消するために努力や時間は多少必要ですが、
一定期間たった後でもある、提案や理解が受けてもらえない、
という状態であるのなら、自分の感覚を信じて、
新たな仕事や会社を探す決断や行動を始めてみましょう。
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