知ったかぶりをしてしまった経験がある人は多いかもしれませんが、
仕事や業務に支障が出るような知ったかぶりを連発して、
周りに迷惑や問題などの悪影響を及ぼしてしまう、
知ったかぶりする人もいます。
知ったかぶりの悪影響と知ったかぶりする人の特徴を紹介します。
知ったかぶりする人が仕事に悪影響を及ぼす理由
ついつい知ったかぶりをしてしまうということはありますが、
わざとというか、意図的に知ったかぶりをする人も中にはいます。
知ったかぶりを通り越して、詐欺に近い感覚ですね。
度が過ぎた知ったかぶりは仕事や人間関係に悪影響を及ぼします。
仕事を進めるうえでは共通認識や信頼関係がとても重要です。
これこれはここにいる人間は理解している前提であったり、
理解しているという信頼関係から仕事が進んでいくからです。
知ったかぶりは前提条件や信頼を踏みにじる行為になるので、
仕事をする上で周囲にも自分にも悪影響を及ぼす可能性が高いわけです。
知ったかぶりの悪影響:仕事が進まない
知ったかぶりをしている人間がいると、
肝心なことが進まなかったり、
仕事の進みの速度が遅くなるということがあります。
知ったかぶりをしていて本当は知らないことがある、
という状態なのですから、
進捗に影響が出るのは当然のことですね。
えっなんでまだ終わってないの?ってことになったときに、
アイツが知ったかぶりしてたからか、
と仕事が進まなかった原因がわかるということが起きます。
知ったかぶりの悪影響:ミスやトラブルが起きやすい
知らなければ出来ないということは当然あるので、
知ったかぶりで知らないくせに仕事をすることで、
ミスやトラブルが生まれやすくなるのは当然ですよね。
わかっていてもミスやトラブルは起きることがあるのに、
知ったかぶりしてなにもわかっていない人が、
仕事を進めることは、
ミスやトラブルを生み出す要素しかないとも言えます。
知ったかぶりの悪影響:確認の手間が増える
一度知ったかぶりをしたことがバレている、
知ったかぶりをしてるかも?と相手に思われる、
など、知ったかぶりの疑念が生じると、
本当にわかっているかどうかの確認が増えます。
じゃそういうことなのでよろしく!
で、済んでいたことが、大丈夫なのだろうか?
という感覚になってしまい、
本当にわかってる?と確認や説明の手間などが増えてしまいます。
知ったかぶりの悪影響:仕事を任せられない
知ったかぶりの悪影響は仕事を任せられなくなることです。
信頼できない人間が職場にいるとミスやトラブルが起きるという以前に、
仕事を任せられなくなり、稼働できる人数が減ります。
数字上は人数が足りているのに実質は信頼できる人だけに任せっきり。
というマネジメントの仕方になったり、
任せられる立場が偏ることで仕事の進みも遅くなりますし、
任せられた人だけが疲弊していくという構図になってしまいます。
知ったかぶりをする人は結果的に楽なポジションになることもあり、
周囲から不満が出たり周囲の負担が増していくのです。
知ったかぶりの悪影響:最初に言えよってことが起きる
知ったかぶりがバレた際に共通して思うことは、
最初に言えよってことではないでしょうか。
今さら知らないって今まで何してたの?
って思ってしまう状況は呆れてしまいますし、
今さら知らないってどの面下げて言ってんの?
って知ったかぶりしてた人の人格や精神まで疑ってしまいます。
最初に言ってくれたらこんな面倒なことが起きなかったのに、
なんでこいつ言わないで知ったかぶりしてたのかな?
と理解できない行動にぶち当たって、
怒りを通り越してやるせなさを感じてしまうことになります。
知ったかぶりする人の特徴:仕事ができる風
知ったかぶりをする人は仕事ができる風の人が多いです。
仕事ができる風とは文字通りできそうな雰囲気は出すけど、
仕事ができない人のことを指します。
ですから、普段から知らないのに知っているふりを、
しているような人間とも言えるわけですね。
偽りの態度や雰囲気を出すことしか能がないですし、
仕事ができると思われたい!という気持ちがあるので、
自然に知ったかぶりもかましてくるわけです。
知ったかぶりする人の特徴:謎の自信家
知ったかぶりをする人は謎の自信家なことが多いです。
知識も実績もないのに自信だけある感じです。
なんで君は自信を持てるんだね?
と確実の思わせてくれるぐらいに仕事ができないのに、
自信満々で知ったかぶりをかましてきます。
根拠のない自信があるから知ったかぶりをしてしまうのか、
それとも知っているという自信から勘違いしてしまうのか、
どちらかはわかりませんが、
謎の自信家は知ったかぶりだったということが多いですね。
知ったかぶりする人の特徴:無知がバレたくない
仕事はできる風、謎の自信があるけど、
実際はカスというのが本当のところですから、
本人としては無知がバレたくないという思いが強いです。
バレたら仕事できる風でいられないですし、
今まで調子に乗ってたツケが出てきてしまいますからね。
無知であることがバレたくない!という思いから、
ついつい知ったかぶりをかましてしまうわけです。
もう泥沼のような状態ですが、
わかりませんって素直に言えない精神状態なんでしょうね。
知ったかぶりする人の特徴:質問力が低い
知ったかぶりをする人は質問が下手です。
質問した場合でも相手に伝わらなかったり、
相手の答えを間違えて解釈して、
結果として知ったかぶりになってしまうこともあります。
また、質問自体を変な自意識やプライドでしないで、
知ったかぶりをすることを選んでしまいます。
質問が下手な人は理解力がない場合がありますし、
質問をしない人はそもそも知ろうとしていないので、
知ったかぶりをしやすいということは言えます。
知ったかぶりする人の特徴:計画性がない
知ったかぶりをする人は計画性がありません。
計画性以前に、こうしたら後でどうなるか?
という想像力や危機管理能力がとてつもなく低いです。
普通であれば知らないことを知ったかぶりをして、
そのままでいたらあとで困ったり問題になるかも!
と考えて、知ったかぶりをしない判断をしたり、
しっかり理解するために質問やらをするわけですよね。
ですが、知ったかぶりする人は先々を考えた行動が出来ません。
とりあえず知ったかぶりして後のことはその時考えよう、
ぐらいのある意味大胆な思考の持ち主とも言えますが、
計画性やリスク管理の面では最低な発想なのです。
知ったかぶりする方もされた方にもリスクしかない!
知ったかぶりする人は自分にも相手にもリスクを振りまいています。
知ったかぶりをして得することなどほぼないと言えるでしょう。
どうでもいいことであれば、知ったかぶりをしても影響はないですが、
仕事の場合は、少しの認識の違いでトラブルになることも多々あります。
わからないことをわからないままにしておくのは危険ですし、
自分だけでなく周りや取引先、会社全体に影響を及ぼすことも考えられます。
知ったかぶりを全くしたことがないという方はいないかもしれませんが、
知ったかぶりの危険性や悪影響を理解して、
なるべく仕事に関わることに関しては、
知ったかぶりをしないで恥ずかしがらずに教えを請いましょう。
また、知ったかぶりをしていそうな人と仕事をするのも危険ですので、
こいつ知ったかぶりをしてないか?と疑念があるならば、
しっかりと確認や説明を行って、
ミスが出ないように、もっと言えば知ったかぶりをさせないように、
慎重に仕事を進めることを意識しましょう。