仕事を教えてもらえない!ということがありますが、仕事を教えたくない、という人もいます。
そもそも仕事を教えたくないと考えている人から教わるのは困難ですし、
どのような理由から仕事を教えたくないと考えているかによって、
こちらの対処方法や相手への関わり方も変わってくる部分もあります。
仕事を教えてもらえないと嘆く前に、
仕事を教えたくないと考えている人もいる、ということを把握しておきましょう。
仕事を教えたくない勢は存在する
なぜ?と思うかもしれませんが、仕事を教えたくない勢というのは存在します。
会社の規模や環境、その人の立場や人間性など、
さまざまな要因から仕事を教えたくないと考える理由に違いはありますが、
どうであれ仕事を教えたくないと考えている人が一定数いることがあります。
仕事を教えてもらうことが当たり前と考えているのも問題ではありますが、
仕事を教えたくないという人しかいない場合は苦労することも多いです。
仕事を教えたくないという人に教わる必要性も出てくるので、
どのような考えや理由で仕事を教えたくないと考えているかの見極めが重要です。
仕事教えたくない勢:自分の仕事に集中タイプ
例えば、1人しかできない業務であったり、
個々の仕事が独立してあまりつながりがない場合などは、
自分の仕事に集中したいがために仕事を教えたくない、
と考える人がいる場合があります。
確かに、個々人で完結しているような環境や仕事であれば、
まずは自分の仕事を優先して片づけたいと考えるのも頷けます。
このような場合は、手が空いた場合などのタイミング次第の部分もあるので、
状況をしっかりと見て、教えてもらえそうなタイミングを探る必要性もありますね。
仕事教えたくない勢:ただ単に能力がないタイプ
ただ単に教える能力がないから教えたくない、と考える人もいます。
逆に能力がないくせに教えたがりもいることもありますが。
ある意味で能力がないことを自覚して、
被害や新たなトラブルを生み出さないようにしているという点は、
能力がないのに教えたがる勢よりは良識的といえます。
ですが、頼りにならないという部分はありますよね。
仕事教えたくない勢:自信がないタイプ
本当は教えられる能力があるのに自信がないからという方もいます。
また、教えたことで嫌な経験をしたなどもあるかもしれません。
教えるという行為は難しいものですし、
教える立場は責任を伴う部分もありますので、
責任を持つのを嫌がったり、教える自信がなくて何か問題が起きたら?
と考えてしまい、教えたくないと考えている方もいます。
仕事教えたくない勢:自分より下を作りたいタイプ
教えることで自分を追い抜いてしまったらどうしよう、
教えないことで自分よりダメな奴ができれば優位に立てる、
というような理由から意図的に教えたくないという方もいます。
自分より下の人間を作り、劣等生にすることで、
自分の立場や精神的優位性を保ちたいという愚かな思考ですが、
意外と潜在意識の中でポジション取りを意識しているもので、
このような理由で教えたくないというか教えない、嫌がらせをしてくる、
という人間も少なからずいるので注意が必要です。
仕事教えたくない勢:勿体ぶっているタイプ
しょうもないことでも勿体ぶって教えないという人もいます。
これもある意味でマウントしたい心理や優位に立ちたい、
という考えからさせている部分があります。
偉そうに威張っていたり、そんなんじゃ教えられない、そんなこともわからないの?
のような、上から目線で教えるという行為を勿体ぶります。
非常に怠い存在ですし、大して仕事ができるわけでもない人が多いので、
このような人から敢えて教わる必要性もないでしょう。
教えたくないというより教えることを勿体ぶっている感じですが、
不愉快極まりないのであまりこういうタイプには関わりたくはないですよね。
仕事なんてパッと教えて終わった方がお互い楽
仕事教えたくない、仕事を教えてもらえない、
どちらも仕事をする上では良い状態とは言えません。
教えてもらえない側は教えてもらうために動く必要がありますし、
新たな人材を受け入れる立場であるのであれば、
教えるということも必要ですので段取りや準備をしておくべきです。
しっかりと仕事を教えたほうが後のことを考えればお互い楽ですし、
トラブルや問題も起きにくいですし、仕事の進みも良くなります。
ですが、仕事を教えてもらえないで苦労する方もいますし、
仕事を教えたくないという考えの方がいるのも事実です。
仕事をする、ということを考えれば、
パッと仕事を教えたほうが良いのはわかりきったことなのですが、
なぜか、仕事を教える教えないの部分の問題は多くありますので、
自分がその状況になったときに、原因や理由を見極めて、
適切な対応をするようにして、この無駄な時間をなくすように意識しましょう。