SEO対策は意味がない、と言われる場合もあります。
SEOを仕事にしている、SEO業者やコンサルタントは、SEO対策が意味がないなんてことはない!と言うでしょうが、SEO対策が意味がないという場合もあります。
しかし、SEO対策はすべて無意味というわけでもなく、意味があるかないかという部分の考え方もいろいろあるわけです。
実際に、SEO対策を仕事としておこなっている経験から、SEO対策の意味と必要性について解説していきます。
そもそもSEO対策に意味がある状態とは?
SEO対策が意味がないということはありますが、SEO対策の意味という部分を考えなければ、SEO対策に意味があるかを語ることはできません。
例えば、SEO対策に意味があるという状態だけを考えれば大きく二つ考えられます。
- SEO対策をすることが必要だと考えている
- SEO対策で何らかの成果が出て利益や望んだ結果が生まれている
シンプルにSEO対策をやろう!という結論が出ているのであれば、行為としてSEO対策をすることは意味がないとはいえませんよね。
まぁ結果として、効果が出ていない、マイナスの結果になったなどがあれば意味がないと感じてしまうかもしれませんが、それは無意味なSEO対策や不適切なSEO対策をした結果であって、SEO対策は意味がないとはいえないでしょう。
また、SEO対策をしたことでする前にはなかった成果や結果が生まれている、利益が出ているという状態であれば、SEO対策には意味があるといえますよね。
つまり、SEO対策に意味がないという結果や状態がないわけではないが、すべてにおいてSEO対策に意味がないということはないわけです。
SEO対策は意味がないといえる状態
SEO対策がすべてにおいて意味がないというわけではないと言いましたが、SEO対策に意味がないと考えてもいい場合について考えていきましょう。
SEO対策が意味がないと考えてもいい状態については以下が考えられます。
- そもそもSEO対策をする必要性がない
- 自分たちにSEO対策の経験がなくできない
- SEO対策をしているつもりで無駄なことをしている
- SEO対策をしているつもりで効果がなくマイナスの結果になる
例えば、サイトを持っているからといってSEO対策は必ず必要性があるわけでもなく、SEO対策をする目的がなければしても無意味ともいえます。
SEO対策をできるという言葉は眉唾な部分がありますが、まったくやったことがなく、これからも効果的にやれそうもない状態であれば、やったとしても意味があるものにできる可能性は少ないでしょう。
また、自社でやるにしてもSEO業者に頼むにしても、SEO対策をしているつもりで無駄なことをしている場合もありますし、もっと言えば無駄どころかマイナスを生み出している場合もあり、この場合は本当に意味がないといえますよね。
つまり、SEO対策が意味がない状態は、そもそもやる必要性がない場合と適切にやれない、適切にやれないどころかマイナスの結果になっているという場合は意味がないといってもいいでしょう。
無意味なSEO対策とSEO対策に意味がないは違う
ひとつ覚えておいてほしいこととしては、無意味なSEO対策とSEO対策に意味がないということは違うということです。
なぜなら、無意味なSEO対策というか効果がないことや、マイナスになるようなことをSEO対策と喧伝して行っている業者はまだまだ多くいますし、大したことないことを施策と言い、知識がないクライアントに提案し金をむしり取るような営業をする場合も多いからです。
これらの業者やSEO対策の進め方は、完全に意味がないということができますし、やっていることは無意味なSEO対策以下のSEO対策と偽っているだけの謎の行為とも言えます。
時代やGoogleの進化で効果的でなく無意味なSEO対策となっているものは多々ありますし、これらの無意味なSEO対策しかできないSEO業者ばかりであるということもあり、SEO対策は意味がないという声が出てきているのでしょう。
しかし、SEO対策をすべてにおいて無意味ではなく、適切におこなうことで大きな効果や価値を生み出す場合もあります。
SEO対策の必要性を考えて、適切かつ効果的なSEO対策を地道におこなうことができれば、今でもSEO対策は重要であると考えてもいいでしょう。
SEO対策の必要性からやる意味を考える
SEO対策は必要性をまず考えなければい、本質的にやる意味も見えてはきません。
なぜなら、必要性がないことはどのようなことであってもやる意味はないからです。
簡単に言えば、必要性があって効果が出てやる意味というものが、はじめて生まれるのではないでしょうか。
これはSEO対策に限らず、すべてにおいてそう考えるべきでしょう。
SEO対策をする必要性を考えて、どのような目的や期待があってSEO対策をするのか、SEO対策をすることによって何を実現したいのか、という部分を現実的な目線で見極め設定しなければいけません。
中には、なんとなくSEO対策をしたほうがいいからと聞いたからという人もいますし、過剰な成果や効果をSEO対策に期待してしまっている人もいます。
どちらにせよ、適切な目的や道筋、得られる効果をかける費用やおこなう施策から導き出すことができなければ、SEO対策でなくてもどのような施策をしても無駄です。
まずは、地に足をつけて目的や得られる効果や期待値を現実的なものに落とし込んで考えたうえで、SEO対策をすることの意味や必要性をしっかりと考えなければ意味がないという結果になってしまう可能性は高くなるでしょう。
SEO対策は必要性がある場合に行うべき
SEO対策でもどのようなマーケティング施策であっても、必要性があると判断した場合にまず行うべきです。
そして、なぜ必要なのか、なにを得るためにするのか、という部分を現実的な視点で考えてどのように進めていくかまで慎重に考える必要があります。
やれば効果出ますよ!、やらないとダメですよ!、自然検索流入伸ばしますよ!、順位高めますよ!、みたいな漠然とした売り文句に踊らされて、意味がないことをしないようにしましょう。
知識がないがゆえに騙されてしまうということはありますが、なにを実現させたいかぐらいは考えることができるでしょう。
どのような施策であってもやることが目的ではなく、やってどのような結果を得たいかが目的です。
これらを考えることがまず必要性を見極めるということになる増すので、意味がないSEO対策をしないためにも、SEO対策をすることの必要性を考えてから進めるようにしましょう。