KSM×LOG|仕事や日々について考えたり感じたことを綴るブログ
雑感

期待しない考え方を持てば他人や自分、人生に期待しないことで気持ちが揺れにくくなる

期待しない考え方を持てば他人や自分、人生に期待しないことで気持ちが揺れにくくなる

期待しないで物事を考えることは、

気持ちや心の安定のために役に立ちます。

自分はもちろん、他人に対してや人生にすら、

期待しない考え方を持つだけで、

気持ちが揺れずにいろいろなダメージを軽減できます。

そもそも期待をするメリットってあまりない

期待しない、ということにメリットがあるというよりも、

そもそも期待をすることにメリットがあまりない

と考えることができます。

期待値が高ければ高いほど期待外れの際に残念な思いをするわけで、

期待しないでいる方が、結果に対して良い反応に繋がりやすいですよね。

また、期待って根拠がないものでもあります。

勝手に期待を大きく自分でしておいて、

カウンターを食らって大ダメージを受けてしまう状況を、

自ら期待通りに行く根拠もないのに作り出してしまうことは、

けっこう間抜けですし自業自得とも言えます。

ですから、期待通りに行くかという根拠がないことに、

期待するということがそもそも間違っているような気がしますね。

人は自分勝手な期待をしてしまいがち

人は自分勝手な期待を根拠なくしてしまいやすいです。

例えば、

  • 家に晩御飯の時間らへんに帰ったら用意してあるだろう
  • 買い物に出かけているならお土産を買ってくるだろう
  • 嫌いじゃないと言っていたから好きなのだろう

など、そうなるかもしれないけど自己都合であったり、

自分に都合の良い解釈をして期待してしまいます。

根拠などまったくないのに、

そうなると思い込んでいるだけの状態です。

少し冷静に考えれば、期待通りになるとは限らない、

ということがわかるはずなのに、

実現する可能性がゼロじゃないというだけの要素で、

ほぼ100%そうなるはずだという期待を簡単に持ってしまうのです。

すぐ期待する人は思慮が浅いか自意識過剰

根拠なく何でもすぐに期待してしまう人は、

思慮が浅いか自意識過剰であるということができます。

思慮が浅いが故に、いろいろな可能性を想定できない、

自分にとって良い結果ばかりをイメージしてしまい、

そうならないと怒ったりしてしまうなど短絡的です。

自意識過剰であると考えられるわけとしては、

根拠がない期待をするという意識の中で、

自分は特別であるという意識が働いている可能性もあります。

自分が主人公であるというような考え方を持ち、

他の人と自分は違うからという痛い考え方をすることで、

根拠なく期待をしてしまうということです。

どちらにせよ自己中心的な考え方であり、

ある意味ではもの凄くポジティブともいうこともできますが、

自分で期待値を高めておいて怒ったりショックを受けるようであれば、

学習能力のないバカとしか言いようがありませんよね。

期待通りじゃないことを絶望と言ってしまいがち

世の中の絶望という表現の多くは、

本当の意味で絶望という状態ではなく、

自分の勝手な期待が裏切られた結果を絶望と言いがちです。

根拠がない期待が裏切られることなど日常茶飯事ですので、

おそらく絶望も日常茶飯事で起きているのでしょう。

本来は絶望でも何でもなく、

自分で勝手に期待したことが期待通りにならなかった

というだけの状態なのですが、

多くの人は絶望と表現してしまっています。

つまり、全部が独善的であり、自己解釈であり、

自分本位かつ自分に都合の良い事ばかりを考えている結果です。

思い通りにならないことを絶望というような考え方の人は、

あらゆることに期待している人間であるとも言えます。

最初から期待しなければ絶望することもなかったのに、

自分で根拠のない期待をすることで絶望する種を蒔いている

という愚かな考え方なのです。

期待しないことで最悪の想定ができる

期待しないでいることで最悪の想定が出来るようになります。

というか最悪を想定できない人ほど期待してしまうのかもしれません。

世の中や物事には絶対なんてことはないので、

手放しで期待していては期待外れになることの方が多いわけです。

期待しないでおくことは、希望的観測で判断しないことであり、

捕らぬ狸の皮算用や絵に描いた餅、机上の空論を回避できます。

期待をしないで最悪をまず想定することで、

最悪の場合はこうなるかもしれないな、と事前に覚悟や準備ができます。

大げさに最悪を想定しておくことは危機管理としても重要です。

念のため、備えあれば憂いなしというように想定しておくのです。

期待してしまうと期待値を下回っただけでショックを受けてしまったり、

最悪な状況になった際はパニックなりトラブルになるかもしれません。

根拠のない期待は期待というより願望や妄想に近いので、

期待しないで最悪の想定をしておくことが非常に大事になるのです。

期待しないは心の保険である

自分勝手な期待は子供のときの方がしてしまいやすいかもしれません。

大人になると不要に落ち込んだり、傷つきたくないので、

心に保険を掛けて予防線を張ることはよくあることと思います。

その中の一つとして、「期待をしない」という考え方は当てはまります。

自分の中のハードルを下げるだけ下げておくことで、

小さいことでも喜びに繋がりますし、

最悪の結果が起きたとしても、

想定はしてたしな

とショックを受けないで仕方がないと割り切れます。

まぁ良い結果が出ることを望んではいるわけではあるのですが、

自分の中で期待をしないと保険を掛けておくことで、

嫌な気持ちや思いをなるべくしないで済むようにしている、

という方法の一つであるということですね。

この考え方を共有できるとケンカやいざこざも減ったりしますし、

余裕ができるので変な期待をしなくなるようになるのです。

他人や自分、人生に期待しないほうがいい

期待しないということは信じないというわけではありません。

約束したことに関しては期待しても仕方がないこともありますからね。

ですが、根拠のない期待や自分勝手な期待をしないほうがいいでしょう。

自分の思い込みでしかない期待ほど無駄なものはありません。

他人に勝手な期待をするのも、

自分に勝手な期待をするのも、

人生に勝手な期待をするのも、

自由ではありますが、根拠のない期待であって、

期待外れになることもあるという最悪を想定しておくべきです。

最悪を想定できるようになれば、

根拠のない期待をやたらにすることも減っていくことでしょう。

根拠のない期待であっても、

期待通りならなければ傷ついたりイラついたりしてしまうものです。

心が揺れて心が乱れ、八つ当たりに近い行為をしてしまった、

なんてことは期待したせいで起きているのかもしれません。

期待しないことで心の平穏や相手とのつまらないイザコザを、

防げることもあるので、期待しないことを少し意識してみるといいでしょう。