ダメな会社のダメ社員はもちろん、ダメ上司もダメ社長も共通して使う言い訳があります。
それは、「でも、頑張ってるじゃん」という言葉です。
頑張ることは悪くはないですが、この言い訳はダメでしょう。
なぜ、ダメな会社は頑張っているという言い訳をしてしまうのか考えていきます。
「頑張っている」という言い訳がダメな理由
頑張っているという言い訳がダメな理由として、
頑張っているが言い訳になっていないという部分があります。
というか、頑張ることや頑張っていることは基本的には当たり前の事であって、
だからどうした?ということでしかないからです。
しかも、これこれこういう理由でダメな部分があると指摘しているのに、
「いやぁでも頑張っているじゃない!」
って言われたって頑張っていてもダメなもんはダメだし、
言い訳になってへんやんけっていうのが一番感じます。
ですが、ダメな会社のダメなメンツは、
いざ指摘を受けたら最終的にはこの言い訳に逃げます。
頑張っているくせにダメならより罪は重い
クソな会社やクソな社員に限って、
「頑張っているのにそういう言い方は酷い!」みたいな、
論点のすり替えで逃げようとしますが、冷静に考えてみると、
頑張っているくせにクソみたいな結果しか出せないお前は救いようがない無能じゃないか!
ということが言えます。
まぁ失敗した時に頑張ってなかったんで、ということも言い訳にはなりませんが、
失敗続きの奴に限って頑張っていることを言い訳にしますが、
頑張っててそれならいらねえよってことです。
勉強しないアホと勉強してもアホなヤツみたいなもんで、
頑張ってもダメならもうコイツらあかんやんという感じです。
ダメ社員同士の頑張っているという言葉の無駄なフォロー
ダメな会社のダメ社員が、頑張っていることを言い訳にする理由は、
失敗や指摘されたことに対してはっきりと反論できないからです。
実際の経験で、30分もあれば終わる仕事を3日も経っても終わっていないことを指摘した際に、
指摘された当人ではない、別のダメ社員が、
「でも、頑張ってるよ」と謎のフォローをしていたのを目にしたことがあります。
もう、これは笑ってしまうほどアホらしいことです。
フォローした奴も相当使えない奴でしたが、
これは、なぜ出来ていないか、なぜ失敗したかを、
しっかりと説明できないからこう言うしかないのでしょう。
また、言ったやつも出来ない奴ですから、
自分への保険として頑張っているという言葉に逃げています。
頑張っているなら、
30分で終わる仕事が3日間経っても終わってない、
などということにはならないという考えにはならないのが不思議ですけどね。
ダメ上司とダメ社長も頑張っているを言い訳にすると末期
使えないダメ社員が言う分にはまだ会社としてダメとは言い切れませんが、
上司や社長までもが頑張っているを言い訳に使いだすと、
ダメな会社である、ダメな会社になった、可能性が高いでしょう。
ダメな上司やダメな社長も共通しているのは責任から逃れたいということです。
だから、頑張っているのだから、頑張ってやった結果なんだから、
と精神的な部分に逃げて誤魔化そうとします。
また、指示を出す立場であるので指示が間違っていた、
決定が間違っていたという自分の非を認めるのは嫌なので、
ダメな上司や社長が、実行したダメ社員を頑張っているという言葉でフォローします。
これは、みんな頑張ってるし、失敗したけど誰も悪くない!
っていう気持ちの悪い変な一体感を生むという役割になります。
まぁこんな感じにしたところで失敗は失敗のままなんですが、
ダメな会社はなぜかそれで良し!となって、
ダメな会社は、自らどんどん泥沼にはまっていくのです。
ダメな会社は頑張っていると言うだけで頑張っていない
結局、ダメな会社は言い訳が目的になります。
口では頑張っていると言っても、
頑張っていないというのが実態です。
もしくは、頑張っているけど無駄なことをしている、
無意味なことを沢山やっていることを頑張っているに置き換えてしまっている。
という、可能性も高いでしょう。
無駄なことや無意味なことはいくらやっても頑張っていることにはなりません。
やったという行為を頑張ったのかもしれませんが、
結果に出なければ遊んでたりやらないという選択と変わらないからです。
また、どうやれば成功するかを知らないから失敗した原因もよくわからないのです。
そして、誰一人として失敗した原因や責任を負いたくないので見つけようともしないで、
頑張ったのにダメだったから仕方ない、に逃げて行きます。
これは何ひとつ問題は解決していないどころか、
軌道修正が出来ない方にみんなで進んで聞くという死の行進です。
このように頑張ったを言い訳にしていく会社は、現実逃避を続けて自ら破滅していくことでしょう。