仕事を頑張らないことは仕事をサボることではありません。
えっでも仕事を頑張らないってダメなことでしょ?
と思う方もいるでしょうが、
仕事を頑張らないというスタンスでも、
仕事をちゃんとこなしていれば問題ありません。
むしろ仕事を頑張らない人ほどサボらず仕事をしているものです。
仕事を頑張らないとはどういうことか?
仕事を頑張らない、と聞くと聞こえは悪いですよね。
ですが、仕事は頑張らないけど、
やらないとは言っていないわけです。
また、手を抜くとも言っていないわけです。
仕事を特別に頑張る気はないけれど、
やることはやりまっせ、ということではあるのです。
![【定時退社・定時退勤・定時帰宅】会社の定時に颯爽と退勤し帰宅するための心得](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2020/01/Scheduled-work-homecoming-Tips-for-leaving-the-company-and-returning-home-on-schedule-320x180.jpg)
仕事を頑張っているってどういうことか?
逆に仕事を頑張っているってどういうことなのでしょうか?
ハッキリ言って仕事を頑張るって、
そう思われてるか、自分でそう思っているか、
ということでしかないんじゃないでしょうか。
遅くまで残業する?それって頑張っているというより、
残業してんだなってことですし、
いろいろな仕事を抱えているってのも、
仕事が多いんだなか、要領悪いのかな?って思うだけで、
仕事を頑張っているって言うことでもないような気がしませんか?
![「仕事を頑張る」が仕事を増やす・残業するという間違った仕事の頑張りで価値観が止まっている問題](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2019/12/The-problem-that-values-are-stopped-by-the-hard-work-of-wrong-work-that-work-hard-increases-work-or-overtime-320x180.jpg)
仕事を頑張らないと仕事をしない・サボるは違う
仕事を頑張らないといっても、仕事はするわけです。
仕事で手を抜くわけでも、サボるわけでもありません。
仕事はきっちりとやります。
むしろサボらず仕事を素早くこなしていきます。
それはなぜかというと、仕事を頑張りたくないからです。
は?何言ってんの?と思うでしょうが、
仕事を頑張るって考え方の違いが大きいでしょう。
多くの会社は頑張りを長い時間をかけて何かすることや、
膨大な量の仕事を抱えることだと、
評価する側も仕事をする側も勘違いしています。
こんな不必要な間違った頑張りをしたくないので、
仕事を頑張らない人は、しっかりと効率よく仕事をするのです。
![残業好きの「残業したい勢」と「残業を評価する風潮」がある限り残業がなくならない理由](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2019/12/The-reason-why-overtime-will-not-disappear-as-long-as-there-are-motivation-to-work-overtime-and-the-trend-to-evaluate-overtime--320x180.jpg)
仕事を頑張らない人は会社に期待しないし媚びない
仕事を頑張らないでいても、仕事をしているわけですが、
頑張っていると思われることはほぼないでしょう。
といいますか、仕事を頑張らないというスタンスで、
しっかりと仕事をしている人は、
おそらく会社が適切な評価をすることに期待していないし、
会社に媚びて評価されようなんて考えを持っていないでしょう。
ですから、成果という意味ではまったく無駄な行為をしないだけで、
仕事や成果に関してはしっかりと出しているわけです。
まぁ成果を出しているのに評価が全くされないなら、
会社辞めて転職しよう、と考えるでしょうが、
仕事を頑張るということを勘違いしがちな世の中に対しては、
冷めた感情を持っているので、無駄なことをせず、
やるべきことを淡々とこなしているだけということなのです。
仕事を頑張らないのは無駄な頑張りがアホくさいから
仕事を頑張らない理由として、
頑張りと思われるような無駄な行為がアホくさい、
という感情があることでしょう。
みんなで頑張ろうとか、頑張ってこうしよう、
と、前向きなような印象を受ける言葉ですが、
具体性が全くないということが多々ありますよね。
そもそも頑張りは各々違うでしょうし、
比較できるものでもないですが、頑張りを仕事で測るとすれば、
如何に無駄がなく自分のすべきことをして成果を生み、
会社や事業に貢献できているか?ということですから、
必死さがなかろうが、残業していなかろうが、頑張ってないように見えようが、
結果で判断しないといけないのに、
なぜかそれをしないので頑張っているがずっと雰囲気で終わっていくのです。
![会社のために働く?自分のために働けない人は結局は会社のためにも働けていない](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2020/01/Work-for-a-company-People-who-cant-work-for-themselves-eventually-cant-work-for-the-company-320x180.jpg)
そもそも仕事で頑張っているは意味がマジでない
仕事を頑張っているな!というやり取りは意味がマジでないです。
頑張っているからどうした?とまず思いますし、
頑張んないとこんなこともできねえのか?
と思わしてくれるレベルで頑張るを都合よく使います。
また、全然仕事ができない人に限って、
頑張っているから!とか、頑張っているのにそんな言い方ない!
とアホ面して言っていたりします。
はいはい、頑張っててそれならもう何もすんなよ、
と思わせてくれますし、
ダメな会社ほど頑張っている風、頑張っている雰囲気、
が好きですので、結果的に無能社員を評価し、
仕事を頑張らないでもできちゃう人を冷遇してしまいます。
![ダメな会社はダメなことを指摘すると「頑張っている」という言葉で逃げる](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2018/12/If-a-bad-company-points-out-bad-things-it-runs-away-with-the-word-Im-doing-my-best--320x180.jpg)
頑張らないで仕事をこなす人ほど本当は優秀
仕事を頑張らないけどちゃんとこなす人は優秀です。
また、無駄がなく効率も良いのでしょう。
やってますアピールや忙しいアピールなどしませんし、
勤務時間内できっちり終わらして帰る、
という意思があるので勤務中に仕事に集中します。
これらの行為をしているのに、
頑張っていないと思われるのは不憫ではありますが、
当の本人も頑張りたくないからそうしているという感覚なので、
あまり気にしていませんし、
しっかり仕事をしているのに無能ばかりが評価される会社には、
早々に見切りをつけていくことでしょう。
無駄な仕事や残業を嫌い、やるべきことをしっかりする、
これらが出来ている人が本当の意味で、
仕事を頑張らない人ではないでしょうか、
仕事をしない人、サボっている人とは全く違うのです。
というか仕事をしない人やサボってるでしょと、
思わす人ほど頑張っているってことを言っていたり、
頑張っているって扱われたりしてるもんですよね。
![仕事から帰りたいと思うのは当たり前!会社や仕事から帰りたいと思うのが普通な理由](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2019/12/Its-natural-to-want-to-return-from-work-Reasons-why-you-usually-want-to-return-from-work-or-work-320x180.jpg)
仕事は頑張らないが仕事はきっちりこなす
仕事を頑張らないと仕事をしない、サボるとは違うと言ってきました。
また、仕事を頑張らない人ほど仕事をしっかりしているものだ、
と解説してきましたが、理解していただけたでしょうか?
仕事を頑張らないけど仕事をきっちりこなす、
これこそが正しい仕事を頑張らないということです。
また、仕事を頑張らないでいられる人はそうはいないわけです。
多くの人は頑張っている風で必死だったり、
ただ単にサボっていたり、仕事をしないでいるだけです。
ですから、会社にしがみついて、アホみたいにイエスマンをやったり、
無駄なことをしてアピールしているわけですね。
仕事を頑張らないけど仕事をしっかりこなして、
自分のためになる経験を得て、自分のために時間を使い、
次の仕事につなげたり、自分で何かを始めたりにつなげることが、
正しい仕事を頑張らないということではないでしょうか。