仕事のやる気が出ない、と悩むぐらいなら、
そもそも仕事のやる気を出さないで、
仕事に取り組むことを考えてみてはいかがでしょうか。
やる気の出し方とかやる気スイッチとか言われてますが、
やる気を出さないと仕事ができない状態にしないことで、
仕事のやる気が出ないときでも普通に仕事ができるを目指しましょう。
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ
仕事のやる気が出ないは当たり前
仕事のやる気が出ないのは別に珍しいことではありません。
心からやりたい仕事をしていて環境や待遇に満足している、
という人でない限り仕事のやる気が出ないことが普通です。
いや、心からやりたい仕事をしている人でも、
時と場合によってはやる気が出ないこともあるでしょう。
それぐらい、仕事でやる気が出ないことは当たり前ということです。
やる気が出ないことの方が通常なのに、
やる気が出ないことに悩み、無理矢理やる気を出そうとするのは、
ハナから無理な話というわけです。
やる気を出そうとして出せるような単純な頭の持ち主なら、
そもそもやる気が出ないって悩むこともないんじゃないでしょうか(笑)。
仕事のやる気が出ることの方が少ない
それなりに会社に勤めて働いてきていますが、
個人的な感覚から言わせてもらえれば、
仕事のやる気が出ている状態というのが、
思い返してみてもほぼないな、という感想です。
バリバリにやる気に満ちて取り組んだことはないですね。
いやぁ意識が低くて申し訳ないですが(笑)。
定時内に帰りたいから急いで片づけたとか、
凄い作業量の仕事が来たのを早く終わらせたとか、
の経験はありますけど、
自分の中でやる気がギンギンで仕事をしたってことはあまりないですね。
異常にやる気を出すほどの見返りを提示されるとかもないですし、
もの凄いやる気をもって取り組めることって少ないのではないでしょうか。
仕事のやる気が出ないことが問題ではない
仕事のやる気が出ないことで悩んでいるのであれば、
問題ではないと言えます。
ストレスが強くうつ病のような状態だというのであれば、
それはやる気の問題ではなく病気なので別の問題です。
やる気の出る出ないと精神の不調やストレスを一緒にしてはいけません。
ただ単に、日々の仕事のやる気が出ないなぁ、程度であれば、
問題などではなく大抵の人がそうであると言えるでしょう。
やる気が出ないから仕事ができない!
なんてことは、あり得ないことではないでしょうか。
なぜなら、基本的に仕事のやる気が出ないのが普通なわけです。
仕事をするためにやる気を出さないといけないのは、
そもそもが妙な理屈なのです。
やる気より集中したり早くこなす、気持ちを切り替える、
という部分の方が重要であって、
これらはやる気が出ないときでもすることはできるはずです。
仕事のやる気が出ない状態が普通のほうがいい
仕事のやる気が出ないって悩む方は、
9割はやる気に満ちてるという状態なのでしょうか?
やる気がある状態の割合の方が大きい方は、
やる気が出ない状態のときに思い悩むのは理解できます。
ですが、基本的にやる気が出ないことのが多いというのであれば、
やる気が出ない状態こそ普通である、
と割り切った考え方をしたほうがいいでしょう。
むしろやる気が出ない状態が普通の方が良いとも言えます。
やる気が出ない状態が良いと考えられる理由は、
やる気を出さずとも普通に仕事ができる状態を、
デフォルトにしてしまうというメリットがあるからです。
やる気に左右されずに安定して仕事をこなせる状態であれば、
そもそもやる気が出ないことで悩むこともなくなるでしょう。
仕事のやる気が出ない状態で仕事を普通にする
仕事でやる気が出ない、という状態であっても、
普通に仕事をこなせるという状態にしておきましょう。
やる気が出ようが出まいが関係なく、
一定の基準で仕事をこなすことの方が優秀です。
調子が悪い、やる気が出ない、という状態でも、
通常通りというか問題がない仕事ぶりでいられる方が、
自分にも周りにも影響を与えないで済みます。
やる気が出ないというよりも、
普段の仕事や要求にはやる気を出さないでも対応できる、
という状態にしておくということですね。
やる気が出ないから仕事が遅かったり出来ないという人はあまりいません。
やる気に関係なく仕事が遅い人やできない人はいるわけです。
ですから、逆にやる気を出さなくても、
そつなく仕事をこなすこともできないわけではないのです。
やる気という曖昧なものに左右されないで、
やる気が出ないなら出ないなりに、出さないでも普通にできる、
仕事の取り組み方を自分の形として持っておくことが大事です。
やる気が出ないと仕事ができない状態の方が危険
やる気が出ないから仕事ができないなんて、
言い訳にもならなければ理屈としても通用しません。
むしろ、やる気任せで仕事をしている人の方が危険です。
つまり安定感がなくムラッ気があるとも言えるからです。
パワプロみたいな表現になってしまいましたが(笑)。
やる気が出ないと悩む人に対しては、
じゃ、やる気が出れば仕事ができるのか?
という疑問が出てきてしまいますし、
そもそも、やる気が出ないと仕事ができないのか?
という風にも捉えることができますよね。
やる気は目に見えるものというわけではありませんし、
やる気があるかないかは自分以外には関係ない要素です。
いつどうやって生じるかわからないやる気に頼って仕事をしている方が、
よっぽど、自分にも周りにもリスクがある状態です。
やる気が出なくても、やる気満々風の妙な奴より、
全然仕事は普通にこなしてまっせ、という方が、
むしろ安心して仕事に取り組めたり任せられるというものです。
やる気を出さないとできない仕事はそんなにない
やる気に左右される仕事ぶりをしない方がいいと言いましたが、
やる気を出さないとできない仕事ってそんなないわけです。
これはやる気がいる仕事だな!ってのは、
仕事の内容というよりも、自分の気持ちの面の話のが大きいです。
ですから、仕事のやる気を出さずに淡々とこなすという、
精神状態を構築しておくというのが良いということですね。
やる気の影響はほぼ自分の気持ちにだけです。
自分の気持ちなんて仕事をしているうえでは、
自分にしか関係ない話とも言えますよね。
自分が仕事に取り組めるかどうかの気持ちづくりなわけです。
出社して仕事があれば気持ちに関係なくしないといけないわけですから、
やる気があろうがなかろうが待ってはくれないわけです。
もちろん自分の中でやる気を出すように持って行く、
ということを否定はしませんし有効なこともあります。
ですが、視点を変えて、
やる気を出さないけどできる、という発想を持つと良いと思います。
やる気が出なくても仕事はできたほうが当然いいですし、
そもそもそんなにやる気を出さないといけない状況もないので、
無理にやる気を出そうとしないでいいのでは?ということですね。
仕事のやる気に頼らずに仕事に取り組もう
仕事はやる気が出ないというようなときでも、
しないといけないときがあるものです。
というかやる気なんて関係なく仕事をすることの方が多いわけです。
やる気が出ないからできない、やる気が出たからできた、
どっちも良いことではありません。
やる気に左右されるようではダメなのです。
アイツはやる気があるな、アイツはやる気がないな、
ってのも印象でしかないですし、雰囲気で言っているだけです。
やる気がないからダメだ!なんて怒る方も頭が悪いですし、
やる気がないと指摘されるときってすべきことができていないときであって、
突き詰めていけば、やるべきことをやっていないことが問題なわけで、
やる気のある無しの話ってことではないんですよね。
やる気がない状態で問題なく仕事をできる状態にしておけば、
やる気に頼らず・やる気に左右されずに仕事ができます。
仕事のやる気が出ない、と無駄に悩んでいないで、
やる気が出ない状態でどう仕事をするか?を考えてみてください。
やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ