カジュアル面談をした後にどのような動きになるか気になる方もいるでしょう。
ですが、カジュアル面談の捉え方や進め方が企業によって異なる部分もあり、
確実にこうなると言い切ることは難しい部分もあります。
カジュアル面談のその後を実際の体験を通してご紹介します。
カジュアル面談のその後はどうなる?
カジュアル面談しませんか?
と連絡が来て、カジュアル面談とは何ぞや?
と思いながらも多少興味がある場合は応じることと思います。
何回か、カジュアル面談を経験した身から言うと、
会社や事業の説明やお互いの自己紹介や雑談という感じで、
カジュアル面談をしてからどうなんの?ってことを、
しっかりと説明がされずに後日に連絡が来る、
というパターンが多いような印象を持っています。
カジュアル面談が終わる際に、今後について質問してしまうのが早いとは思いますので、
気になるという方はカジュアル面談時に聞いてしまうのも手でしょう。
ですが、書類選考などをしていないで行われる場合がありますので、
基本的にはカジュアル面談が終わってから応募するならしてください。
みたいな感じで言われたりする場合もあります。
相手の感触や印象が良い場合は、選考に進んで頂きたいのですがどうでしょう?
と最後に聞いてくる場合もありますので、その際の選択次第という部分もあります。
要はカジュアル面談のその後は、選考に進むか進まないか、というだけです。
![転職活動中の僕に面接辞退・選考辞退の決断をさせた会社側の対応10選!](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2020/02/Ten-selections-from-the-company-that-let-me-decide-to-decline-interviews-and-selections-during-a-job-change-320x180.jpg)
カジュアル面談からの選考は間にひとつ多い状態
簡単に言えば、カジュアル面談は選考に入る前の説明会みたいなものです。
ですから、単純に考えると選考の前にワンクッション入るわけですので、
選考回数がひとつ増えたようなものでもあるのです。
なぜならカジュアル面談をしたことで企業側が断ってくる場合もありますし、
書類選考をしますので書類の送付をお願いします、
と言っては来るけどもう不採用が既定路線みたいな場合もあるからです。
そうであるのなら、書類選考はせめて先にしてからカジュアル面談をしてよ!
と思ってしまうものですが、そうなると選考後なので面談ではなく面接になる、
というよくわからない線引きがあって面倒な部分ではあるのです。
まぁカジュアル面談と言いつつ面接やんけ!って場合もあるんですけどね。
基本的には選考前の顔合わせ的な部分があるので選考期間が延びたり、
スケジュール調整の手間が増えてしまう、という面もあるので注意しましょう。
![カジュアル面談は求職者からしたらあまり意味を感じないシステム](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2020/07/A-system-where-casual-interviews-do-not-make-much-sense-to-job-seekers-320x180.jpg)
カジュアル面談で内定が出ることはあまりない
カジュアル面談で内定が出ることはほぼないのではないでしょうか。
中には、いるかもしれませんが、
基本的にはカジュアル面談は選考の位置づけではないので、
カジュアル面談だけで内定が出るというのは、
よほど高スペックかリファラル採用などの顔見知りであるか、
などのような場合以外ではあまり考えられないでしょう。
ですが、逆に不採用の判断をされる場合はありますので、
内定が出る場でない、選考の段階ではないという言葉に騙されずに、
カジュアル面談の趣旨とはズレる部分ではあるのですが、
選考は始まっているという認識でいたほうが無難です。
![転職に迷いはつきもの!転職は内定保留をうまく使って後悔しない転職にしよう](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2020/03/Im-always-lost-in-changing-jobs-Job-change-is-a-job-change-that-does-not-regret-using-job-offer-hold-320x180.jpg)
カジュアル面談はその後をどうするか決める場でもある
カジュアル面談で内定は出ないけど不採用になる場合はある、
という話をしましたが、こっちに得はないのか?と思った方もいるでしょう。
使い方によってはカジュアル面談をすることは多少こちら側にも得はあります。
例えば、面接では聞きにくい質問をしてみたり、
選考にまだ入っていないと言っているのであれば、切り込みにくい部分を、
思い切って切り込んでみるというのもやりやすい場ではあるからです。
結果的に不採用ということになってしまったとしても、
聞きたいことを聞けた、というので納得でいる部分もありますよね。
また、こっちも選ぶ立場ではあるので、
面接ではしにくい求職者視点での品定めをする場として捉えてもいいかもしれません。
要は、カジュアル面談で選考に進むか進まないかは求職者側も決めて良いということです。
カジュアル面談と言ってもわざわざ時間を取って行うわけですから、
時間の無駄にならないように、質問や聞きたい話を引き出すようにするといいでしょう。
![面接での残業や休日に関する質問はNGではなく普通にすべき質問である](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2020/03/Questions-about-overtime-and-holidays-at-interviews-are-not-NG-questions-but-should-be-ordinary-questions-320x180.jpg)
カジュアル面談後の選考や内定の流れを考えておこう
カジュアル面談はまだまだ始まったばかりの仕組みですので、
カジュアル面談のその後の流れや選考過程、内定までの辿り着き方が不透明な部分もあります。
また、その流れも企業により変遷しているので傾向がつかみにくいかもしれません。
ですが、カジュアル面談のその後で共通しているのは、
選考に進むか進まないか、ということです。
また、カジュアル面談は求職者が品定めをする場でもあるので、
こういうことなら辞めておこう、こういうことであれば受けてみよう、
と聞きたいことや目的をもって望むと無駄な時間にならずに済むでしょう。
カジュアル面談しませんか?と企業から声をかけてきた場合は、
少なからずターゲットには含まれているので、
自分が選ぶ立場でもあるという意識と選考はもう始まっている、
という気持ちでカジュアル面談に臨むのがいいかもしれませんね。