転職活動で希望の仕事が決まらなかったり、
仕事自体が見つからない、選考がうまくいっていない状態だと、
心が折れそうになったり、実際に心が折れてしまうことがあります。
転職活動で心が折れる要因になる出来事10選を紹介します。
転職活動で心が折れるとき:希望の求人が皆無
いざ転職活動を始めようと思い立って、
様々な媒体や手段で求人を探し出したときに、
希望の求人が全然ない!という状態にぶち当たると、
出鼻をくじかれたような気になり、心が折れてしまいそうになります。
そもそも応募する求人がないなんてヤバいじゃんという焦りにもなりますし、
最初から応募するものがなかったり、条件で絞った結果まったく該当なし、
という現実を目の当たりにすると希望を失い、不安だけが強まっていきます。
転職活動で心が折れるとき:的外れなスカウトばかり来る
転職サイトや転職サービス、エージェントを使用していて、
条件の設定を希望を伝えていたとしても、
なんでこのスカウトや通知が俺に来るんだ?という求人や職種、
企業からのスカウトばっかりになることはないでしょうか。
希望もしていないし、やろうという気がない求人のスカウトばかりで、
やりたいものや希望のものからの音沙汰や反応が全くない状態だと、
自分が考えている仕事に就けないのかな?と心が折れそうになります。
転職活動で心が折れるとき:応募資格有りが少ない
求人には経験や資格などから応募資格が設定されているものもあります。
記載されている経験がないからと応募してはいけないというわけではないでしょうし、
資格を満たしていなくても合格したという方もいるとは思います。
ですが、希望や興味がある求人の応募資格を見た際に、
自分がそれを満たしていないものばかりだ、という状態になると、
自分はそもそも市場価値がないんじゃないか?
希望している仕事に就くには自分は相応しくないのではないか?と、
応募する前から諦めムードになり心が折れてしまいます。
転職活動で心が折れるとき:現状や前の会社より条件が低い
転職活動をしようと思う理由は様々でしょうが、
現状や前の会社よりは待遇面や環境が良い会社を求めていることでしょう。
例えば、給与が高いとか休日が多いとか福利厚生が良いなどなど、
不満や悩みであった部分を転職で解決したいと考えるものです。
ですが、いざ転職活動を始めて条件に合う求人や紹介された求人が、
現状や前の会社よりも良いと感じられるものがない場合は、
えっわざわざ今より悪いところに行かないといけないの?と、
意欲も削がれますし、後悔に繋がり心が折れてしまうでしょう。
転職活動で心が折れるとき:書類選考で落ちまくり
求人に応募した多くの場合で書類選考が行われますよね。
書類選考を通過して面接やテストなどを経て内定となる流れが一般的ですが、
書類選考に通過しないで落ちまくると、
ある意味で選考のスタートラインにすら立てていない状態、とも言えます。
スタートラインに立つ前に、
はい、君はダメー!と言われているようなもので、
書類選考に落ちまくってしまうと、自分がダメな気がして心が折れてしまいます。
転職活動で心が折れるとき:面接は多いが決まらず自信喪失
書類選考が落ちまくってもショックではありますが、
やはり転職活動で心が折れるのは、面接で落ちてしまうことが続くときです。
書類選考の場合は、機械的に半分自動化して落ちたと知るだけですが、
面接になると直接会って話をした結果ですから、相手の顔や雰囲気もわかりますし、
良い感じだったのになんでやねん!と憤ったり、
面接の段階で手応えなし感があったり、面接官が小馬鹿にしてる感じがしたり、
といろいろな感情がわいてしまい、心が折れてしまいます。
また、面接は多いのに決まらないというのは、
スケジュール的には忙しかったりして、疲労も増しているので、
書類選考で落ちるときより、身体的にも精神的にもダメージが大きくなります。
転職活動で心が折れるとき:会社の悪い情報を目にする
応募しようと思った企業やスカウトが来た企業、
書類選考が通過した会社、面接を終えた会社などを、
検索した結果、ブラックだとか、負の情報ばかりが目に付くと、
不安になりますし、応募を取りやめたり、内定辞退をしたりと、
転職活動にブレーキをかけてしまうことがあります。
結果的にはその情報を見て辞めておいて良かったのかもしれなかったり、
助かったということになることもあるのですが、
自分が見てる求人の会社が悪い情報ばかりが出るものが続くと、
マシなとこや良いところへの転職が不可能な気になって心が折れていきます。
転職活動で心が折れるとき:社会から不要な気がしてくる
不採用が続いたり、自分が求めている仕事がない状況から、
自分が社会に必要がないのではないか?という気持ちになります。
また、失業中は生活が不規則になったり、
働いているときよりは自堕落になってしまうものです。
世間様は仕事しているのに、自分はしていないという気になったり、
収入がないのに買い物や家賃などでお金を失っていくと、
説明できない罪悪感みたいなものに襲われて、
自分は価値がなく社会から不要な存在なのだと心がバキバキに折れてしまいます。
転職活動で心が折れるとき:金銭的に厳しくなってきている
シンプルに仕事をしていない状態が続くので、
収入が途絶えたり、依然と同様に稼げているという状態ではなくなります。
そもそも生活に困らないお金を得られる状態であれば、
転職活動自体もそこまで必要ではないですし、心が折れることもないでしょう。
やはり日に日にお金が減っていくし、
貯金から考えても、最長でもこれぐらいまでしか持たないな、
などの計算から、仕事が決まらない、収入がない、
という部分のストレスや切迫した状況があるわけで、
焦っている中でどんどん追い込まれて行くと心が折れるじゃ済まない絶望になります。
転職活動で心が折れるとき:もう決まらないのでは?と思う
長い間、転職活動をし、多少の妥協も含めて定期的に応募をし、
面接も定期的に呼ばれているのに決まらないという状況が、
長く続けば続くほど、結局仕事決まらないのでは?
という感情が生まれてしまいます。
何をしても無駄な気がしたり、現実的にお金が無くなって行動に制限がかかったり、
精神的にも疲れてきて、社会に関わりたいと思えなくなることもあります。
どうせ決まらないと思うと、応募する気も面接を受ける気も失せます。
なぜならこれまでそこまで魅力を感じていないものばかりであったのに、
妥協して応募し、生活のために転職活動をしてきたのに、
それすら決まらないということで、転職活動へのモチベーションが潰えるからです。
心が折れるのはある種の挫折ですが、ここまでいくとあきらめの境地というか、
もう仕事する気すら起きないなということに繋がっていくこともあります。
転職活動で心が折れないために出来ることはあるか?
転職活動中に心が折れるのは、想像よりうまくいっていない場合がほとんどです。
ある意味で想定が甘かったということも言えるかもしれません。
また、自分の経歴や能力、自信や貯蓄などの経済状況によっても、
心が折れやすいか折れにくいかというのは変わってくるでしょう。
自分自身で、仕事が出来ないわけではないと思っていても、
相手の会社が能力をしっかり見抜いてくれるとは限りませんし、
そもそも引く手あまたのような、どのような会社も欲しがる人材である、実績がある、
というわけではないのであれば、うまくいかない想定はしておくべきです。
また、転職活動は心が折れるぐらい、
辛くなってしまったり悩む可能性もあるものだと思っておいて損はありません。
確かに不採用が続いたり、思うように転職活動が進まないとイラつきますし、
自信も失くして悩んだり不安を持ってしまうものです。
その際は、出来ることから始めたほうがいいです。
実際、貯金を崩してだけの生活だと想定スケジュールから逸脱してしまうと、
生活が厳しくなりますし、余裕がなくなります。
思ったように進んでいない場合は、副業やバイトでお金を稼ぎながら、
転職活動を気長に続けたほうがいいでしょう。
お金の不安が少し和らぐことで焦った妥協して転職に失敗というリスクも回避できますし、
収入はあるから焦らないでおこうと、心も折れずに前向きな転職活動に繋がるでしょう。