新規ドメイン、中古ドメインを問わずドメインを取得する際は、
ドメイン名に多少頭を悩ませることでしょう。
新規ドメインの場合は自由に決められますが、
中古ドメインの場合は見つけたものや売っているものから選ぶことになります。
ドメイン名という部分に絞ってドメインを取得する際にどうすればいいかを考えていきましょう。
欲しい文字列・好きな文字列のドメイン名があれば即決!
好きな文字列や欲しい文字列のドメイン名を見つけたのであれば、
迷わず手に入れていいでしょう。
予めこれがいいと考えていて、
その文字列が取得できる状態に新規、中古を問わずにあれば手に入れておいて損はないからです。
タイミング次第で手に入らなくなってしまうという可能性もゼロではないので、
文字列に文句のないドメイン名を発見したら悩む前に取得しておいたほうがいいと思います。
※あくまで文字列だけでドメイン名を決める部分に限定した際の話です。
サイトテーマやサイトタイトルのドメイン名は無難
中古ドメインの場合は難しいでしょうが、
これから作るサイト名やテーマに合致した文字列のドメイン名を取得するのはやはり無難です。
サイトやテーマを変更する際には違和感は生じてしまうでしょうが、
これから作成する、運用していくサイトに適した文字列のドメイン名であることにデメリットはありません。
取得する前にしっかりとテーマやサイト名を考えておくことは必要ですが、
考えた上で適したものに空きがあり取得できるのであれば取得したほうがいいでしょう。
内容に適した文字列というのは、ドメイン名の取得では基本的なことではないでしょうか。
短く覚えやすいドメイン名はメリットが多い
これは新規ドメインにも中古ドメインにも共通して言えることです。
短い文字列はパッと見た時に記憶にも残りやすいですし、
ドメイン名を伝える時にも楽というメリットもあります。
また、サイトのURL構造を考えていく上でも、
長くなり過ぎずにスッキリと見えてわかりやすいという面もメリットです。
短ければなんでもいいというわけではありませんが、
短くて端的にサイトを表せられるようなドメイン名を考えたり取得するといいでしょう。
長いと入力も面倒になりますので、短いと直接入力もしやすいですよね。
文字列が長すぎるドメイン名は避けた方がいい
短い文字列のドメイン名が良いと言ったので長いより短くという意識は持っていると思います。
長すぎるドメイン名は単純に見にくいですし、不格好です。
中古ドメインの場合も短いドメインの方が価値があるとされていますし、
極端に長いものはリスクも高いと言われています。
長さは人それぞれの感覚になるでしょうが、
基準として5~10文字前後にドメイン名は抑えるように考えておいたほうがいいでしょう。
短いのとは逆で、長いと単純に覚えられなかったり、入力も面倒ですよね。
ハイフンはドメイン名に多用しないほうがいい
よく見る英数字の他に半角のハイフンなどの記号もドメイン名には利用できますが、
こだわりがなければ使わないほうがいいです。
特にデメリットがあるわけではないのですが、
ハイフンがないドメイン名の方が価値があるという認識が多くされているからです。
ひとつぐらいはあってもいいでしょうが、
多用することは避けて必要性がないのであればハイフンを使わないでおくということを覚えておいてください。
ハイフンを入れることで取得できたということもありますが、多く入れないようにすることだけは覚えておきましょう。
意味不明なドメイン名は避ける
新規で取得する際に敢えてやる方はいないでしょうが、
中古ドメインの場合は避けたほうが安全です。
暗号のようなデタラメな文字列で構成されているような、
意味不明な文字列のドメイン名は自動生成やスパムなどの可能性が高いので危険です。
特に中古ドメインの場合は意識しておきたいものです。
新規ドメインの場合はこのようなドメイン名を使おうとか取得しようと考える方はいないでしょうが、
たとえ面倒でもしっかりとした文字列を考えてください。
中古ドメインの選定時に意識しておくとリスク回避になるでしょう。
数字を含まない文字列のドメイン名にする
新規ドメインの場合は必要性があるならば数字を含んでいても問題はないと思います。
まぁ含まなくても良いならわざわざ数字を入れないでもいいというのが個人的な意見です。
年号とかを入れるドメイン名もありますが限定的な印象を与えてしまいますので、
限定的な目的でなければ避けたほうがいいと思います。
中古ドメインの場合は、数字を含むものを避けたほうが良いとハッキリと言えます。
全部が全部ではないですが、数字を含むものも自動生成やスパムである可能性が高いからです。
また、中国のドメインも数字を含んでいる可能性が高いので、
中古ドメインの場合は数字が含むものを避けたり注意すると良いでしょう。
末尾が数字のものとかは特に自動生成の可能性が高い特徴があります。
日本語ドメインは慎重に決める
日本語ドメインの場合、英数字のドメインよりサイト内容やテーマ、
サイトタイトルを強く意識して取得したいところです。
汎用性という面で著しく劣るという面があるからです。
特に日本語であるがゆえにサイト内容とちぐはぐだと違和感を我々日本人は特に強く持ってしまいます。
また、日本語ドメインにするサイトは特に日本人向けでしょうから、
慎重に決めて使いまわしも効かないと思っておいたほうがいいでしょう。
日本語ドメインにする必要がないのであれば日本語ドメインじゃなくても良いと思いますし、
日本語ドメインはPunycode変換されてしまうので事前にしっかりと考えておくことが求められます。
また、日本語ドメインがSEOに強いということも特にありません。
トップレベルドメインは好きなので構わない
トップレベルドメインとは「.com」とか「.net」とかのことです。
取得したい文字列に空きがなければ、
トップレベルドメインを変更して探してみるなどで空きが見つかるかもしれません。
トップレベルドメインはどんどん増えてきており、取得できる数も多くなってきています。
また、トップレベルドメイン毎に取得費用や更新費用も異なるので注意してください。
ですが、利用するという面で考えれば特にどのトップレベルドメインで取得したとしても問題はありません。
文字列との組み合わせや響き、費用などからトップレベルドメインは考えて問題ないでしょう。
GoogleもトップレベルドメインによってSEOでの差は生じないと発言しています。
ドメイン名はしっかりと決めて取得しよう!
なんでもいいとか、適当でいいと考えずに、
ドメイン名はサイトの看板や名刺になりますので慎重に考えて取得しましょう。
また、良いドメインで良い文字列であればサイトを手放すときに高く売れるかもしれません。
サイトの価値を表す指標にもなりますし、
ドメイン名の決め方は重要です。
新規ドメインであっても中古ドメインであっても、
サイトに対して適切なドメイン名を選択できるように考えておきましょう。
ドメインは取得するのは簡単ですが、
取得後にドメイン名は変更ができませんのでドメイン名をしっかりと考えて決めることが大事です。