仕事が早く片付いたり、本当にやることがなくなって、
仕事が暇でやることがない!という状況になることは、
会社で働いていても起きることはあります。
ですが、仕事が暇でやることがないという状況でも、
多くの会社では、帰ることができないという地獄の思いをさせてくれるのです。
仕事が暇なのに帰らせない愚かな会社ばかり
仕事が暇なら帰りたいと思うのが人間の感情として普通です。
なぜなら暇なのですからね。
暇ということは会社にいる必要がない、もっと言えばやる仕事がもうない、
という状態なわけですから、帰るという選択以外あり得ない状態です。
ですが、いくら仕事が暇でやることがなくても定時までじっとしている、
ということを当たり前にしている愚かな会社ばかりです。
なぜ帰らせない?という誰もが思うことを無視し続けているのです。
![仕事から帰りたいと思うのは当たり前!会社や仕事から帰りたいと思うのが普通な理由](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2019/12/Its-natural-to-want-to-return-from-work-Reasons-why-you-usually-want-to-return-from-work-or-work-320x180.jpg)
仕事が暇でやることがないのに会社にいる時間は地獄
ただでさえ会社にいる時間は苦痛を伴う時間です。
行かないで済むなら行かないを選択する場所ですからね。
また、時間も自由も制限され拘束される場所である会社にいる理由は、
仕事をするためという仕方ない要素でいるわけです。
その仕事が暇でやることがない状態であれば、
もはや、会社にいる理由は全くない状態なわけですが、
それでも会社にいなければならないという時間は地獄でしかないわけです。
![仕事が暇でつらい?仕事が暇すぎてストレスを感じる原因と対処法!](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2019/11/Are-you-having-a-hard-time-working-Causes-and-measures-to-feel-stress-due-to-work-too-much-320x180.jpg)
仕事がないのに帰らせない理由が理解できない
そもそも仕事をする場所である会社に仕事がない状態なのに、
無駄に会社に留まらせている理由が理解できません。
いやいや仕事なんて探せばある!と抜かす方もいるでしょうが、
今日は暇だな、もう今日は仕事しなくてもいいな、
って状態を一度も経験したことはないのでしょうか?
経験したことないなら、仕事に励んでいればいいわけで、
この暇でも会社から帰れない地獄を味わったことがないということでしょう。
しかし、会社にいて暇な日というのはけっこう体験した方はいるはずです。
暇でも帰れない、暇でも仕事してる風で時間を潰す、
これって経営的にも無駄な感じがするのですが、帰らせない理由はどこにあるのでしょう。
仕事が暇なら帰るということを阻止するメリットが何ひとつない気がします。
![「仕事を頑張る」が仕事を増やす・残業するという間違った仕事の頑張りで価値観が止まっている問題](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2019/12/The-problem-that-values-are-stopped-by-the-hard-work-of-wrong-work-that-work-hard-increases-work-or-overtime-320x180.jpg)
時間で労働を考えるから生産性が上がらない
実際、何時から何時までいれば、仕事をしようがしまいが、
給料が振り込まれるという仕組みの会社がほとんどです。
この仕組みのおかげで出社してもサボったり、
まったく仕事ができないボンクラでも人並みの給料がもらえるわけですが、
生産性という部分を全く考えていないシステムですよね。
例えば、与えられたというかやるべき仕事量をこなすのに、
ある人は8時間かかる、ある人は1時間で終わらせられる、
ということでも、同じ給料だったりしますし、
8時間かかる人は忙しい感じになるでしょうが、1時間で終わる人は7時間暇です。
また、暇でつらいからと違う仕事をして、生産性は8時間かかる人より、
もの凄く大きいにもかかわらず損をした感じになってしまいますよね。
定量的な仕事量というのはわかりにくい部分ではありますが、
決まった仕事をこなすという場合でも、早く終わっても帰れないというのはありますし、
早く終わって帰るとその分、給料は減るという、
生産性や効率を全く考えていない給与システムが、
仕事が暇でも帰らせない理由なのかもしれません。
![残業好きの「残業したい勢」と「残業を評価する風潮」がある限り残業がなくならない理由](https://ksmtk.net/wp-content/uploads/2019/12/The-reason-why-overtime-will-not-disappear-as-long-as-there-are-motivation-to-work-overtime-and-the-trend-to-evaluate-overtime--320x180.jpg)
仕事が暇なのに帰れないで人生の多くの時間が無駄に
1日の勤務時間は、基本的には8時間ぐらいでしょうか。
出勤、帰宅の時間も考えればプラスして1時間から2時間は加算されるので、
10時間~前後は基本的に毎日、会社や仕事に関わる時間として失われるわけです。
1日は24時間しかないので、残りは14時間あるかないか、
しかも疲労やストレスを抱えて明日に備えるためには8時間は睡眠をしたいですよね。
また、一般的にも8時間程度は睡眠をとるべきと言われています。
そうであれば、残りは6時間あるかないか、
あるかないかで言えば、6時間も自由時間はないと言えます。
帰ってから家事やら買い物など、生活のためにとられる時間もありますからね。
1日の自由時間が6時間もない中で、
仕事が暇だから帰りたい、と思わない方がおかしいです。
帰れるなら、帰っても問題ないなら、帰らせろよ!となって当然です。
また、早く仕事を終わらせて早く帰れるようにする、という考えを、
会社が持たなければいけないでしょう。
残業の制限などは動いていますが、残業は必要な場合は必要なんで、
制限より、臨機応変な働き方を考えろよと思います。
8時間はいるのが普通を考え直して、
社員全員が、3時間で仕事終わらせて帰るようにする!
という気持ちで臨んだ方が生産性は高まるでしょうし、
実際に、仕事を早く片付けた人は定時前であっても帰れるようにすることに、
なんら問題はないのではないでしょうか。
時間を拘束した働き方の考え方より、処理速度や効率を考えた勤務体系にしたほうが、
暇なら帰れるし、忙しい日も早く終わらせようと頑張れる気がしませんか?