曖昧な部分を何となくで評価したり、
勝手な思い込みでサイトの価値を考えてはいませんか?
あるいは、SEO対策を施したりSEO業者を利用したことで、
サイトに価値がある、価値が生まれたなどと妄想レベルの勘違いをしてはいませんか?
本当の意味で価値があるサイトであるかを見極めるポイントをご紹介します。
サイトの価値は本質から客観的に考えるべき
サイトの価値を、本質や客観的事実から考えなければ、
無根拠の思い込みで間違ったまま運用を続けて、無駄金になってしまったということになります。
細かい部分を除き、客観的事実を基に本質的な価値があるかどうかということを判断しなければ、
いいカモにされて金をむしり取られるだけになるか、
間違った考えのまま成功しないで終わるでしょう。
今回は、3つのポイントから考えていきます。
客観的に見て3つのポイントの内のいずれかに該当すれば、
価値があるサイト、価値を得る可能性が高いサイトであると判断できます。
※リリース直後ではなく、半年程度は運用してから判断や分析することをオススメします。
1.狙ったキーワードで上位獲得が出来ているサイト
運用しているサイトが狙ったキーワードで上位を獲得できているサイトであれば、
価値があると考えてもいいでしょう。
ただし、狙ったキーワードに実があり成果等に繋がっている場合にはなります。
どうでもいいキーワードや複合キーワードを作り出して、
上位獲得してもサイトに貢献していなければ意味がないからです。
まぁ常識的に考えて狙うキーワードが無意味なものではないとは思いますが。
SEO業者の中では1位を獲ることばかり考えていて能力もないので、
どうでもいいキーワードや意味不明なキーワードで1位を獲って成果というアホもいます。
ですから、働いているキーワード、役に立っているキーワードで上位かどうかで考えてください。
効果的なキーワードで上位を獲得できているのであれば、
サイトに価値があると考えてもいいでしょう。
上位のキーワードがどのような役割や影響をサイトに与えているかで考えてください。
検索順位は流動するので依存は禁物
ただ、検索順位に関しては注意点があります。
順位は日々変化してますし、いつ上位じゃなくなるかも予測はつきません。
また、上位になれる保証も維持する確実な方法もないということです。
このような不安定な要素であるということを理解しておく必要がありますし、
検索流入や順位に依存しているような状態は危険とも言えます。
今は上位にいるからと言ってこの先ずっととは限らないということと、
あまり検索順位だけを見て価値を判断し過ぎないようにしておくべきです。
リピーターが少ないサイトなどは特に注意が必要でしょう。
2.多くのユーザーに利用や支持を得ているサイト
サイトがどのような経路にせよ、
多くのユーザーに利用されていて支持を得ているサイトは価値があるといえます。
順位などに関係なく、サイトが価値を提供できていて需要もある状態ということです。
多くの人が訪れて利用されるサイトは、
存在している価値がありますし、
需要があるということは価値があると考えているユーザーが多いとも言えます。
逆に言えば、検索順位で上位を獲得していたとしても、
ユーザーが訪れていない状態のサイトは価値があるとは言えないということです。
サイトのデータから価値を読み取ることが一番重要です。
3.何かしらの利益を生んでいるサイト
成果で考えると曖昧なので、
サイトから売り上げが発生しているなどの利益を生んでいるサイトは、
価値があると言えるでしょう。
利益を生むにはサイトの質も必要ですし、
ユーザーからの利用や支持も当然なくては成り立ちません。
ということから考えるに、多い少ないはサイトにより差はあるでしょうが、
利益を生んでいるサイトは価値があると考えてもいいでしょう。
逆に、ユーザーに利用されているのに利益がない、
検索順位の上位だけど利益がないという状態であれば改善しなければなりません。
このようなサイトは価値がないとは言い切れませんが、
ビジネスモデルや訴求の仕方に問題があり、
ポテンシャルを活かせていないという問題があるでしょう。
成果はあるが利益がないのはサイトの価値というよりは、
運用やビジネスモデルの問題と考えていいでしょう。
成果と利益では問題の質が違ってきます。
サイト価値の誤った考え方
サイトの価値を誤った部分で考えてしまう方がいます。
運用者にもいるでしょうし、
SEO業者にも誤った観点から価値があると言っている無能な業者も存在します。
価値があるなら、成功していないとおかしいわけです。
成功していないのに価値があるから問題ないという考えであれば、
じゃ何をすればいいか分からないといっているのと同じです。
価値は成功と比例しています。
SEO対策をしたかなどや予算をいくらかけたからという部分では価値は測れないのです。
SEO的に問題ないなどもSEOが出来ていないのに言う業者もいますよね。
ドメインスコアはサイトの価値ではない
中古ドメインなどを利用している、しようとしている方に多いですが、
ツールなどで測定したドメインスコアが高い=価値があると思い込んでいる方がいます。
ドメインスコアはスコアでありただの目安ですし、ツールにより異なります。
また、検索順位はスコア順に並んでるわけではないので価値や評価とは関係ないのです。
もっと言えば、手動ペナルティのドメインでも測定すればスコアが高いものも多くあります。
スコアが高いから価値があるは何の根拠もないということです。
スコアや価格が高いドメインを利用して思考停止になっている方や業者がいます。
リンクの数や質も関係ない
質が高いリンクは効果的ですが、
受けているサイト自体が機能していなければマイナスではなくても価値があるとは言えません。
数があればいいと考える時代遅れの業者もいますが、
数も同様で多くあったところでサイトの価値には結び付きません。
むしろ、リスクです。
リンクの量や質の良いリンクがあるからサイトに価値があると考えるのは、
とても浅はかな考え方です。
じゃ実際のところサイトはどうなってる?という部分まで考えていないのであれば、
どのような部分で良いものがあっても価値を判断できるわけがないからです。
サイトの価値はサイトの働きで考えるべき
サイトごとに求める働きや目的は異なるでしょう。
実際にサイトに対して課している働きや目的を達せているかどうか、
の部分を中心にサイトの価値は考えるべきです。
もちろん、前提としてGoogleからしっかり評価がされていて、
ユーザーに利用されているという部分は必須要素です。
これらを踏まえた上で、スコアやリンクなどではなく、
サイトが考えや狙い通りに働いていて、成果や利益をもたらしているという部分まで見て、
サイトに価値があるかどうかを考えることが出来るのです。