古い体質の会社は無駄が多かったり、ストレスが多かったりと、
働きにくいと感じてしまうことが多くあります。
古い体質のすべてが悪いわけではありませんが、古い体質の会社は、
柔軟性がなく、極端であったり、カビが生えたルールや文化に支配されている、
というような、時代遅れな窮屈な会社の可能性が高いと考えられます。
日本企業は特有の文化やルール、マナーの側面が強い部分がありますが、
働きにくいし、アホくさいとしか言いようがないような古い体質の会社の特徴を紹介します。
時代遅れの人事評価制度を刷新する~そのパフォーマンス・マネジメントは価値を生み出していますか?~
- 古い会社=古い体質の会社ってわけではない
- 古い体質の会社の特徴:服装・髪型のルールが細かい
- 古い体質の会社の特徴:制服がある
- 古い体質の会社の特徴:アナログ業務が多く残っている
- 古い体質の会社の特徴:ITアレルギーレベルに嫌っている
- 古い体質の会社の特徴:女性用の業務がある
- 古い体質の会社の特徴:研修や合宿などがある
- 古い体質の会社の特徴:強制的な社内イベントがある
- 古い体質の会社の特徴:残業が偉いという考え方
- 古い体質の会社の特徴:定時に帰りにくい空気がある
- 古い体質の会社の特徴:週休2日ですらない
- 古い体質の会社の特徴:飲み会や接待文化が強い
- 古い体質の会社の特徴:社歴重視で年功序列
- 古い体質の会社の特徴:朝礼など集会がある
- 古い体質の会社の特徴:コネ入社や親族が関与してくる
- 古い体質の会社の特徴:掃除や当番などが課せられる
- 古い体質の会社の特徴:説教やマウントが露骨にある
- 古い体質の会社の特徴:口だけのやつが上にいる
- 古い体質の会社の特徴:電話を重要視している
- 古い体質の会社の特徴:無駄な会議が多い
- 古い体質の会社の特徴:稟議や承認・ハンコ文化が強い
- 古い体質の会社とブラック企業は似ている部分が多い
古い会社=古い体質の会社ってわけではない
古い体質の会社と聞くと、古い会社を思い浮かべる方もいるでしょうが、
必ずしも、古い会社が古い体質の会社というわけではありません。
新しい会社やIT系ベンチャーであっても、古い体質の会社はありますし、
表向きは古い体質を隠していても、入社してみたら古い体質過ぎてヤバい、
という会社も多くあるので、注意が必要です。
企業の創業年数に関わらず、古い体質の会社は存在しますので、
古い体質の会社と考えられる特徴に当てはまっている部分があると感じたら、
一気に窮屈な会社になる可能性があるのかもしれません。
古い体質の会社の特徴:服装・髪型のルールが細かい
服装や髪型が自由という会社でなければ、ある程度のルールはあるでしょう。
スーツ着用とかもある意味で多くの会社員の中でルールになっていますよね。
ある程度の服装の指定があるのは仕方がないことかもしれませんが、
細かすぎるルールがあるのは古い体質と言ってもいいでしょう。
スーツであってもシャツの色やネクタイの色、靴の指定まである場合や、
髪の長さや髭の有無など、学校じゃないんだからというぐらいに、
そこまで細かく規定する意味ってあるか?って感じてしまいます。
古い体質の会社の特徴:制服がある
業務によっては、制服が必要になることもありますが、
いわゆるオフィスワークで制服がある会社は古い体質かもしれません。
細かすぎる服装の指定に通じる部分がありますが、
個性を消して組織に染める手段として制服を利用している面があるのであれば、
古い体質の会社員であり、窮屈な会社と考えていいかもしれません。
古い体質の会社の特徴:アナログ業務が多く残っている
アナログでやる意味ないじゃんというようなレベルで、
アナログ業務に固執しているような会社は古い体質でしょう。
おそらく、これまでやってきたようにやりたいという変化を嫌っている、
アナログ業務がなくなるとやることがなくなる層が多い、
などの無駄が多い会社である可能性が高いでしょう。
無駄なことに無駄に時間をかけることを良しとしている風潮も強いので、
効率化や生産性などとは縁がない会社といえるでしょう。
古い体質の会社の特徴:ITアレルギーレベルに嫌っている
アナログ業務が多いのに通じて、IT導入やPCの利用などを、
よくわかってもいないのに否定する会社や人間はいます。
便利になるとはわかっていても毛嫌いしているなどであれば、
これまでの状態からの変化を嫌っていたり、
自分がわからないことが入ってきて自分が無力化するのを恐れているような、
自己保身の考えや自己都合で動いている人間が多いのかもしれません。
古い体質の会社の特徴:女性用の業務がある
女性に特化した業務が多い会社は古い体質かもしれません。
たとえば、お茶出しは女性にやらせるとか、
受付業務であったり、秘書業務などを女性に特化している会社は、
古い価値観や体質が強いといえる部分があるでしょう。
受付業務や秘書業務を女性がやることは否定はしませんが、
女性の仕事はこれ!と決めつけているようであれば、危険かもしれません。
古い体質の会社の特徴:研修や合宿などがある
研修や合宿は適切にやれば無駄ではありませんが、
部活のような理不尽な研修や合宿のスタイルが残る会社は、
古い体質の会社と考えてもいいでしょう。
洗脳研修や自由を奪われるような合宿を行っているのであれば、
古い体質どころかブラック企業と言ってしまってもいいでしょう。
教育や指導という言葉を誤って解釈している会社は少なくはありません。
古い体質の会社の特徴:強制的な社内イベントがある
土日などの休日や就業時間以外に強制的な社内イベントがある会社は、
古い体質があると考えてもいいかもしれません。
プライベートの時間を軽視しているのか、
会社の行事を優先するのが当たり前という考えが根強い可能性があり、
柔軟な働き方やワークライフバランスなどを得ることはできないかもしれません。
仕事や会社が優先すべき一番のことという考えに支配されているようであれば、
さまざまな場面で働きにくさやストレスを感じる要因となるでしょう。
古い体質の会社の特徴:残業が偉いという考え方
残業が多い時点で問題がある会社ともいえますが、
残業が多いことを頑張っている、偉いなどと評価する会社は危険です。
残業は減らすことや生み出さないことが求められている中で、
残業を評価する風潮や考え方を持っているのは、
時代にそぐわない価値観であるといってしまってもいいでしょう。
会社がそうでなくても上司や管理職には残業賛美の人間は多いので、
このような上司の下で働くのは最悪と言ってもいいでしょう。
古い体質の会社の特徴:定時に帰りにくい空気がある
残業賛美の会社は定時に帰りにくい空気が生まれてしまいます。
つまり、定時に帰りにくい空気があるのであれば、
残業賛美の風潮が強く、古い体質の会社と考えられるということです。
定時に帰るのを珍しい目で見られたり、ダメなヤツという扱いをされるのであれば、
古い体質の会社というよりも、狂った会社だと早めに見切ったほうがいいでしょう。
古い体質の会社の特徴:週休2日ですらない
週休2日も当たり前になったことですし、週休3日も議論されている中、
いわゆるオフィスワークの仕事で、土曜半ドンや土曜出勤がある会社は、
古い体質の会社といってもいいのではないでしょうか。
業務内容や業種によっては一概に言い切ることはできませんが、
基本的に週休1日のような働き方が当たり前の状態は、
時代に適した働き方とはあまり言えないでしょう。
古い体質の会社の特徴:飲み会や接待文化が強い
飲み会に参加しないと不利になるなどの会社は古い体質かつ悪質です。
また、無能が取り仕切っている会社といってもいいでしょう。
接待文化が強い会社も同様ですし、接待費や会社の金を自分の金のように使う社長の場合もあります。
公私混同が強い側面や村社会要素が強い面があるので、
このような会社は古い体質でもありまし、ヤバい会社といってもいいでしょう。
古い体質の会社の特徴:社歴重視で年功序列
能力や成果ではなく長くいるだけで評価される、
また、中途採用に厳しく、新入社員優遇が強いなど、
転職というものを否定しているかのような会社は、
古い体質の会社といってしまってもいいでしょう。
とにかく長く勤めていれば何もなくても評価が上がるという面では、
楽な部分もあるでしょうが、ずっと安定して勤めていられる保証はないので、
スキルや実績を高めるのには適した環境とはいえないでしょう。
古い体質の会社の特徴:朝礼など集会がある
朝礼などの集会があるような会社は古い体質でしょう。
訓示や標語を言う、などであれば無駄の極みとしか言いようがありません。
また、エピソードトークなどをする会社もありますが、
時間の無駄なだけですし、効果もないことを良しとしているのであれば、
何も考えていないだけのルールや決まりだからと思考停止しているアホが、
取り仕切っていたり、思い付きでやっているだけの状態といえるでしょう。
古い体質の会社の特徴:コネ入社や親族が関与してくる
コネで入社させたり、知り合いをひいきしたり、
最終的には親族を登用したりするような会社は、
古い体質というより、暴走している会社といってもいいでしょう。
ワンマン社長の会社はこのような状態になる場合があり、
暴走を続けて、身の回りにはイエスマンしか残りませんし、
愛想を尽かされてしまうことも多いので、親族を登用するしかなくなります。
急に身内で固めようとし出したのであれば、とくに危険性が高いので注意しましょう。
古い体質の会社の特徴:掃除や当番などが課せられる
業務に関係のない、掃除や当番を課せられるような会社は、
古い体質の可能性も高く、無駄が多い会社といえるでしょう。
また、どんどんルールが増えていく傾向も強く、
前にはこんなことしなくてよかったのにというような、
業務に関係ないことが課せられることが増えるのであれば、
古い体質というよりも迷走しているアホな会社かもしれません。
古い体質の会社の特徴:説教やマウントが露骨にある
人目があるところや理不尽に説教やマウントが露骨な会社は、
古い体質でもありますし、ヤバい会社ともいえるでしょう。
まぁ無能は説教やマウントしかすることがないともいえますし、
これらをすることで自分の地位を保持しようとしているだけですので、
上司などに説教やマウントをしてくるカス野郎がいるのであれば、
ぶっ飛ばしてしまうか、さっさと辞めたほうが身のためでしょう。
古い体質の会社の特徴:口だけのやつが上にいる
なんでこんな無能がのさばっているのか?と思うこともあるでしょう。
口だけの害悪でしかないカスが上にいるような会社は、
古い体質の会社といってしまってもいいでしょう。
おそらく成果や実績などを考慮しないで、
雰囲気や年齢、勤務年数、社長の好き嫌い、おべんちゃら、
などの仕事には何もプラスにならない要素で評価を勝ち取っただけのゴミです。
また、これらの要素で評価される会社ということは、
まじめに仕事をしている人間より、気に入られた奴が評価されるので、
古い体質の会社以前におかしな会社ということです。
古い体質の会社の特徴:電話を重要視している
連絡手段として電話を重視しているのは、古い体質の会社かもしれません。
電話の受け方やかけ方などはマナーもうるさいですが、
電話以外の手段を利用していない状態であれば、古い体質と考えていいでしょう。
使っていてメールぐらいで、連絡手段や情報共有手段が電話やメールに限定されているのであれば、
円滑なコミュニケーションを取ることは難しいですし、
IT導入などの考えが薄い可能性も高く、古い体質の可能性が高いでしょう。
古い体質の会社の特徴:無駄な会議が多い
会議が仕事と考えている会社や上司は多くいます。
しかし、会議ほど減らすべきものはありませんし、
効果的な会議なんておこなえている方が少ないでしょう。
無駄な会議が多い、誰かのためだけの会議でしかない、
というような会社は古い体質と考えられるのもそうですが、
効率が悪い、残業を重視するような非生産的な傾向が強いかもしれません。
古い体質の会社の特徴:稟議や承認・ハンコ文化が強い
何をするにも稟議や書類提出が必要であったり、
ハンコを貰うのに時間や手間がかかるような仕組みの会社は、
古い体質の会社といえる要素が強いかもしれません。
ハンコを押すだけの置物のような人間がのさばっているかもしれませんし、
手続きの面でも効率的とは言えない状態を良しとしているのは、
古い体質の会社の特徴が多いと考えることができます。
古い体質の会社とブラック企業は似ている部分が多い
古い体質の会社の特徴は、ブラック企業と似ている部分があるかもしれません。
古い体質のすべてがブラック企業につながるわけではありませんが、
働きにくさや、ストレスの多さ、プライベートを軽視する風潮などは、
ブラック企業に通じる部分があると考えていいでしょう。
うちの会社は古い体質だから、と感じているのであれば、
ブラック企業に該当する可能性も考えてみる必要性もあるかもしれません。
どちらにせよ、働きにくいと感じる会社に長くいるのは得策ではありませんので、
古い体質の会社と感じて窮屈な思いをしているのであれば環境を変えたほうがいいでしょう。
時代遅れの人事評価制度を刷新する~そのパフォーマンス・マネジメントは価値を生み出していますか?~